鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
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生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
「ハルスの邂逅」編・完結記念3――あの場面を生成AIで振り返ってみました!








「ハルスの邂逅」編・完結記念2――あの場面を生成AIで振り返ってみました!
連載小説『アルフェリオン』、メインヒロインのエレオノーアがついに登場する「ハルスの邂逅」編が、先日完結しました! これを記念して、「ハルスの邂逅」編の名場面を生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)で画像化する企画、本日は第2回目です。
おっと、何ですか、この格好いい正統派ファンタジー(苦笑)みたいな……そんな場面、ありましたっけ?
黒いドレスをまとい、黒髪をそよがせて魔法剣を振るう謎の美女!?
いや、これは、イアラが「絶対零度(アブソリュート・ゼロ)」を使って、御使いの四頭竜と戦うシーンです。ダリさんの解釈によると、魔法を発動するためのイメージとしての概念上の剣「グラキアルス」が実体化して描かれてしまったのですね。だが、それも熱くて結構!(笑)
イアラ、ヒロインの座をめぐって、エレオノーアのライバルとなるか?
同じく、ダリさんの解釈によるイアラの「絶対零度(アブソリュート・ゼロ)」。
イアラの「アブソリュート・ゼロ」、これも容赦なく素敵ですね!
四頭竜の首が一本になっていることは目をつぶるとして(笑)。
さらに……。もしかして、ダリさんはイアラ推しなのか!?(笑)
この力の入れよう。
誰!?(笑) いや、これがダリさんの想像したイアラさんです。
服装以外は全然似てませんが、むやみに熱い!
こ、これはラスボス? あるいは暗黒の大魔女、とか?
いいえ、これは、五柱星輪陣のため、仲間たちのところに最後に駆けつけてきたときのイアラさん、だそうです。怖いですが、水の御子を本気で怒らせたな!?という感じでよいです。
最後にもう1枚、「アブソリュート・ゼロ!!」
髪型が……ショートになってしまいましたが、イアラさん、髪、切ったのかな(違う)。
今日はもう、イアラがやたらに格好良かった名場面紹介でした。
本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました!
最近は寒さもいよいよ本格化して参りましたが、読者様方、風邪など召されませぬよう。
ご自愛ください。
ではまた!
「ハルスの邂逅」編・完結記念1――あの場面を生成AIで振り返ってみました!

これは「天轟(イーラ)」ですね。「ハルスの邂逅」編にて、主人公のルキアン(画像の銀髪メガネ君)が初めて使ってみせた御子の奥の手です。









第57話(その5・完)「嘆きよ、我に集え」
| 目次 | これまでのあらすじ | 登場人物 | 鏡海亭について |
|物語の前史 | プロローグ |
5.「嘆きよ、我に集え」
ブログ「鏡海亭」開設から6000日記念!
実は本日で、ブログ「鏡海亭」開設からちょうど6000日!なのだそうです。
私自身も今の今まで気づかなかったのですが(笑)。
前身のサイト「鏡海庵」を設けたのが1995年頃で、同サイトで連載小説『アルフェリオン』を掲載し始めたのが1998年です。その後、2007年にgoo blogにて「鏡海亭」を開き、ここに小説連載の場を移して今日に至ります。
これを記念し、小説『アルフェリオン』から、主役機アルフェリオンのフィニウス・モードの新画像を、上掲の通り公開です! 画像左側の機体がアルフェリオン・フィニウスです。ちなみにブログの編集画面で下記の表示を見て、6000日経過に気が付きました。
昨日は、ゼフィロス・モードの画像の新ヴァージョンを、自称ヒロイン(笑)のシェフィーアさんおよび主人公ルキアンと共に公開しました。本日は、真・メインヒロインのエレオノーアと主人公のルキアンと合わせて、アルフェリオン・フィニウス・モードの冒頭の新規画像をアップなのでした。
ちなみに元画像となったのは、フィニウス・モードの以下の画像です。生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)と導着しました。
さらに、こういうヴァージョンもあります。こちらも捨て難いですね。
ダリさんの生成した別の画像、こちらも格好良いです。
ただ、この画像だと、アルフェリオンの姿がいっそう人間に近くなっていますね。
氷竜と荒鷲を模した天の騎士というのがアルフェリオン・フィニウス・モードのイメージなので、やはり最初の画像が設定に最もマッチするかと思います。
さらに「鏡海亭」開設6000日記念として、昨日のゼフィロス・モードの画像と本日のフィニウス・モードの画像を合わせ、次のような新しい縦型PR画像を公開です!
おっと、この画像では、下半分のゼフィロス・モードのところでも、シェフィーアさんの代わりにエレオノーアが出ていますね。上下ともヒロインで統一しました、ですね……。
いや、それはそれで全国のシェフィーアさんファン(!?)の方に申し訳ないので、彼女とゼフィロスの組み合わせで、異なる版の縦型PR画像も下記の通り作りました(笑)。
読者様方からの日々のご声援のおかげをもちまして、本ブログ「鏡海亭」および連載小説『アルフェリオン』、6000日間続けてくることができました。いや、そのうち10年程度は休載していた時期があるのですが……。今春から連載再開した『アルフェリオン』、これからも皆様とともに歩んで参ります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
ではまた!
風の力を宿した騎士、ゼフィロス・モード 新画像です!
本ブログの連載小説『アルフェリオン』、ChatGPT + DALL-E3 による広報画像の生成が止まりません!
本日は……。
これは? もしや、主役機アルフェリオンのゼフィロス・モードでしょうか。
しかも、シェフィーアさんがいるじゃないですか。ヒロインのエレオノーアを差し置いて!(笑)
ゼフィロス・モードが超覚醒した回、第35話「パンタシア」では、シェフィーアさんがヒロインみたいなものでしたからね。「拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ!」という彼女の名セリフ。作者の鏡海が、これまでに公開した全話の中で一番好きな回です。
それにしても上記の画像、ダーク・ファンタジー的な雰囲気が何ともたまりません。
先程の画像に組み込まれていた、新たにDALL-E3(以下、ダリさん)と導着したゼフィロスの画像です。
背景の英語が、いつもながら、ところどころ謎な言語になっていますが、これはダリさんの仕様でしょうか。この細密図鑑のような絵柄が素敵ですね。ファンタジー・ロボット物という雰囲気満喫です。
次の画像。こちらの方が、イメージとしては、小説本編に出てきたゼフィロスに近いでしょうか。
ダリさん、恐るべしです。
超高速戦闘を得意とする「風の力を宿した騎士」ゼフィロス・モードらしい姿です。例の「縛竜の鎖」も再現されていたりします。
今回生成された画像にみられるもののうち、設定との整合性が最も認められるゼフィロスのデザインは、多分、これでしょうね(羽根の形状等)。
これも、なかなか俊敏そうです!
ゼフィロスの特徴をあらわしたプロンプトを大量に伝えても、時々、色々な意味で謎な画像が生成されてきます。ダリさん、一体、どんな心境でこんな絵が構想できるのでしょうか(笑)。ダリだけあって、天才?
サイボーグ? なんとなく変態マスクっぽい雰囲気と、それに右上の場違いな感じの鳥、それから無駄に緻密で解説調の左上の武具の画像、これらの組み合わせの妙が、意味不明ですが何とも言えない不思議な味わいを醸し出しています。いやはや、AIの頭の中が見てみたい……。
何を血迷ったか、こんな画像もダリさんによって生成され、ゼフィロスが女性化してしまいました。
求めたものとは全然違いますが、見事といえばとても見事ですね。使えない画像なのに、無駄に、不必要に上手で精密!(笑) もしこれが人間の手による作品だったら、いわゆる「才能の無駄遣い」といわれそうなところ?
ゼフィロス・モードの絵の新ヴァージョンがこうして存在するということは、フィニウス・モード(アルフェリオンの基本形)の新ヴァージョン画像もあるの?という話になりますが……はい、あります。とてもカッコいいです。それについては、また回を改めまして。
本日も鏡海亭にお越しいただきありがとうございました。
AIと遊んでいる暇があったら小説本編を早く更新しろというお叱りも受けるかもしれませんが、いましばらくお付き合いいただけましたら幸いです。
ではまた!
DALL-E3さんはロボットを描いても凄かった!
ぬおおぉぉ、これは!! 画像生成AI、DALL-E3(以下、ダリさん)は、ロボットを描いてもやっぱりすごかった。旧世界の時代、天空植民市群に破滅をもたらした怒れる裁きの天使。
ここまで描かれると、人類、ぐうの音も出ない……。
本ブログの連載小説『アルフェリオン』は、ファンタジー・ロボット小説と銘打ちながらも、ここ最近、主人公ルキアンたちの生身での魔法バトルの場面が多く、ロボットはほとんど出てきていません。
しかし、本日は久々に「紅蓮の闇の翼」アルファ・アポリオンのイメージ画像を公開です!
そういえば、DALL-E3やChatGPTを世に出しているOpen AI社が、いま、お家騒動のようなことになっていますが、無事に落ち着くところに落ち着いてくれますよう、切に願います。今の流れの先に、マイクロソフトの独り勝ちのようなことになりそうな気もしないでもないですが(苦笑)、一人のユーザーとしては、何よりも、素晴らしいAIにかかわる現場の技術者・研究者の方々が自由に創意工夫を尽くせるような環境が確保されることを、第一に望みます。
ということで、ダリさんが生成してくれたアルファ・アポリオンのデザイン、他のヴァージョンにも参りましょう。
これも目を見張るほどカッコいい。ただ、アルファ・アポリオンの造られた本来の目的等からすると、もう少し邪悪な雰囲気があってもよいかなと思います。普通に正義のヒーローの主人公が乗る機体ですよね(笑)。でも素敵だ。
次は、冒頭にも出てきた、もう少しロボットっぽい方向性を強めたデザイン。
あ、あかん。かっこよすぎて失神する!(笑)
何なんだ。この凄まじい描き込みは。細部まで徹底的に描き込むようプロンプトで指示したら……。
逆(?)に、もっとファンタジーっぽい方向に大きく振ってみると。
これはこれで素敵。でも、巨大ロボット感がいまひとつですね。等身大の人間が変身したような規模感。
いや、ファンタジーというより、最近の仮面ライダーの最終形態(?)で、こんなの出てきそう。
ちなみにファンタジー色強化版その2
死の天使、という点を全面的に押し出したら、こんな姿に……。
イメージとしては、たしかにその通りなのですが。色が……。
ラスボスとして、敵側でこんな機体が出てきてもよいかもしれませんね。
なお、本作における「ロボット」というのは便宜上の表現であって、一応、ファンタジー物の作品ですから、正確には鎧をまとった巨大生体兵器なのですが……中身は機械ではなくて生き物です。
本日も「鏡海亭」にお越しいただきありがとうございました!
連載小説『アルフェリオン』、本日公開したような巨大ロボットでの戦いの場面も、また本編の中でどんどん復活していきたいと思います。御期待ください。
ではまた!
時空を超えて、嘆きの声を集わせよ、闇の御子!
連載小説『アルフェリオン』――本ブログの新たな仲間(!?)、画像生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)の活躍で、次回第57話(その5)の更新に向けて盛り上がっております。
な、なんだこれは!?(笑) 色んな意味で凄い画像です。いや、ひとつひとつの画像について説明することはいたしませんが、前回の第57話(その4)にて、主人公ルキアンが使った闇属性魔法の究極奥義「嘆きよ、我に集え」(通称「陰気玉」?)によって呼び起こされた、あらゆる時空を超えて、かつて「あれ」によって「リセット」された様々な世界の人々の嘆きの姿です。
右下の和風のサムライが、なんとも悲壮ですが劇的で素晴らしいです。ダリさん、よく分かってますね。この二枚の絵を一発OKで生成して見せたダリさんには、震えを覚えました(あぁ、人類!!)。
宇宙戦争的な(?)右上の画像、異様な襲来者は、宇宙人等々ではなくて、もしかして「あれ」の御使いでしょうか。過去に存在した無数の世界の中には、「あれ」が人類同士の争いに偽装して世界をリセット(滅亡)させるのではなく、もっと直接的に、母なる惑星に宇宙怪獣的なものあるいは裁きの天使的な存在を送って、力ずくで滅ぼしに来たような場合もあったのでしょうか(おっと、ネタバレが……)。
左上の女性騎士、意味深な感じで、もしかして重要キャラでしょうか。そういえば、偶然とはいえ、哀しい末路を辿った女性キャラって、なぜか青髪の子になってしまうのですよね。逆に、青髪のヒロインって……想像ですが、あまりいないのでは? 重要な役割は果たすけれど残念なナンバーツー的キャラが多いような。ちなみに本作ヒロインのエレオノーアは銀髪です。
ルキアンの近くに、現代の……何というか、異世界転生しそうな方もいますね。生々しいですが、彼らの想いもルキアンに代弁してほしいです。ルキアンにはその資格がある。
濃い濃い画像でしたが、ダリさんの実力は底が知れません。
この勢いで、小説本編の方も盛り上げたいものです。お楽しみに。
本日も鏡海亭をご訪問いただき、ありがとうございます!
ではまた。
本当に美しいものは……。人の世に絶望した地の御子の想い
本ブログの連載小説『アルフェリオン』、第57話の最終局面である次回の更新に向け、執筆を進めております。
これは? 主人公ルキアンが闇属性魔法の秘奥義である「嘆きよ、我に集え」で結集したかつての世界の人々の声、その中でもいずれかの世代の「御子」に当たる人のイメージです。生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)に生成してもらった複数の元画像を加工し、統合したものです。同じくAIのHolaraさんだけでなく、ダリさんとも少しは意図が通じ合う(?)ようになってきたかもしれません。
実は、この画像の人は、アマリアの先代に当たる《地》の御子です。アマリアさんは「呪い」のために数百年以上にもわたって御子を続けていますので、その先代となると、かなり以前の時代になりますね。「本当に美しいものは、創り物の中にしかありません」という言葉にも表れているように、彼は人の世に絶望しつつ、天才的な人形職人および時計職人として、ただただ作品の制作に勤しんでいます。そして、先ほどの画像の雰囲気から何となくにじみでているように、心が闇に堕ちて、邪悪な儀式魔術、かつての世界の人の魂を呼び出して人形に封じ込める暗黒の降霊術に手を染めていくのでした。
それにしても、この画像、思わず溜息が出ますね。
その美麗さ、緻密さはもとより、それ以上に、依頼者の意図をここまで汲んで表現化していることに。
内面深くにまで至る、キャラの微妙な心情までも、こちらのプロンプトを適切に反映しています。
あぁ、人類!!(苦笑)
例の降霊術云々という指示を受けて、ダリさんが生成した画像のひとつ。これは……闇、深いですね。
闇が深すぎて、あるいはダリさんの情熱が迸り過ぎて(笑)、こんな激しい画像も生成されました。
AIって、人間の気持ちという、彼らから見てわけのわからないものを、あくまで形式論理的にではあれ、全力で受け止めて表現しようとして、空回りするくらいの熱すぎる生成物をしばしば返してくるものです。
ちなみにこの画像は、ダリさんの創作意欲が先走り過ぎて(?笑)、和風な作風になってしまった画像です。
こっちも、「闇、深いですね」(by エレオノーア)。
色々とあって、彼は最終的に、次の世に生まれてくる《地》の御子、すなわちアマリアがこれまでの御子たちの中でも卓越した能力をもつ者であることを予知し、彼女にすべてを託して笑って死んでいくのです。《闇》の御子の場合に、アマトが将来の世界にいずれ現れるルキアンに想いを預けたことと同様、胸が締め付けられます……。
この画像に描かれている、かつての世代の地の御子と水の御子をはじめ、《あれ》に度々「リセット」されてきた無数の世界の人々の想いを、時空を超えてその怒りを結集し、最後の一撃として宿敵の四頭竜にぶつけるルキアン。
暗いが、熱い(!)展開です。
第57話(その5)の更新が待たれます。
親愛なる読者様方、いましばらくお待ちください。
ではまた。
第57話の完結と戦いの決着とを目前にして、先行PR画像を作ってみました!
本ブログの連載小説『アルフェリオン』、第57話(その5)の更新に向けて、決戦の迫力が伝わるよう気合を入れたPR画像を先行公開です。
おおぉ、例の四頭竜の画像、新しいヴァージョンですね! ラスボス感満載です。この世界のはじまりの時から生き続けている、神の使い。あまりにも強大な、「竜の形を取った絶望」を相手に戦っているという雰囲気が多少なりとも出せているでしょうか。
「はじまりの四頭竜」の姿を、画像生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)に生成してもらい、それを鏡海が一部加筆修正、さらに同じくAIのHolaraさんに導着してもらったルキアンとエレオノーアの(おなじみの)画像を加え、字幕を付記して統合したものです。あ、ダリさんには星輪陣の機械部分の画像も生成してもらっています。
ダブル生成AIと鏡海が協力し、鏡海亭の総力を結集して(?)作り上げたものです。
総力ついでに、最近ご無沙汰の飛空艦クレドールの仲間たちの中から、クレヴィス副長と居候ランディ(マッシア伯爵)の画像をダリさんに生成してもらいました。Holaraさんとはまた違った解釈で描かれたクレヴィスと、実はこれまで描かれたことがなかったランディの姿を、お楽しみください!
まず、クレヴィスから。
おぉ、何だかありがちな、既視感半端ないキャラという外見ですが(苦笑)、クレヴィスがまさかの美形化しましたね。人物はともかく、服装がかなり設定通りに描かれていて、さすがはダリさんというところです。例の懐中時計と、時計の金鎖もきちんとおさえているあたり……ダリさん、やりましたね!(エレオノーア風の口調で)。
続いてランディです。
おや? こちらも素敵なのですが。また、服装は設定的にばっちりなのですが……。上流貴族の放蕩息子で、遊び人だが作家としては著名という彼の個性を、ダリさんがどこまで表現できているでしょうか。
う~ん、ランディって、私の印象では、もう少し自堕落で、にやけた感じ(笑)のキャラなのですが。いつも懐にピューターを入れて酒を忍ばせているアル中ですし。でも、決める時は決めるんですよね。出番は必ずしも多くはないですし、戦闘要員ではないので目立ちもしないキャラなのですが、主人公ルキアンの成長にとって、クレヴィスやシャリオさんたちにも見劣りしないほど、結構、大事な役割を果たしてきました。名セリフも色々あります。
で、クレヴィスとランディは、キャラクターとしては全然違うのに、なぜか気が合って親友なんですね。
◇
本日も、ブログ「鏡海亭」を訪問いただきありがとうございました!
週末のお休みのところ、感謝です。
『アルフェリオン』第57話更新に向け、執筆の方を少しずつでも進めて参ります。御期待ください。
ではまた。
たとえ悲しみや憎しみでも、みんなの想いの力を……結集する主人公ルキアン
連載小説『アルフェリオン』、第57話(その5)の更新に向けて準備中です。
はじまりの四頭竜に最後の一撃を加えるため、主人公ルキアンが準備していた暗黒魔法・究極奥義「嘆きよ、我に集え」とは!?
こ、この人は? 画像を見て色々想像するだけで、辛くなって涙が出てきそうです。
イアラが御子として戦うことを決意した際、彼女の記憶に浮かんだ、いずれかの時代における水の御子ですね。(浦島太郎の?)乙姫のような姿で、生きている気配のない呪術師風の従者たちをしたがえているのでしたよね。まだ若いときのことのようですが。次回に登場するのでしょうか。
このスライドに用いた2枚の原画については、生成AIの愛称ダリさん(DALL-E3)が頑張ってくれました。異なる二つの表情、人間の心を理解しているのかと思えるほど見事です(いや、逆に、心の無いAIが、人の心の機微をここまで表現できることの方がむしろ怖いですね。心とは一体何なのだろうかと考え込んでしまいます)。しかもこれ、望むべき画像を、帰りの電車の中でスマホ片手に数分で生成できてしまうのです……あぁ、人類!
話を元に戻して、某代の水の御子、笑顔を捨て、人としての感情までも捨てたようにみえる表情と対比すると、屈託なく笑う幼い頃の彼女の姿を見るのが辛いです。
前回(第57話・その4)の描写を見る限り、闇系魔法の奥義「嘆きよ、我に集え」は、どうやら、過去の時代・別の世界のものまで含め、人々の哀しみや憎しみのような負の精神のエネルギーを時空を超えて集めているようです。なんというか、ドラゴンボールの悟空の「元気玉」ならぬ、いわば「陰気玉」的な(酷い言い方だ)技でしょうか。ルキアンが「みんなの恨みを僕に分けてくれ!」(苦笑)とか? ……それは、ちょっと嫌ですが、ともかく闇系魔法なのでネガティブな点は仕方がないですね。
同じく前回、ルキアンの奥義にまず応えたのが、「永遠の青い夜」の時代に生きたアマトでした。アマトも、旧世界の天空人に対して憎悪を抱きながら、自身の境遇を呪い、御子として目覚めることもなく、絶望の中で世を去っていったのです。ここでも先ほどの水の御子同様、澄んだ瞳で天体観測をしていた子供の頃の姿とのギャップが切ないです。
おそらく件の水の御子も、とてつもなく悲惨な宿命と向き合い、笑顔を捨てたのでしょう。今後、明かされていくことになると思うのですが……心苦しいです。
ひとつ救われるのは、そんな悲しい気持ちを背負った過去の人々の想いを結集することに対し、ルキアンが積極的・肯定的な評価をしていたことです。「そんなことって、できるの……かな? でも、この戦い、そうできたらいいな。僕たちの想いだけじゃなくて」と(第57話・その3)。ルキアンやエレオノーア、それから仲間の御子たちの分だけでなく、これまでの御子たち、いや、御子以外の人々も含め、「あれ」に翻弄され、自分たちの世界を「リセット」されて滅ぼされてきた人間たちすべての怒りを、ここでは代弁して御使いの竜にぶつけるべきだとルキアンは考えているのですね。「《みんな》の……想いの力」(第57話・その4)として。
そう思いつつ前回の話を読み返すと、作者自身ながらも、涙が漏れてきます。
「みんなの哀しみを、苦しみを、怒りを……遂げられなかった想いを、僕は受け取ったよ」、「僕は忘れないよ、みんなのこと。たとえ人間が、世界が、歴史が、君たちのことを忘却しても、僕は忘れない」というルキアンの台詞。そういうことだったんですね。ここにきて、彼も主人公らしさを発揮しています。
その流れで「五柱星輪陣、最終全陣展開。《闇》の……《闇》」って、自画自賛ながら、ルキアン格好良すぎです!(笑)。エレオノーアが登場してから、ルキアンは本当に変わりました。今まで、よく耐えたよね。
という感じで、第57話の次の更新が待たれます。
最近の日常が少し忙しくて、思うようには進まないのですが、鋭意執筆して参ります。小説の方は、どうしても、まとまった時間にじっくりと腰を落ち着けてでないと良い作品が書けないものですが、少なくとも、たとえ細切れの時間でも『アルフェリオン』関連の画像をAIさんと一緒に導着して、こうして公開することはできます。ブログに文章を載せるよりも絵を載せる方が必要時間がはるかに少なくてすむというのも、かつての世界ではあり得なかったであろう、妙な話ですが。生成AI恐るべしです。
いつも「鏡海亭」にお越しいただき、応援をいただきまして感謝です!
今後ともよろしくお願いいたします。
ではまた! 良い週末をお過ごしください。
鬱回想から超覚醒――この物語の「定番」が確立した第3話?
連載小説『アルフェリオン』、いよいよ「ハルスの邂逅」編の完結も近づき、次回の更新が待たれます。
ただし今回は、物語最初のコルダーユ編の最終話「覚醒、そのとき」(第3話)から、生成AI・DALL-E3の力を借りて、こんな印象的なシーンを画像化してみました。
第3話冒頭の切なくも美しい場面です。
それにしても、こんな繊細な一幕を感情豊かな描写で画像化できるとは……AI恐るべし、あぁ、人類!(苦笑)
主人公ルキアンの服装が設定的・考証的にはちょっと変ですが、雰囲気は十分に出ています。
女神セラス像のもとで絶望するルキアン。この回想が、初めての戦闘中に彼の脳裏に浮かびます。多数の敵を単機で相手にして、危機に陥るメイ。それなのにルキアンには何もできません。
そんな彼に、謎の声が語り掛けてきます。
物語の序盤ではまだ正体不明だったのですが、そう、声の主はもちろんリューヌです(あ、ネタバレが……)。
以下、二人の会話から。
――《あそこ》には、僕の探している《未来》はなかった。
――《ここ》ならきっと見付かるはずよ。あなたの《未来》を指し示してくれるものが。
――でも、僕にはどうすることもできないよ。
――そんなことはない。あなたが望めばいいの。ただ望めば……。
――望む?
――そう。大切な人たちを助けたいと心から祈りなさい。未来を取り戻したいと強く願いなさい。そして、自分にはそれができるのだと、まずあなた自身が信じるのです。
《あそこ》というのは、カルバ先生の研究所のことですね。間接的には、それ以前にルキアンのいたシーマー家のことも含んでいるかと思います。
ちなみに、ずっと後の「ワールトーア編」になってから、そのシーマー家に彼を託したのはマスター・ネリウスだったことが判明します。そのまた後に、幼年時代のルキアンがネリウスのもとで幸せに過ごしていた記憶がひととき蘇って……他方、ルキアンがその頃の記憶を封印され、ネリウスのことや姉らしき少女のことも完全に忘却し、たったひとり、シーマー家に預けられたことも明らかに。この一連の展開。切ないですよね。そして、そんな展開を承ける流れで、《聖体降喚(ロード)》の恐るべき真実が暴露され、ルキアンの出生(生成?)の秘密が知らされることに……。もう、脳髄振り回されそうな(苦笑)。
おっと、話が広がり過ぎました。先ほどの会話の「《ここ》ならきっと見付かるはずよ。あなたの《未来》を指し示してくれるものが」の《ここ》とは、飛空艦クレドールのことです。長らく本当の居場所を感じられなかったルキアンが、初めての居場所、クレドールとその仲間たちと出会います。彼らとメイを守るために、ルキアンがアルフェリオンの《ステリア》の力を初めて覚醒させ、ステリアン・グローバーで敵を壊滅させたのでした。
ちなみに、やむを得なかったとはいえステリアン・グローバーのあまりの破壊力に衝撃を受け、またそれによって多数の敵の命を瞬時に奪ってしまったことを後悔したルキアンは、御存じの通り、それからずっと第47話まで(!)この必殺技を使わないのです。次に使ったのは、《盾なるソルミナ》の作り出した夢幻の世界の中でした。ソルミナの化身に対して「容赦はしない」と怒ったルキアンが、闇の御子が本気で戦うときの黒髪・黒目モード(?)で、闇の紋章の魔法陣を何層も重ねて放った一撃でした。
ただ、それは幻の中での出来事であるため、現実世界の中では、ルキアンは第3話以来、まだ一度もステリアン・グローバーを使っていないことになります。ロボット戦闘物としては、それはそれでどうなのでしょうか(苦笑)。それに今は、ルキアンは御子の決め技である《天轟(イーラ)》を撃てるため、ステリアン・グローバーは必殺技としてはもはやあまり意味をもたないかも(?)……という、なんとも皮肉なお話。
実は設定的にいえば、ステリアン・グローバーというのは、《ステリア(霊的対消滅)》機関の力を使ってイーラを人工的に再現したシステムなのです(イーラの劣化コピー?)。何しろアルフェリオンの生みの親であるエインザール博士は、先代の闇の御子ですから。ルキアンが生身ではなくアルフェリオンに乗ってイーラを撃ったら、その威力はステリアン・グローバーをはるかに上回ります。もっとも、ルキアンが《人の子》との戦いで、つまり人間同士の戦いでそれを使うことは、まずないでしょうが。
色々と語って参りましたが、現在の「ハルスの邂逅」編でのルキアンは、先ほどの、初めて見つけた大切な「居場所」である飛空艦クレドールすら捨てて、もはや立ち去らざるを得なかった(「失踪」した)状態です。ここが物語の「底」かと思っても、さらに落ちて「底」があるという、悲惨な筋書きを辿ってハルス編に流れ着いたルキアンでした。
そのどん底の状態で、ただ一人頼れそうなシェフィーアさんのところに、もう、光に吸い寄せられる虫のようにふらふらと飛んでいこうとしていたルキアンでしたが……。そんなときに待ち構えていたのが、ヒロインなのに50数話も姿を見せず潜伏(?)していて、ここぞという時に現れたエレオノーアでした。そこからあの強引な展開でルキアンの心を奪い去っていったエレオノーア、別に狙ってやったわけではないでしょうが、考え方によっては、かなりあざといですね(笑)。シェフィーアさんが舞台裏で悔しがるのもわかります。
最近、ヒロインのエレオノーア関連の特集記事が多かったような印象があります。が、今回は主人公ルキアンの特集でした。こうして今までの物語の流れをみてみると、なんだかんだ言ってもルキアンからは目が離せませんね。
いつも『アルフェリオン』をご愛読いただき、感謝です。
ではまた!
連載小説『アルフェリオン』をDALL-Eとさらに画像化してみた
ChatGPTと一体化した画像生成AI、DALL-E3(以下、ダリさん)。その凄さ、真価が、ここ数日、集中的に使い込んでいくうちに分かってきました。一応、日々の本業の方もありますので、私がダリさんと戯れる時間を捻出するためには、睡眠時間を削るしかありません(苦笑)。しかし面白いもので、脳内麻薬の分泌ゆえか何かは分かりませんが、本気で楽しんでいるときには、全然眠くならないのですよね。
これは、『アルフェリオン』の物語の転換点となる「ワールトーア編」の宣伝画像をダリさんに生成してもらったうえで、それに鏡海が色彩の調整加工をして、テキスト部分と統合させたものです。小説本編のうち、左側のテキスト部分に対応する内容を、右側の絵にしてもらったのです。見事に再現されています。
アリーオとエメレーアのロッタ姉弟が、あの過酷な事件が起こる前のワールトーア村で幸せに暮らしていた頃の話です。この場面は、とことん美しいのです。しかし、その後、彼らに降りかかる出来事を思えば、我ながら容赦なく残虐な展開にしたものです。そういった、一方で詩的で感傷的な部分と、他方で思わず胸が苦しくなりそうな救いようの無い部分とが……両者の交錯が、対比が、何と申しましょうか、心を揺さぶります。
アリーオ(弟)とエメレーア(姉)。この場面を、ダリさんはよくぞ描き出したものです。この後、《ロード(聖体降喚)》の結果、アリーオに該当するのがルキアンで、エメレーアに該当するのがあのキャラとなったとは……。どうしてあの人が?何の関連性も必然性もないのでは?という登場キャラが、ルキアンにとっての本来の「対になるアーカイブ」ですよね。その人物を特定するためのヒントは、すでに小説本編中に出ています。もっとも、その人を押しのけて、エレオノーアが先にアーカイブになったのですが。
ロッタ姉弟を待ち受けていた結果が、これです。
そして今、ルキアンが、失われた廃村ワールトーアをブレンネルと共に探検し、この二つの墓石を見つけ出しました。
ダリさん、こういうタッチの絵も生成できるのですね。ChatGTPを介して対話式に伝えると、絵柄や色彩の指定といった繊細な部分についても、こちらの意図をきめ細かく反映させることが可能です。
そして下記は「ワールトーア編」の縦型プロモ画像です。
ダリさんとHolaraさん、そして鏡海の合作ですね。
◇
さらに、ダリさんに飛空艦クレドールを改めて画像化してもらいました。
素敵すぎます。しかし、ここに至るまでには何度か再生成を繰り返しました。
これに対して、ダリさんが一番最初に生成したクレドールの画像は、下記の通りです(笑)。
ただ、帆船に羽根を付けただけだという話もありますが。
そこで次に生成してもらったのが、これです。
それはそれでよいのですが、いま一歩ですね。
そこで、話をもう少しSF風にしてもらうよう、こんな絵の再生成を願いました。
素晴らしい! だが、飛空艦というより、飛行機の側にかなり寄っている作りではないかと。
この先に再生成されたのが、先ほどの画像、繰り返しになりますが、これですね。
本ブログでは、以前から連載小説『アルフェリオン』の関連画像の公開を、生成AIのHolaraさんの力を借りて進めてきました。そこにいま、同じくAIのダリさんが新たに加わったことにより、これまでとは局面がひとつ変わりそうな勢いです。
本日も鏡海亭にお越しいただきありがとうございました。
明日もまたお待ちしています。
ではまた!
『アルフェリオン』の名場面をAIのDALL-Eさんで画像化してみた
こんにちは。
この間、画像生成AIのDALL-E3(以下、愛称・ダリさん)をChatGPT経由で利用し始め、そのポテンシャルに驚きを隠せない鏡海です。
ダリさんに慣れるため、もっと一緒に遊ぼうということで、本ブログの連載小説『アルフェリオン』から名場面の画像化をダリさんにお願いしてみました。
まずは第47・48話「深淵」より、シェフィーアさんがレイシアと海辺を散歩している場面ですね。作者の私自身、大好きなシーンです。
おぉ、シェフィーアさん、髪をなびかせてカッコいいじゃないですか。こんな演出まで自然に取り入れてくれるダリさん、なかなか分かってますね。欲を言えば、レイシアがもう少し近くにいてくれた方が、もっとよかったかもしれません。
広大ながらもどこかうら寂しい北の海の砂州、その雰囲気がうまく表現されていると思います。
ちなみにボツ画像として:
先ほどの画像よりも、こちらの方が良くできているという見方もあります。ただ、シェフィーアさんがフルプレートの完全武装でいかつすぎますね(笑)。体型も筋骨たくましい男性の騎士のようです。兜で顔が隠れているのも惜しい。
もう一方のレイシアは素敵ですね。
ボツ画像その2:
何だか絵柄がアニメの1シーンのようですが……。
そう、アニメ風のタッチの方が欲しい場合もあるのですが、今回は求めている絵柄とは異なります。
シェフィーアさんはともかく、レイシアの方は、私の中のイメージに相当に近いです。見事だというしかありません。
複数の対象にそれぞれ詳細なプロンプトを設定しても、ダリさんはひとつひとつ丁寧に拾ってくれます。さすがChatGPTと組んでいるだけのことはあります。
ダリさんは、画像への言語の反映能力は非常に高いです。ただ、プロンプトを受け止める能力が高いだけに、良くも悪くもこちらの指示に忠実で、逆にこちらの狙いや予想を超えるような(トンデモも含めて)斜め上の提案はあまりありません。
同じくAIのHolaraさんは、そのへんの精度がむしろ微妙なことがある半面、だからこそ、時々、プロンプターが意図してなかった、あるいは意識化・言語化できなかった希望までも、偶然的に画像化してくれて、100点満点を超えて120点になることがあるのですよね(笑)。「ガチャ」的な効果ですね。「あ、そういえば、それそれ!」とこちらが気づかされるような。
◇
もうひとつ、今度は物語序盤の「パラミシオン編」から、第6・7話の「光と影の塔」というタイトルにもなっている、ファンタジー世界風の異空間パラミシオンに突然そびえ立っていた旧世界の「塔」、あの怪しげなビルの画像化をダリさんにお願いしました。
素晴らしい! 手つかずの自然であふれる大地に、なぜか近未来のビルがぽつんと存在しているという、あの違和感が巧みに再現されています。
ちなみに、まだ情報量の少なかった物語序盤に、なんだか唐突に出てきて沢山の謎を残して去っていった「パラミシオン編」ですが……いま思えば、ものすごい伏線がいくつも隠れているのですよね。あるいは、現時点(第57話)までの情報をふまえれば、あれはそういうことだったのか!と思い当たる部分もいろいろあるでしょう。
ただ、なぜパラミシオンに旧世界の遺構が存在するのか、というそもそも論的な謎は、残されたままです。これは、今後起こる、とある大事件を境に、謎が解けてくると思います。旧世界が崩壊したとき、どんな状況であったか、そのとき天上界のコロニー群を統べる「天帝」が何をしたか、という点に深くかかわっています。おっと……ネタバレになるといけないので、このへんでストップ。
ボツ画像1:
ビルの不気味さ・異様さがなかなか出ていて、これもよいのですが、草木が多すぎる(笑)のと、パラミシオンの世界像があまり反映されていない感じがしますね。
ボツ画像2:
ビルが複雑すぎ、大きすぎますね。ビルというより、かつての九龍城ではないですが、これらのビルの集合体でひとつの街になっているとか、あるいは某奪還屋さんの無限城みたいな感じもしたり、私は直感的に、どことなく北斗の拳とかマッドマックスのような荒廃した世界を想像してしまいます。「ヒャッハー!」(笑)的なモヒカン刈りやスキンヘッドの悪党たちがビルの陰から改造バイクに乗って飛び出してきそうな……。ちょっと、アルフェリオンの世界とはまた違いますね。
いずれにしましても、ダリさんの表現力、こちらの意図に対する理解力には驚くべきものがありますので(まさにAIと対話しながら一緒に作業を進めていく感じ)、連載小説『アルフェリオン』の名シーンや重要スポット(?)などを画像化していきたいと思います。
いつも『アルフェリオン』を応援いただき、ご愛読いただき、感謝申し上げます!
無数の作品がウェブをはじめ各メディアであふれかえる中、「ここにしかない物語」を目指して連載を続けていきます。
ではまた。
画像生成AIのDALL-E3に、エレオノーアを描いてもらったら……
画像生成AIのDALL-E3(ダリ・スリー。以下、ダリさん)と遊んでみる企画、まだ続きます。
今回は、本ブログの連載小説『アルフェリオン』のヒロイン、エレオノーアの画像化をダリさんにお願いしてみました。
最初の生成:
え、えぇっ!? 「闇の御子」として生きる娘というのであれば、本来は、こういう感じなのかもしれません。髪型や服装は指定した通りなのですが、それにもかかわらず雰囲気が全然違いますね。サイボーグっぽいクールな美少女。小説本編に出てくるエレオノーアは真逆で、熱くて率直で生々しい(笑)感じのキャラですから。
もっとも、当初の設定では、エレオノーアはたしかにこの画像のような印象だったのですよね。それが、実際に書き始めたらキャラがどんどん独り歩きして、いまのような彼女になったのです。ただ、現在のエレオノーアは、主人公のルキアンと息が合っているように思いますが、この絵のようなエレオノーアだったら、残念ながらルキアンとは合わなさそうです(苦笑)。
そこで、二回目の生成:
あらら。今度は子供っぽ過ぎました。それに、もうちょっと元気が欲しいですね。
しかし画像のクオリティ自体は高いです。
そこで三度目・四度目にダリさんにお願いして導着された画像のキャラに、鏡海が背景と字幕を付けてみたのが以下です。第53話「光翠の谷を越えて」の名場面より。まだ少年エレオンとして振舞っていた少女エレオノーアが、食材の調達のためルキアンと魚を釣りに行く道中の話。
実際に小説本編に登場した頃のエレオノーアは、まさにこんな感じのキャラでした。
ダリさん、さすがです。
ボーイッシュな素朴なキャラだったはずが・・・そこから、彼女の「女性」としての部分が前に出てきて、いまの絶妙な具合のエレオノーアがいます。
次なる生成。第54話「御子の力」において山賊たちを切りふせたエレオノーアは、こんな感じでしょうか。
「私、実は結構強いんです」という台詞通り、戦いになると目つきが変わるエレオノーア。
同じくエレオノーアが剣を構えたところをダリさんに生成してもらった下の画像は、精緻ではあれ、いかにもCGという絵柄ですね(苦笑)。なぜか日本刀を手にしています。
ファンタジーというよりも、近未来を舞台にしたゾンビ・サバイバル系の作品(?)あたりに登場しそうです。
この画像は、今のエレオノーアに比較的近いですね。
ちょっと年齢設定の匙加減が違うと、こんな感じの画像になります。
これは、大人になったエレオノーアでしょうか。貫禄ありますね(笑)。
こんな感じで、ダリさんにも慣れつつあります。
同じく生成AIのHolaraさんともども、心強い仲間になってくれそうです。
本日もブログ「鏡海亭」にお越しいただきありがとうございました。
次回もお待ちしています!
ではまた。
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