毎日暑くて外仕事がきついですねぇ。汗だくで帰宅しても家の中が炎熱では逃げ場がないです。おかげで、部屋に蚊が来ないのが唯一助かりますが。
さて、今日は札幌シリーズの重賞第一弾、クイーンSを検討してみます。2012年から開催時期が早まりましたが、夏の牝馬重賞としておなじみのレースになってきました。去年は3歳馬のドゥーラが勝ちましたが、今年も3歳馬が参戦して来ます。古馬に一泡ふかせるシーンがあるかどうか、早速、過去10年の3着以内馬のデータをもとに、狙い馬を見つけてみましょう(2021年函館開催分を含む)。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
〇ヴィクトリアⅯ 12頭(ドゥアイズ⑪4着 ウンブライル③6着 モリアーナ⑥7着
スタニングローズ⑤9着 キタウイング⑮11着 コンクシェル⑦13着)
〇マーメイドS 6頭(エリカヴィータ⑯7着) ちなみに、前走との間隔で言うと、一番多いのは中10週①、続いて中6週②で、①に該当するのは、前走ヴィクトリアM組、②は該当なしです(例年ならばマーメイドSですが、今年は中5週ですので)。
2)馬齢 ※頭数は延べ数
〇3歳:2頭 〇4歳:13頭 〇5歳:11頭 〇6歳:4頭
4・5歳馬の争いです。3歳馬は人気なっても着外に敗れる例がわりと目につくので、ボンドガールも鞍上から人気を被るようだと危ないかもしれません。
3)血統
洋芝適性が問われます。全般的にいいのはノーザンダンサー(ND)系です。父サンデー系ではディープインパクトはともかく、ステイゴールドやマンハッタンカフェなど、サンデー傍系の方がより適性が高い感じがします。ここでは、母系ND系の4頭を挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ウンブライル :父ロードカナロア(キングカメハメハ)/母父ファルブラヴ(Fairy King)
・コンクシェル :父キズナ(ディープインパクト)/母父Galileo(Sadler's Wells)
・スタニングローズ :父キングカメハメハ(Kingmambo)/母父クロフネ(Vice Regent)
・モズゴールドバレル:父Optimizer(Smart Strike)/母父Rock of Gibraltar(Danzig)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①内枠優勢:1⃣2⃣番枠の連対率44%、3着内率72%
②軸馬は③人気以内の馬から
③前走は4場(東京・中山・京都・阪神)の馬が優勢
④過去1年以内の重賞勝ち馬で前走GⅠ組が狙い
現段階では①②はわかりませんが、③④から浮上するのは、イフェイオン、コンクシェル、モリアーナです。
5)宮田式バイオリズム◎
・イフェイオン 2・0・1・2
・ウインピクシス 4・2・2・7
・エリカヴィータ 2・0・0・12
・キタウイング 3・0・0・12
・コガネノソラ 3・1・1・2
・コンクシェル 5・2・1・9
・スタニングローズ 5・2・1・7
・モズゴールドバレル 4・3・1・11
・モリアーナ 3・0・2・6
6)結 論
データ的には前走ヴィクトリアM組から中軸馬を選ぶのが「定石」です。となると、宮田式バイオリズムをふまえて、モリアーナ、スタニングローズ、コンクシェルといったところでしょう。スタニングローズは一昨年GⅠ秋華賞を勝ってから勝ち鞍がないので、ここで巻き返せるかどうか。穴狙いなら、この距離得意のコンクシェルですが、JRAのデータ分析では軸馬としては上位③人気以内となっているので、モリアーナが適切かなと思います。札幌1800は2歳時にドゥアイズに2馬身差をつけて勝ったことがあるので、まあ大丈夫でしょう。データ上は枠順が大いに関係してきそうなので、まだ変更の余地はありますが、今日のところはこの馬中心でいいのでは、と思います。相手は、もちろん前走ヴィクトリアM組の馬たちと、去年のこのレース2着だったウインピクシスでしょう。上にも書きましたが、3歳のボンドガールはどうでしょうか。人気になるようなら、思い切って切って、同じ3歳のイフェイオンの血統的な魅力の方を評価したい感じです。ということで、
◎モリアーナ 〇コンクシェル ▲スタニングローズ △ウインピクシス……
でまとめておきます。
今日も暑そうなので無理のないように一日お過ごしください。本日もお読みいただきありがとうございました。
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