黒の宝珠の発動、そしてテュラヌス登場

連載小説『アルフェリオン』第48話・その５をアップしました。

いま明らかになる、黒の宝珠の恐るべき力…。

さんざん引っ張っただけあって、やはり、ただの思わせぶりなタマ（^^；）ではなかったのですね。それにしてもチートすぎる能力だといいますか、旧世界が科学と魔法の双方を融合した文明であったことを象徴するようなシステムです（謎）。

問題のテュラヌス・モードもついに…。
あのボロボロの状態から、パラディーヴァもいないのにどうやってアルフェリオンが変形するんだ（そもそも、どうやって動くんだ）という話もありますが、そこは本編を読んでのお楽しみ。

今回、リューヌを失ってキレているルキアンは、かなり鬼畜な戦いぶりです。（初期設定上の）ヒロインを相手に野獣化、おまけにあの姑息な攻撃…。それでいいのか主人公。イーヴァ対テュラヌス、どうみてもテュラヌスが悪役的な戦闘ですな。テュラヌス、見た目も武装も戦い方も邪悪すぎます（笑）。しかし、ともかく強い。

カセリナもこのままでは終わらないでしょう。
イーヴァとアルフェリオンの双方がステリアの力を発動させて激突、という展開も？

ともあれ、お楽しみください。

光の御子は誰？

連載小説『アルフェリオン』第48話・その４をアップしました。

本当にリューヌは消滅してしまったのか。
彼女がいなくなったことを感じ取り、動揺するパラディーヴァたち。相変わらず、よく分かっていないマスターの方々。

ただ一人、すべてを見通しているかのように語る「実況と解説のおねえさん」（違います）、いや、地の御子のアマリアですが…。

紋章回路（クライス）って？　黒の宝珠の真の力って？　システムの再起動って？
次回あたりには凄いことになりそうです(@_@)。

それ以上に衝撃的なのは、今回のサブタイトル。
光のパラディーヴァ、やはり存在していたのですね。

ところで、マスター（光の御子）は誰なんでしょう。今後が気になります。
たとえば「闇の御子」が「光の御子」に倒されるというのは、ファンタジー物語にありがちな設定ですけど、そういえばルキアン君が「闇の御子」でしたね（笑）。
まさか主人公がラスボス、というオチになったら？　主人公の探偵が実は大どんでん返しで犯人だったという、禁じ手の推理小説みたいじゃないですか（^^;;）。

ともあれ、お楽しみください。

唯一の希望は…

連載小説『アルフェリオン』、主人公ルキアンが物語始まって以来の大ピンチに！

これまで、敵キャラとの戦いでは毎回苦戦しながらも、いざとなったら超覚醒（笑）で何とか生き延びてきた、ちょっとダメ気味な主人公です。いや、ダメなのか凄いのか、ブレがありすぎてよく分からないルキアン君ですが。

しかし今度ばかりは…。前回、カセリナの圧倒的な強さの前に、愛機も相棒も失うという壮絶な結果になってしまいました。

ルキアンの隣には、いつもなら心強い味方となるレーイもいるのですが…。ギルド三強の一人にして、「真の主人公」（笑）との呼び声も高いレーイさん。しかし今は彼の機体もカセリナとの戦いでボロボロ、もう動けません。

まぁ、ここで例のレーイ専用の新型機（アーク・カヴァリアン）がタイミング良く到着し、すかさずレーイが機体を乗り換えて戦いに復帰するという、絵に描いたようなお約束逆転パターンはあり得ます。でも、その流れはさすがにまずい。

想像してみると：

カセリナ「二人ともトドメを刺してさしあげますわ！アヒャヒャ(゜∀゜)」
ルキアン、レーイ「もう駄目か…」
そのとき上空に何か光るものが。
レーイ「あれが、俺の、新型」
カセリナの隙を突いて、すかさず乗り換えるレーイ。
レーイ「操作はカヴァリアンと同じか。凄いパワーだ」
アーク・カヴァリアン起動。
レーイ「この命燃え尽きるまで俺は戦う！」
ルキアン「頑張って、レーイさん」（傍観する主人公）

これはダメです。この状況で新型機に乗り換えるって、レーイさん、アンタはどこの主人公ですか（笑）。「真の主人公」ことレーイどころか、本当に主役が交代してしまう。

　◇

では、すべてを失ったルキアン自身に逆転の可能性はあるのか？

唯一の希望が、実はひとつだけ残っていました。
アルフェリオンの内部にあった例のタマ、黒い宝珠です。そういえば、リューヌが最後の力を使ってルキアンを宝珠の中に転送したみたいでしたが…。

あのタマは前々から謎だったんですよね。物語の始まった時点で、発掘された元祖アルフェリオンの機体をカルヴァが解体し、ノヴィーアとドゥーオの２体に分けた。その際、正体不明の黒い珠はノヴィーアの方に敢えて組み込まれたのでした。

それからというもの、アルフェリオン・ノヴィーアの中で徐々に「糸」を張り巡らせ、機体に完全に「寄生」してしまったかのような、黒の宝珠でした。考えてみれば、あの宝珠による「寄生」が進んでゆくにつれて、ノヴィーアが別モードに変形したり、異常な再生能力を発揮したり、本来の設計を遙かに超える力を発揮し始めたのでした。

いや、ノヴィーアの力や機能が、徐々に元祖アルフェリオン（アルファ・アポリオン）に次第に近づいているような…。もしかして、あのタマが実はアルフェリオンの本体だった…なんていう話にはならないでしょうね（^^；）。

最大のピンチをいかに切り抜けるのか、ルキアン！？　掟破りのネット小説『アルフェリオン』の展開に、ますます目が離せません（＞＜）。

今後とも応援よろしくお願いします。

かがみ

コックピット直撃？ 主人公の生死は…

連載小説『アルフェリオン』第48話・その２をアップしました。

ルキアンとカセリナの宿命の再会。
いや、そんな美しいものではなく、ルキアンが一方的に罵倒されるターン（^^；）と言えなくもないですが。

前回の衝撃の結末に続く、それ以上に次回の待たれる今回の結末は…。
もしこれが普通のお話だったなら、「長い間、応援ありがとうございました」となったところかもしれません。

でも、そんなのありかの『アルフェリオン』ですから、次回はどんな（超）展開に？
次回の超展開に乞うご期待！というのも、変な話ですけどね（^^；）。

長年の淡々とした展開を破り、最近、一気に加速している物語。
ともあれ、お楽しみください。

かがみ