鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

ガンダムAGE第1話感想―昭和のかほり?

機動戦士ガンダムAGE、本日から始まりましたね(関西)。

第1話の感想をひとことで言うと……。

 昭和感!! \(^o^)/ 昭和感!!

世代によって第一印象は違うかもしれませんが、私くらいのAGEの(^^;)人間が観ると、何というか、良くも悪くも昭和アニメの雰囲気が漂いまくりな印象を受けるかと思います。

昭和。雰囲気もですが、キャラデザも。
メカニックの(?)じーさんとか、プレガンダム時代的なデザインのMS(^^;)に乗って出撃したパイロットさんとか、副司令(特に髪型ともみあげ…)とか、思いっきり昭和な感じです。ちなみに、ガンダム00でずいぶん勿体ない使われ方をしたエイフマン教授の転生したような(違)、どことなくエイフマンな素敵じーさまが司令官(?)なのも良いです。

ただ、主人公の見た目は、ポケモンとかデジモンに出てきそうな今どきの子供向けアニメな感じですね。ちょっと斬新。ガンダム、ゲットだぜ!(違)

新作なんですけど、あたかも1980年代くらいのアニメのリメイクな雰囲気が漂ってるような気がします。これはこれで良い感じですね。

この昭和感は、もう確信犯でしょ?(^^;)
まだ今後のストーリーがどうなるか分からないですけど、いまのところでは、少年の成長とサバイバルの物語…的な感触があって、これは原点回帰、でしょうか。

ファーストガンダムは、たしかに当時としては、単に「正義のヒーロー」と「悪者」とが戦うという紋切り型の構図ではない点や、脇役も含めて一人一人のキャラにそれなりの描写がある点や、リアルロボット(?)的な設定や、従来無かったアムロのような主人公像や、そういったところが斬新で、そこがクローズアップされてその後のシリーズにつながり、「ガンダム」という様式美を築いたわけではあります。

でも、何というか本来は、そういった点よりもむしろ少年たちの成長と青春、サバイバルを素直に描きたかったような(それはそれで当時ありがちだった)作品を、ファーストガンダムは当初は意図していたんじゃないかと思う部分があります。いまのところの雰囲気では、AGEは、そういった原点に還ろうとしているような気がしないでもないです。

まぁ、UE側が、倒された味方のMSをおそらく機体情報の隠滅のために破壊して去るところなんかは、昭和のアニメにはどちらかといえばあまりなかったような描写ですけどね(昭和の描写は、核心以外の細かいことはいいーんだよ!的な感じなんで ^^;)。

鏡海の大好きな(笑)前作のガンダム00が「ガンダム」という重たい看板を良い意味で逆手に取った(「俺がガンダムだ」等々)、さんざんひねったガンダム(ネタガンダム?)だとすれば、AGEは大胆な原点回帰で真逆な感じがします。

今風なんだけどどこか昭和っぽい…。昭和っぽいんだけど、今風。
アイドルで言えば、そういや、AKBにそんな感じの子が結構いますよね(^^)。

ただ、原点回帰なようでいて、異星人的な(実は人間かもしれないけど)正体不明の敵UEが攻めてくるというのは、それはそれでいかにも昭和的なのですが、ガンダムシリーズの中では地味に異例中の異例ですね。

その点では、少なくともTVで放映された範囲でのこれまでのガンダムシリーズとは一線を画しています。「ガンダム」という様式美を根底からひっくり返しかねない、大事件かもです。

ともあれ、今後に期待です。
なお、秋アニメと言えば、巷では…いや、ネットでは「雁夜おじさん」が大人気らしいですな(^^;)。

かがみ
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『アルフェリオン』第49話(その6・完)を更新、主人公が失踪 !?

連載小説『アルフェリオン』第49話(その6・完)をアップしました。

「逆同調」したアルフェリオン・テュラヌスが暴れ狂うだけでなく、前回、まだ現実世界では発動しないはずの《闇の紋章》の力までもが暴走し始めました。どうやら、例の《黒の宝珠》がルキアンの力を無理やりに引き出している様子です。

今回、黒の宝珠に関する謎が少し明かされます。フォリオムやリューヌですら知らないという宝珠の秘密とは…。というか、アルフェリオンの本体が実は黒宝珠ではないのか(?)、という感じもしないでもないですが。なんせ、物語の第1話の頃から「謎の装置」と言われていた黒宝珠です。

余談ですが、もしカルバ先生が、アルフェリオン・ノヴィーアではなくアルフェリオン・ドゥーオの方に黒宝珠を組み込んでいたとしたら、今頃ルキアンは終わってましたね(^^;)。偶然って恐ろしい。いや、偶然…なんでしょうか?

それにしても、もはや完全に殲滅兵器であったという過去が判明したアルファ・アポリオン(名前からして…)と、そのシステムの核である黒宝珠のことが知らされるにつけ、改めて、天上界(天空植民市群)に対するエインザール博士の憎しみは想像を絶するものだったのだろうなと思わずにはいられません。彼自身も天空人なのに。何が彼をそこまでの復讐心へと駆り立てたのでしょうか。

今回も、またまた超展開(^^;)と言われるかもしれませんが、まぁ、完全に覚醒した御子の力がどれほどのものかということを示すための展開でもあります。オーリウム王国とは遙かに離れた某国から、たちまちあんな結果を引き出すなんて(詳しくは本編で)。

次回からの第50話では、がらりと場面が変わって、いよいよオーリウム方面に侵攻する帝国軍(帝国先鋒隊)が登場しますよ。
思えば第1話の時点から「帝国軍が攻めてくるぞ!」という話だったのに、連載開始以来10年以上も、オーリウム王国への帝国軍襲来の場面は出てこなかったという(苦笑)、狼少年もびっくりの『アルフェリオン』です(^^;)。

しかし、いよいよ登場です。あのシェフィーア姐さんさえも一目置く、「真面目くさった女狐」あるいは「戦う前から勝っている」知将こと、帝国先鋒隊の指揮官アポロニア・ド・ランキアの登場です。サラサラ黒髪で、なおかつ、そうですね、バブル華やかなりし頃の(笑)ワンレン風のロングの髪型がオサレな美女。

で…「失踪」したルキアンは?
しばらくは、どこかを流浪しているのかもしれません(苦笑)。
それでいいのか主人公。
いえいえ、今後しばらく、他のキャラが活躍する背後で地味に流浪するルキアンの動きが、実は重大な伏線につながってるんですよ。そうです。そうだと思いたい。

ともあれ、お楽しみください。

かがみ
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