11巻からかなりの時間を経て、ようやく発刊された12巻。
1ページ、いや1コマ描くのも相当のエネルギーが必要であろうこの作品、待望の1冊である。
この巻では、当時のコンクラーベの様子が(資料がない部分も想像で補っているのだろう)細かく描写されている。それだけでも興味深い。その他の部分も相変わらず緻密な考証で、ナポリ、フィレンツェ、ミラノの「三国同盟」の崩壊やローマの混乱を描いている。チェーザレの活躍はもう少し先になりそうだ。
・・というのは良いとして、
オビを見て驚いた。
何その「ミュージカル化決定」って!!
そして「チェーザレ役 中川晃教」って!!!!
2020年4月、明治座だそうです。
これは・・観にいくかなあ・・・・やはり。