鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
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第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
物語はもうすぐ激動の局面へ !?
連載小説『アルフェリオン』第45話(その7)を昨日・10月25日の午後に更新しました。
ついに発動された盾なるソルミナ――しかし、その効果についてはまだ詳しくは描写されていません。「これからがいいところなのに!」という小憎らしいタイミングで「次週に続く」という展開になってしまいました(^^;)。
ソルミナの力に巻き込まれる仲間たち、そこで満を持してルキアン出撃!というかたちで物語は進むのでしょう。ただし今回ばかりは、出撃してからのルキアンの今後は、予想外の展開になると思います。これまで比較的ゆったりとしたテンポで進んできた物語が、激動の局面を迎えることになるでしょう…。
もう少し我慢し、第46話に入ってからが、スーパールキアンタイム(笑)の始まりです。第46話「深淵」(仮)から第47話「逆同調(バーサーカー)」(仮)を経て、第48話「帝国の力」(仮)に至る頃には、現在とはまったく違う状況にルキアンが置かれていると思います。
いわば、第1話から第47話までが『アルフェリオン』の第一部だとすれば、第48話以降が第二部だと言ってもよいくらいです。そのくらい大きな区切りがやって来ます。まぁ、物語の中盤で主人公がいよいよ成長していくという局面でしょう。ガンダムに例えていえば、アムロが砂漠でさすらっている頃に対応するのでしょうか。まぁ、この物語の場合、「闇の御子」としてのルキアンの能力が開花してゆくわけですから、どんどん妙な方向に向かって行くのですね(^^;)。「闇の力を思い知れ!」というルキアンのセリフがもうすぐ聞けます(汗)。
ただ、そんな強烈な変貌を遂げていく主人公ルキアンすら霞んでしまいかねないほど、脇キャラがまたまた活躍するのも事実です。ルキアン、不幸! じきに、あたかもグレイルが主人公でランツェローがそのライバルではないかと思えるほど、ガノリス方面での二人の戦いは盛り上がります。これに続いては、「レンゲイルの壁」での反乱軍とギルド・議会軍の決戦。そこでカリオスが一気に「真の主人公」化するかもしれません(笑)。対ナッソス戦におけるレーイのように…。
いやいや、その裏ではひそかに、最近は影を潜めているあの「いわく付きのダメっ子」ことリーン嬢が、これまたまさかの勢いでヒロインの座をおびやかす可能性もありです。
もはや誰が主人公なのかヒロインなのか、それすら怪しくなりそうな感もある混戦状態? しかし…。しかしです。これからのルキアンは一味も二味も違います。主人公の出番を奪おうとする個性的な脇役たちに負けず劣らず、主役としての実力を発揮してくれることでしょう。
やはり、るっきー(=ルキアン)あっての『アルフェリオン』ですよね(^_^)。
以上
ついに発動された盾なるソルミナ――しかし、その効果についてはまだ詳しくは描写されていません。「これからがいいところなのに!」という小憎らしいタイミングで「次週に続く」という展開になってしまいました(^^;)。
ソルミナの力に巻き込まれる仲間たち、そこで満を持してルキアン出撃!というかたちで物語は進むのでしょう。ただし今回ばかりは、出撃してからのルキアンの今後は、予想外の展開になると思います。これまで比較的ゆったりとしたテンポで進んできた物語が、激動の局面を迎えることになるでしょう…。
もう少し我慢し、第46話に入ってからが、スーパールキアンタイム(笑)の始まりです。第46話「深淵」(仮)から第47話「逆同調(バーサーカー)」(仮)を経て、第48話「帝国の力」(仮)に至る頃には、現在とはまったく違う状況にルキアンが置かれていると思います。
いわば、第1話から第47話までが『アルフェリオン』の第一部だとすれば、第48話以降が第二部だと言ってもよいくらいです。そのくらい大きな区切りがやって来ます。まぁ、物語の中盤で主人公がいよいよ成長していくという局面でしょう。ガンダムに例えていえば、アムロが砂漠でさすらっている頃に対応するのでしょうか。まぁ、この物語の場合、「闇の御子」としてのルキアンの能力が開花してゆくわけですから、どんどん妙な方向に向かって行くのですね(^^;)。「闇の力を思い知れ!」というルキアンのセリフがもうすぐ聞けます(汗)。
ただ、そんな強烈な変貌を遂げていく主人公ルキアンすら霞んでしまいかねないほど、脇キャラがまたまた活躍するのも事実です。ルキアン、不幸! じきに、あたかもグレイルが主人公でランツェローがそのライバルではないかと思えるほど、ガノリス方面での二人の戦いは盛り上がります。これに続いては、「レンゲイルの壁」での反乱軍とギルド・議会軍の決戦。そこでカリオスが一気に「真の主人公」化するかもしれません(笑)。対ナッソス戦におけるレーイのように…。
いやいや、その裏ではひそかに、最近は影を潜めているあの「いわく付きのダメっ子」ことリーン嬢が、これまたまさかの勢いでヒロインの座をおびやかす可能性もありです。
もはや誰が主人公なのかヒロインなのか、それすら怪しくなりそうな感もある混戦状態? しかし…。しかしです。これからのルキアンは一味も二味も違います。主人公の出番を奪おうとする個性的な脇役たちに負けず劣らず、主役としての実力を発揮してくれることでしょう。
やはり、るっきー(=ルキアン)あっての『アルフェリオン』ですよね(^_^)。
以上
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若干詩的な主人公の妄想
今回の『アルフェリオン』第45話(その6)のうち、ルキアン君の妄想(?)の部分を以下のように書き直しました。本編の方も同様に修正してあります。
彼の心の中での独り言の場面ですね。かなり屈折した話ですが、そんなルキアンを傲慢な世間知らずだとか、かわいそうなヒトだとか、単純に笑ったりできるのでしょうか・・・。
それから、これ、一応は巨大ロボット戦闘物の小説です。時々、とてもそうは見えないシーンが続きますが(^_^;)。
◇
一瞬、ソーナの美しい横顔が、ルキアンの脳裏に思い浮かんで消えた。
燦々と日差しの降り注ぐ浜辺で、手を取り合って歩く《二人》の姿。
《独り》、取り残され、波打ち際の残響だけがルキアンの耳に淡々と響く。
レマール海の静かな湾内に、単調なリズムで寄せては返す波。
その皮肉な穏やかさにルキアンは思ったものだ。
世間的に見れば衣食住には困らず、決して不幸ではないけれど、
だからといって幸福だと心から笑ったことなど一度もない、
自分の日々のようだと。
《不幸でないこと》と《幸せであること》はまったく別物なのではないか。
何不自由ない生活の中で、息苦しさだけを感じ続けて人生を終える人もいる。
悲惨な暮らしの果てに、この世を去るときに笑っていられる人もいる。
たとえ苦しいことがあっても、自分が《不幸》だと嘆くことがあっても、
それと同時に《幸福》だと感じられる人が側にいて、
そう感じられる時があって。
それが一番大切な問題ではないのだろうか。
幸せの数と不幸せの数との間には、決まった相関なんてまったくない。
いずれか片方が多い人も居れば、両方とも多い波乱に満ちた人も居る。
幸福か不幸かなど、所詮は主観的なものだという話もある。
だけど僕には、どちらもない。
生まれてこなければよかったとは絶対に思っていない。
でも、生まれてきて良かったと思った瞬間もあまり記憶にない。
これを傲慢だとか、寂しい人だとか、世の中は笑うのだろう。
生きたくても生きられない人がいるのに、と人は言う。
そう告げられると僕の感情は揺さぶられる。
だけど、倫理的な問題はともかく、それは本当は話のすり替えだ。
頭では理解できても、一時の感情は動いても、
僕の《現実》には刺さらない。心の底までは決して照らせない。
いずれにしても、このままではいけないのだと。
ルキアンはよく思ったものだ。
ともかく動かなければ、《ここ》を出なければ。
《この日常を越え出なければ》。
◇
しかしそんな理由で、巨大ロボットのパイロットになった主人公って、どこかにいましたっけ? いや、それだけが理由ではないにしても。
以上
彼の心の中での独り言の場面ですね。かなり屈折した話ですが、そんなルキアンを傲慢な世間知らずだとか、かわいそうなヒトだとか、単純に笑ったりできるのでしょうか・・・。
それから、これ、一応は巨大ロボット戦闘物の小説です。時々、とてもそうは見えないシーンが続きますが(^_^;)。
◇
一瞬、ソーナの美しい横顔が、ルキアンの脳裏に思い浮かんで消えた。
燦々と日差しの降り注ぐ浜辺で、手を取り合って歩く《二人》の姿。
《独り》、取り残され、波打ち際の残響だけがルキアンの耳に淡々と響く。
レマール海の静かな湾内に、単調なリズムで寄せては返す波。
その皮肉な穏やかさにルキアンは思ったものだ。
世間的に見れば衣食住には困らず、決して不幸ではないけれど、
だからといって幸福だと心から笑ったことなど一度もない、
自分の日々のようだと。
《不幸でないこと》と《幸せであること》はまったく別物なのではないか。
何不自由ない生活の中で、息苦しさだけを感じ続けて人生を終える人もいる。
悲惨な暮らしの果てに、この世を去るときに笑っていられる人もいる。
たとえ苦しいことがあっても、自分が《不幸》だと嘆くことがあっても、
それと同時に《幸福》だと感じられる人が側にいて、
そう感じられる時があって。
それが一番大切な問題ではないのだろうか。
幸せの数と不幸せの数との間には、決まった相関なんてまったくない。
いずれか片方が多い人も居れば、両方とも多い波乱に満ちた人も居る。
幸福か不幸かなど、所詮は主観的なものだという話もある。
だけど僕には、どちらもない。
生まれてこなければよかったとは絶対に思っていない。
でも、生まれてきて良かったと思った瞬間もあまり記憶にない。
これを傲慢だとか、寂しい人だとか、世の中は笑うのだろう。
生きたくても生きられない人がいるのに、と人は言う。
そう告げられると僕の感情は揺さぶられる。
だけど、倫理的な問題はともかく、それは本当は話のすり替えだ。
頭では理解できても、一時の感情は動いても、
僕の《現実》には刺さらない。心の底までは決して照らせない。
いずれにしても、このままではいけないのだと。
ルキアンはよく思ったものだ。
ともかく動かなければ、《ここ》を出なければ。
《この日常を越え出なければ》。
◇
しかしそんな理由で、巨大ロボットのパイロットになった主人公って、どこかにいましたっけ? いや、それだけが理由ではないにしても。
以上
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『アルフェリオン』第45話(その6)を更新しました!
連載小説『アルフェリオン』第45話(その6)を更新しました。
さて、いよいよ、例によって妄想王ルキアンにエンジンがかかって参りました(^^;)。
対するナッソス側は、切り札の「盾なるソルミナ」をいつ発動するのか。
今回は地味なお話ながらも、この物語の従来のパターンを知っている方にとっては、もうすぐ「嵐」が来そうな予感がすることでしょう。
主人公の超覚醒という名の、大嵐が…(笑)。
ルキアン、この勢いで、もうすぐソルミナの力と激突か!?
何だか、以上の説明だけを読んでいるとギャグ小説みたいですが、『アルフェリオン』はとってもシリアスなお話です。不謹慎ですいません。
いや、主人公ルキアンの扱われ方は、ある意味で辛辣なギャグなのでしょうか?
ともあれ、お楽しみください。
以上
さて、いよいよ、例によって妄想王ルキアンにエンジンがかかって参りました(^^;)。
対するナッソス側は、切り札の「盾なるソルミナ」をいつ発動するのか。
今回は地味なお話ながらも、この物語の従来のパターンを知っている方にとっては、もうすぐ「嵐」が来そうな予感がすることでしょう。
主人公の超覚醒という名の、大嵐が…(笑)。
ルキアン、この勢いで、もうすぐソルミナの力と激突か!?
何だか、以上の説明だけを読んでいるとギャグ小説みたいですが、『アルフェリオン』はとってもシリアスなお話です。不謹慎ですいません。
いや、主人公ルキアンの扱われ方は、ある意味で辛辣なギャグなのでしょうか?
ともあれ、お楽しみください。
以上
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第45話・その5を更新、久々にシャリオさん登場
連載小説『アルフェリオン』第45話・その5を更新しました。
久々にシャリオさんの登場です。現世界に残る昔話や伝説が実は旧世界の事実を伝えるものだという仮説のもと、彼女は研究を続けています。以前に出てきた「大きな大きな樹」の昔話のときと同様、今回も旧世界の謎に迫るシャリオさんの役割に注目ですね。
珍しくルキアンも前に出てきています(笑)。そろそろ主人公が空気化から復活でしょうか。
それでは、お楽しみください。
久々にシャリオさんの登場です。現世界に残る昔話や伝説が実は旧世界の事実を伝えるものだという仮説のもと、彼女は研究を続けています。以前に出てきた「大きな大きな樹」の昔話のときと同様、今回も旧世界の謎に迫るシャリオさんの役割に注目ですね。
珍しくルキアンも前に出てきています(笑)。そろそろ主人公が空気化から復活でしょうか。
それでは、お楽しみください。
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第45話「盾なるソルミナ」(その4)を更新しました
連載小説『アルフェリオン』第45話・その4をアップしました。
バーンのアトレイオスとムートのギャラハルド、双方とも重戦士タイプの機体がついに激突!
四人衆のムートと互角に戦うバーンの実力を知り、ナッソス公爵とレムロスは、万一の場合に備えて行動に出そうな様子です。「柱」を破壊されて「盾なるソルミナ」が使えなくなることを、危惧しているのでしょうか…。
他方、このまま放っておけば、レーイがカセリナと相討ちを狙っています。公爵は同時にカセリナを救うためにも、効果的な次の一手を打たねばならないでしょう。
仮に、焦った公爵が現時点でソルミナを発動させれば、一体どんな結果になるのか。
人の精神に作用するらしい、旧世界の無敵の防御兵器。その正体とは?
次回や次々回あたりが楽しみになってきました。
ともあれ、お楽しみください。
バーンのアトレイオスとムートのギャラハルド、双方とも重戦士タイプの機体がついに激突!
四人衆のムートと互角に戦うバーンの実力を知り、ナッソス公爵とレムロスは、万一の場合に備えて行動に出そうな様子です。「柱」を破壊されて「盾なるソルミナ」が使えなくなることを、危惧しているのでしょうか…。
他方、このまま放っておけば、レーイがカセリナと相討ちを狙っています。公爵は同時にカセリナを救うためにも、効果的な次の一手を打たねばならないでしょう。
仮に、焦った公爵が現時点でソルミナを発動させれば、一体どんな結果になるのか。
人の精神に作用するらしい、旧世界の無敵の防御兵器。その正体とは?
次回や次々回あたりが楽しみになってきました。
ともあれ、お楽しみください。
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