Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜のJCのこと

2022-11-22 | 競馬日記

 日曜27日はいよいよジャパンカップ(JC)ですね。国際GⅠレースであるのにもかかわらず、最近は日本馬が上位を独占するのが当たり前になってしまって、外国馬の参戦自体が減っているのはゆゆしき事態です。海外調教馬で3着以内に入ったのは、2006年3着のウィジャボードが最後とのことです。それから何と今年で16年です。2006年のJCというのは、凱旋門賞でよもやの失格となったディープインパクトが再起を賭けて1着になったあのレースです。私は、ウィジャボードを軸に3連単で勝負したのでよくおぼえています。知人からは、ディープを軸にしないなんて、「非国民」だと罵られましたが(笑)。

 今年参戦する日本馬の顔ぶれを眺めると、シャフリヤール、ダノンベルーガ、デアリングタクトが3強で、これにハーツイストワールがどこまで絡めるかというのが大方の見方かと思います。外国馬は4頭登録されていますが、去年(5着)に続いて参戦するグランドグローリー(今年の凱旋門賞も5着)とオネスト(同10着)の2強は、血統的には欧州血脈が強い感じがします。特にオネストはコテコテの欧州血統ですので、東京競馬場の良馬場は合わない気がします。不良ではなく、せめて重馬場にでもならないと厳しいのでは…。シムカミルは、2頭にくらべれば、まだ日本の芝向きかも知れませんが、格下の印象は拭えません。それならば、同じ格下でも4頭目のテュネスは母系にJCを制したランド(懐かしい!)の父アカテナンゴがいるので、こちらは見所が大いにあるように思います。

 日本馬に勝って欲しいのはやまやまですが、2005年のアルカセット(これも懐かしいなあ)以来、海外馬の1着はないそうですから、たまには海外馬にもいい思いをしてもらわないと、(歴史的)名馬の「日本離れ」が進んでしまうと思うので、今年は、今のところ、テュネスを軸にして少し事前の調べをしてみようかと考えています。日本馬ではダノンベルーガでしょうか。

 

 


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