吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

産業革命が奪うもの

2017年10月01日 | Weblog
ただいま第4次産業革命中。AI(人工知能)やロボットが、わたくしたちのシゴトを奪う。IOT(インターネットに情報を運ぶモノ/ 情報性モノ)やドローンが、つきまとう。ビッグデータやIOTが、わたくしたちのプライバシーや個人生活を裸にする。わたくしたちが、新しい便利や省力を求め技術革新や開発が進めば進むほど、自分たちの就労や活動分野が狭まる。

科学や技術の進歩は、人々の夢や欲望を実現する。産業革命は、人類の歴史。蒸気機関の発明や電力やモーターの発明開発で起こった第1、第2次産業革命。いまから僅か半世紀前のコンピューター出現で成した第3次産業革命。省力化、自動化、便利化などを文明というなら、産業革命が次々と文明社会を発展させたと言えよう。

産業革命や文明社会の発展との引き換えに、わたくしたちが失ったものも多い。機械化や自動化が、人々の職場や雇用を奪っただけではない。進歩や発展は、伝統的な生き方や文化や民族性などを奪ったかも知れない。工場で働く人々の働く場を奪ったロボットなどは、ほんの一部。このところ、コンピューターによって省力化された量産や品質管理業務を筆頭に、販売の自動化や無人化が広がっている。

ビッグデータの記憶や分析および予測や予想などが喧噪されているが、記憶と照合力のAIの発展は、膨大な法律や判例を記憶と照合力大で弁護士のシゴトを奪うかも知れない。翻訳や通訳は、AIロボットのシゴトになるかもしれない。IOT化が進めば、テレビの視聴率などを越えて、ガスや水道の端末が、人々の日常生活を暴露するだろう。薬剤師業や医療行為は、AIロボットのシゴトになるかもしれない。

インターネット通信販売商品の宅配をするドローンが、わたくしたちの家庭やプライバシーを盗撮するかも知れない。商品に付いてまわるIOTが、ずっと私たちをトラッキング(追跡)するようになるかもしれない。 知力の低いわたくしたちが、毎日することもなく、堕落的な生活を過ごすことになるのかも知れない。
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