桜花賞、皐月賞が終わって、今週はGⅠシリーズの谷間の週です。土曜は三場開催の福島でだけ重賞レースがあります。三場予想は年寄りにはきついのですが(笑)、これも少し「予習」して目星をつけておきたいと思います。
福島牝馬ステークス【2023年4月22日福島11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
福島牝馬ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年4月22日福島11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
レースの特徴を先に申しますと(これはJRAのHPにありましたが)、芝の中距離戦でありながら!サンデーサイレンス系あるいはディープインパクト産駒が、連には絡めても勝つことはできない、という(福島らしい)「特異」なレースです。去年の1着馬は父リオンディーズで、2着馬は父オルフェーヴル(サンデー系)、3着は父ディープインパクトでしたし、その前はルーラーシップ産駒が連勝しています。今年も一頭リオンディース産駒がいますが(ストーリア)どうなるでしょうか。しかし、逆に言えば、サンデー系が連に絡むんだったら、単勝を買うなら別ですが、連複の軸にはできるので、変に神経質にならない方がいいかも知れません。
それから、過去10年で3着以内に入った延べ30頭のうち、前走中山牝馬Sだった馬は半数の15頭を占めていますから、気にするなら、むしろこちらの方だと思います。今回該当する馬は、以下の5頭です。軸馬選びや穴馬探しは、ここからでしょう。
・ストーリア ( 2着 4歳 父リオンディーズ)
・クリノプレミアム( 5着 6歳 父オルフェーヴル)*去年2着(同年中山牝馬1着)
・スライリー ( 6着 5歳 父オルフェーヴル)*去年7着(同年中山牝馬4着)
・ウインピクシス ( 8着 4歳 父ゴールドシップ)*福島2戦2勝
・エイシンチラー (13着 5歳 父リアルインパクト)*福島1戦1勝
これに、他の人気薄の馬を結びつけられるかどうかだと思います。過去10年で三連に絡んだ10番人気以下の馬たちは、強いて言えば、年長(5歳以上)で前走3勝クラスで大負けして人気にならなかったように見受けられます。これに該当するのは、1頭、
・ストゥーティ( 7人気15着 5歳 父モーリス)
で、チューリップ賞3着から桜花賞7着、ローズS4着などの過去の戦歴を考えれば、ここでも十分通用しそうです。
前走3勝クラスで大敗している組では、4歳馬ですが、ニシノラヴウインク(フラワーCでスタニングロースの2着)やパーソナルハイ(同フラワーC6着、桜花賞6着、フローラS2着)も侮れない存在です。今回人気を下げているでしょうから、検討する価値はありそうです。いずれにしても、当日の福島の「わたり」の筋を読み違えないようにしないといけないと思います(三場だと、集中力が乱れるので、そこが困ります)。
その他、相手候補としてはミスニューヨークやステラリア、ホウオウエミーズらの実績馬たちも当然入りますが、何か人気薄の馬を一緒に連れて来て、高配当を演出してくれないかと期待してます。
ということで、日曜の東京・阪神の重賞とともに、翌週のGⅠ天皇賞(春)の資金にするためにも、このレースは是非当てておきたいと思っています。本日もお読みいただきありがとうございました。今日も一日がんばりましょう。
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