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よく言われる「職場のストレス解消法」を懐疑的に評価してみる。

2018年06月18日 | ドラマ
職場のストレス解消法、こんなことがよく言われます。私なりに評価してみるとこうなります。

1、人間関係が原因のストレスは自分を変えることで解消する

「相手を変えることはできないから、自分を変える」というもので、よく言われます。そんなことが簡単にできるぐらいならストレスは感じません。無理言うなと思います。

2、職場のストレスを解消するには認知する

「認知行動療法」のことでしょうか。「ものの見方を変える」ということです。うーん、たしかに「真面目で公平な人間」にとって、「不真面目だったり」「不公平だったり」する人間は「気にさわる」ものです。しかし実際にそういう人間によって仕事に支障がでている場合は、「気にしない」「認知する」では解消しません。

ただ「自分はちょっと真面目かつ公平にものを考え過ぎるのではないか」と自己認知を変えてみることは、なんとなく有効な気もします。

3、職場のストレスは細かく小さな休憩をとって解消する

小さな休憩、がどう作用するかは分かりませんが、「できるだけ体を休める」ことは重要です。その為には「利用できるものは利用する」ことが大切でしょう。掃除だって金を出せば代行してもらえる時代です。

4、職場のストレスを表面化させるために書く。

これは有効だと思います。日記でもいいし、メールでもいい。書くことによって楽になることはあります。ただし「書く時間などないほど忙しい」場合もあります。

5、頑張り屋さんな人ほど自分のストレスをひた隠しにしてしまいがち。

これはその通りだと思います。

6、職場の友人等に、愚痴をこぼす

愚痴をこぼすこと自体に罪悪感を感じる人がいます。たいていは真面目な人です。しかし愚痴をこぼすことは有効です。ただ「職場の友人」はいかがなものか。信用できるかどうか分かりません。「本当に信用できる人」に愚痴をこぼす、そういう相手をゲットすることは大切だと思います。

7、そういうものだと割り切り、宝くじなど現実逃避のことを考える

現実逃避はうまい方法です。実際には仕事が終わってからの現実逃避。仕事中に現実逃避すると、かえって仕事が増えてしまいます。真面目な人は「現実逃避はいけないこと」と考えがちですが、それは「とらわれ」だと思います。

8、職場のストレスを解消するなら根本的に解決する、対決する。

相手が管理職の場合は、組合を動かしたり、内部告発をしたりして対決することもありうることかと。でも「それで疲れてしまう」ことも多いので、覚悟が必要です。ただ「匿名の内部告発」などは「組織がそれを認めている場合」(きちんとした組織は認めているはず)、有効だと思います。それほど疲れませんしね。卑怯だ、とか真面目に考えないことが大切です。権力者相手ならこれは「やってもいい」ことです。間違った行為ではないのだから。「自分ファースト」でいいのです。それに組織改革につながる希望だって「ない」とは言えません。

なんやかんや書きましたが、最も大切なのは「非指示的な理解者」だと思います。比喩的に書くならば「答えはアンダースタンド」、「わかってる人」を周りに増やすこと、意外と難しいのですけどね。




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