月曜からテレビはジャニーズ事務所の話ばかりやってますが、ジャニー氏の「悪事」など業界関係者で知らない人はいなかったわけで(「噂」ってレベルなら、田舎に住んでる私のような者でさえ、話を聞いたことがあります)、今になって「正義」を振りかざして「右向け右」で「一斉砲撃」しているメディアの報道ぶりには閉口します。「被害者への補償」は必要でしょうけど、そこにばかり焦点が当たるのは、問題の矮小化というか、すり替えじゃないかと思いますね。
さて、「時評?」よりも今度の三日間開催のレース予想です。昨日の日曜東京・毎日王冠に続き、月曜には京都競馬場で、伝統のGⅡ京都大賞典が組まれています。去年はここを勝ったヴェラアズールがJCまで制しましたし、秋の天皇賞も見据えた重要レースです。同馬は今年も出走しますが、今回は斤量59㌔です。はたして連覇はなるんでしょうか。
京都大賞典【2023年10月9日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
京都大賞典の過去10年データ、好走馬一覧(2023年10月9日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
昨年と一昨年は阪神開催でしたので、この2年を除き、京都競馬場で施行された2011~2020年の10年間で3着以内に入った延べ30頭の傾向を押さえてみます。
1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
〇宝塚記念 13頭 (ディープボンド⑤5着 ボッケリーニ⑥7着 ヴェラアズール⑨8着)
〇天皇賞・春 4頭 (アイアンバローズ⑯13着)
〇新潟記念 2頭 (インプレス⑩3着 プラダリア③4着 マイネルウィルトス④10着)
〇大阪杯 2頭 ★GⅡ産経大阪杯時代含む(※該当なし)
〇丹頂S 2頭 (※該当なし)
2)性齢
〇3歳 0頭 〇4歳 11頭 〇5歳 10頭 〇6歳 5頭 〇7歳 4頭
〇牝馬 2頭 〇騸馬 2頭
4・5歳が中心ですが、6・7歳の健闘が目につく印象です。特に今回出走する7歳馬のボッケリーニとヒンドゥタイムズは去年6歳時のレースで2、4着でした。今年も上位にくい込んでくるでしょうか。
3)斤量
ハンデ戦ではなく別定戦ですが、念のため斤量の散らばりも押さえておきます。
〇55㌔以下 2頭 〇56㌔ 11頭 〇57㌔ 10頭 〇58㌔ 6頭 〇59㌔ 1頭
2011年、ローズキングダムは59㌔を背負って①番人気で勝ちましたが、同じく今回59㌔を背負うヴェラアズールはどうなるでしょうか。
4)血統
父系はディープインパクト(サンデー系)とキングカメハメハ系が二分する勢力です。一応確認しておきますと、
◆父ディープインパクト系
・ゼーゲン(父ディープインパクト)
・プラダリア(父ディープインパクト)
・インプレス(父キズナ=ディープインパクト産駒)
・ディープボンド(父キズナ=ディープインパクト産駒)
◆父キングカメハメハ系
・サクセスシュート(父ドゥラメンテ=キングカメハメハ産駒)
・ヒートオンビート(父キングカメハメハ)
・ビッグリボン(父ルーラーシップ=キングカメハメハ産駒)
・ボッケリーニ(父キングカメハメハ)
5)JRAホームページのデータ分析:前走GⅠ組、重賞ウイナー
JRAのホームページのデータ分析では、前走GⅠを走っていることと重賞ウイナーであることが強調されています。(データ分析:京都大賞典 今週の注目レース JRA)
上に一部重複しますが、該当するのは、
◇前走GⅠ組
・アイアンバローズ(天皇賞・春 ⑯13着)
・ヴェラアズール(宝塚記念 ⑨8着)
・ディープボンド(宝塚記念 ⑤5着)
・ボッケリーニ(宝塚記念 ⑥7着)
◇重賞ウイナー
・アフリカンゴールド(22年・GⅡ京都記念 ⑫1着)
・ウインマイティー(22年・GⅢマーメイドS ⑩1着)
・ヴェラアズール(22年・GⅠJC ③1着 など)
・ディープボンド(22年・GⅡ阪神大賞典 ①1着 など)
・ビッグリボン(23年・GⅢマーメイドS ①1着)
・ヒンドゥタイムズ(23年・GⅢ小倉大賞典 ②1着)
・ヒートオンビート(23年・GⅡ目黒記念 ④1着)
・プラダリア(22年・GⅡ青葉賞 ④1着)
・ボッケリーニ(23年・GⅢ鳴尾記念 ⑤1着 など)
5)宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を挙げておきます。
・アイアンバローズ 4・5・3・13
・ゼーゲン 4・0・1・14
・ディープボンド 5・5・1・12
・ボッケリーニ 7・8・2・9
ヴェラアズールは今回は斤量59㌔でもありますし、去年のような勢いがあまり感じられないので、やや苦しい感じです。ここは斤量57㌔ならば、人気になってもディープボンドを中心と見るのが妥当なところだと思います。ただ、善戦はするが勝てない馬ですので、前に出た馬にあと一歩届かないというシーンも考えられます。二番手以下は、ヒートオンビートやボッケリーニ、プラダリアあたりでしょうが、大穴でねらいたいのはアイアンバローズです。ステイヤーの資質に秀でた馬なので、この距離はちょっと短いのですが、もし相手がディープボンドだとすれば、去年の阪神大賞典で同馬には0.1秒差の2着ですから、好勝負になると思います。おそらく今回人気薄は必至なので、休み明けでも、何とかしてくれないかと期待します。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日の関東は雨降りで気温も下がるそうです。急な気温変化にはくれぐれもお気をつけください。
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