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レース展望と回顧、馬券術について

3/ 5(火) 金鯱賞の展望

2024-03-05 | 分析
 今日は日曜中京の金鯱賞を検討してみます。昨秋の菊花賞を制したドゥレッツァが出て来ます。斤量59㌔をものともせずに連勝を伸ばし、春のGⅠ獲りに向けて好発進するでしょうか。前年覇者のプログノーシスとの対決が見物です。
 
 
 3月のこの時期に施行されるようになったのは2017年以降です。以下で、過去7年間の3着以内馬の傾向を見ていきます。
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
 〇白富士S     6頭 (※該当なし
 〇有馬記念     4頭 (※該当なし 
 〇凱旋門賞     2頭 (※該当なし
 〇中日新聞杯    2頭 ヤマニンサルバム②1着 ハヤヤッコ⑬2着
 〇中山金杯     2頭 アラタ⑦13着
 
 前走との間隔で多いのは、①中3ヶ月と②中5週です。①に該当するのが中日新聞杯の2頭、②は該当馬がいません。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 4歳 8頭   〇5歳 8頭   〇6歳 4頭   〇8歳 1頭   
/◇牝馬 4頭   ◇騸馬 なし
 
 4歳と5歳の対決というところです。牝馬の4頭はGⅠ出走クラスの馬で、格的にこのレベルにない馬は厳しいと思われます。
 
3)血統
 最近は父系ディープインパクト × 母系ノーザンダンサーか、父系キングカメハメハ系 × 母系サンデー系の血脈に勢いがある印象です。このパターンで血脈を拾うと下のとおりとなります。
 ※ND=ノーザンダンサー系 SS=サンデーサイレンス系
 
ディープインパクト系 
 ・ショウナンバシットシルバーステート/母父Medaglia d'Oro(ND)
 ・ヨーホーレイクディープインパクト/母父フレンチデピュティ(ND)
 ・レッドジェネシスディープインパクト/母父Storm Cat(ND)
 
キングカメハメハ系
 ・アラタキングカメハメハ/母父ハーツクライ(SS)
 ・シーズンリッチドゥラメンテ/母父ハーツクライ(SS)
 ・ワイドエンペラールーラーシップ/母父アグネスタキオン(SS)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
  ①1番人気が結果を出す:過去7年で複勝率100%
  ②4歳馬優勢
  ③前走5着以内が目安(GⅠを除く)
  ④過去に連勝(or 重賞連続連対)経験のある馬が有力
 
 条件的にマッチするのはドゥレッツァです。あとは、プログノーシスとヨーホーレイクがどこまで迫れるかでしょう。
 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を挙げておきます。

 ・アラタ       6・1・3・13
 ・エアサージュ    4・3・1・3
 ・シーズンリッチ   2・0・0・6
 ・ヨーホーレイク   3・1・1・2
 ・ワイドエンペラー  3・3・2・12 
 

6)結 論  

 データ的にはドゥレッツァで堅そうですが、先々週ソールオリエンスが中山記念で4着だったように、今年の4歳世代は、GⅠ・GⅡレベルではそれほど強くないという印象があります。斤量が59㌔でもありますし、ここは相手までにとどめて、別馬を軸に据えるのがいい感じです。となれば、連覇のかかるプログノーシスがふさわしいのでしょうが、今日の段階では、あえてヨーホーレイクを中心視しておこうと思います。屈腱炎で2年余りのブランクがあるのは、かなり厳しいので、陣営もいまいちトーンが上がってきませんが、中京で行われた2年前の前走日経新春杯を久々で快勝したように、一縷の希望というか可能性はあると思います。あとは、斤量が軽くなるハヤヤッコと、4歳からは、人気になりそうなドゥレッツァやノッキングポイントよりも、シーズンリッチに妙味があると思っています。ということで、データどおりでなく、かなり主観的ですが、ヨーホーレイク◎、プログノーシス〇、菊花賞馬ドゥレッツァは△というのが現段階の評価です。
 
 明日は、今週最もねらっている土曜の中山牝馬Sを検討してみようと思います。
 本日もお読みいただきありがとうございました。今日は昼から雨予報なので、外仕事は早めに切り上げることにしましょう。スギ花粉もけっこう飛んでるようですんで……。今日も一日無事でありますように。

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