鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
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生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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小説目次 | 最新(第59)話| あらすじ | 登場人物 | 15分で分かるアルフェリオン | ||||
GPTs はゲームチェンジャーになるか!?
ここ数日の本ブログ用画像の準備にあたり、ChatGPTの機能である「GPTs」を利用した自家製ツールが、大活躍しています。
上掲の画像、左側はEditorial Oboro(オボロさん)を、右側はオボロさんおよびEnikuma(エニクマ)を活用して生成したものです。
希望に叶う画像の生成に至るまでの効率性や、こちらの意図の画像へのより高度な反映という点に関し、従来とは次元がかなり変わったような気がしています(あくまで当ブログ比、にすぎませんが……)。
本日公開済みの下記の作品広報用画像においても、いくつかの素材の生成にオボロさんとエニクマが利用されています。
GPTs ――少なくとも、本ブログ運営へのAI活用という個人的な範囲では、もはや、いわゆる「ゲームチェンジャー」の域に達しているかもしれません。
鏡海
ずっと、これを創りたかった。
連載小説『アルフェリオン』、新しいPR画像置いておきます!
リューヌが主役の画像ですね。最近出番がなくて残念ですが……。
詳細は後ほど。
鏡海
心の奥底の暗い森、差し伸べられた手
本ブログの連載小説『アルフェリオン』、その中でも傑作中の傑作(?)と思われる第35話「パンタシア」です。
強敵を前に大ピンチの主人公ルキアンが超覚醒する直前に、彼の陰惨な独白と回想とが延々と繰り返される場面。
そんな彼に手を差し伸べ、彼の心の闇を全肯定したシェフィーアさんのイメージです(本人とは違う容貌ですが)。
この場面の小説本文から、広報支援用AI「Editorial Oboro」(オボロさん)にタイトル画像を作ってもらったのが、上掲の画像です。昨日のリベンジ(笑)ですね。オボロさんの受け止め、的確すぎて何だか涙が出てきます……。
この時点では、ルキアンはシェフィーアさんの姿をまだ直接見たことがなかったので、冒頭の画像のような、本人とはかなり異なるイメージとなって現れたのでしょう。ルキアンと似ている銀髪や、ルキアンに通ずる「闇」を象徴する黒い衣装をまとった彼女の姿は、ルキアン自身が妄想交じりに思い描いた願望が入っているのでしょうか。
オボロさん、適切な情報さえ与えられれば、凄い能力を発揮しますね。
(オボロです。当然です) ※Editorial Oboroのアイコン。
こちらもオボロさんが同じ場面から生成した画像。
特に何も指示しなければ、シェフィーアさんではなく、リューヌとルキアンの関係をテーマにした画像が生成されます。
ルキアンが幼い頃からリューヌがずっと見守ってくれていたことに、やっと気づくルキアン。
そんな彼の姿が子供に還っているのが象徴的ですね(それに釣られてリューヌの姿も幼くなっていますが)。
――さぁ、この手を取って!
そして自分自身を受け入れること。自分自身との和解?
これは、本当にオボロさんすごい!と思いましたね。
ルキアンが、自分の半身である闇の部分を己の一部として受け入れる覚悟をした場面から、オボロさんはこんなタイトル画像を生成しました。自らの中の闇と向き合うということが、『アルフェリオン』の重要なテーマのひとつですからね。
そして救いの手を差し伸べるシェフィーアさん。その姿は、まだこの時点では、ルキアンの勝手な妄想。
実際にあった場面ではなく、あくまで心象風景ですが。
とはいえ、その差し伸べられた手が実は結構ヤバい(笑)ということを暗示する画像。ルキアンの想像したシェフィーアさんの姿が、魔性な空気全開ですね。エルフっぽくもありますが。
受け入れてくれて、護ってはくれるでしょうけど、一緒に地獄の底までも堕ちる覚悟がないと、この手は取れませんね(苦笑)。それを画像化するとは、オボロさんおそるべし。あぁ、人類!
と、オボロさんをさんざん持ち上げておいて、最後に:
これは? オボロさんが、明治の歌曲「荒城の月」の歌詞を読んで、そこから生成したタイトル画像です!(笑)。
いや、宴会真っ盛りですね。もはやいずこかに過ぎ去ってしまった「昔の光」のことが、オボロさんにはこう思われたのでしょうか。まぁ、文語調の歌詞なので、現代の外国生まれのAIさんには分かりにくいのかも。それでも理解をもとに生成した画像が大ハズレではないあたり(←そうか?)、さすがですね。
もう1枚、「荒城の月」をモチーフとしてオボロさんが生成。
やっぱりパーティーになるんかい!?(笑)
なお、なぜ「荒城の月」がテーマなのかは……今日この頃のアニメ界隈を、あるところを、リスペクトしてみたという具合です。
「GPTs」由来のAIツールたちの機能を、こんな感じでテストし、チューニングして参ります。今後も色々と面白いことができそうです。
ではまた!
AIさんの妄想と王道ファンタジー?
「全米が泣いた!」(嘘)
「〇〇氏も絶賛、これを見ずしてファンタジーは語れない!!」(大嘘)
そんな感じの正統派・本格派のきわみのようなファンタジー映画、そのポスターみたいです。
作品の中身とまったく合致していないという意味では、これも一種のフェイク画像になるのでしょうか。
しかし、本ブログの連載小説『アルフェリオン』第53話のイメージについて、ボクらの小説宣伝支援AI「Editorial Oboro」(オボロさん)の頭の中を素直に画像にしてもらったら、冒頭の絵のような感じだそうです。なんという王道ファンタジー。
ChatGPTの「GPTs」を使って生まれたオボロさんの機能の一つに、ファイルから物語を読んでふさわしいタイトル画像を生成するというものがあります。それを使ってみたのでした。以前、第58話に対しては、なかなかの成功だったのですが……。
こちらから一切指示をせず、オボロさんに完全にお任せすると、先ほどのような楽しい(!?)感じの画像になります。
それを素材にして鏡海が上記のウソ広報画像にまとめました。いや、AIさんの発想をみるのがとても楽しいのですが……オボロさんの本来の使命である「自作小説の広報用素材を生成する」ということについては、まだまだ課題が多いですね。
ちなみに53話「光翠の谷を越えて」の「前編」・「中編」・「後編」をイメージしたタイトル画像は、オボロさんによればそれぞれ次のようになります。
【第53話・前編】
ボーイッシュな少女エレオノーアと、白銀の竜アルフェリオンの出会い! 大冒険の始まり?
なんか、本当にこんな映画ありそうですね(笑)。敢えていつものアニメ風ではない絵柄で、オボロさんに好きに画風を選んでもらったら、こんな凄まじい精緻さの画像も出せるのです。
アルフェリオンがドラゴンになってしまいました。白銀の竜というイメージ自体は合っているのですが、一応、広義の「ロボット」です。舞台となるハルス山脈、これでは雰囲気を盛りすぎですね。素敵だけど。
【第53話・中編】
おお、こっちも王道!
なんとなく連想したのですが……欧州のシンフォニックメタルあたりのCDに、こんなジャケット絵のアルバムがありそうですよね(あくまでイメージです)。
ルキアンとエレオノーアだそうですが、えらく印象の違う二人になってしまいました。まぁ、本来のルキアンとエレオノーアの方が、むしろ変則的なキャラを主人公に据えたケースであって(笑)。こっちの画像の二人の方が正統派なのでしょうが。
でも背景の幻想的な味わいは素晴らしい!
これをコテコテといわずして、なんといえばよいのか、特濃なファンタジーですな。
【第53話・後編】
この画像、あまりにキマりすぎていて、見た途端、独り笑いが止まらなかったです(!)。
いや、とてもかっこいいのですが。かっこよすぎて、コテコテすぎて、逆に……。
典型の中の典型!というところでしょうか。
生成AIの特性上、与えられたキーワードに確率論的につながる可能性の高い要素をもちだして生成を進めるのでしょうから、結局、より一般的にウケる要素を言葉から連想して絵にするということになります。こちらが特に指示しない限りは。そうすると、こんな感じになるのですね。まさに「絵に描いたような」ベタな雰囲気に。
でもルキアンとエレオノーアをこの絵の背景の前に立たせたら……あぁ、ちょっと似合わないですよね(笑)。
そして、以上の三枚のうち前編・後編の分の二枚の画像を使って、冒頭のニセ広報画像(!)を作ってみたのでした。
でもやっぱり、格好いいことは格好いいですね(笑)。
いや、正直に言うと、一方でそういう王道的なファンタジーに対する何か違和感のようなものがずっと今まで自分の中にあって(好きは好きなんですけどね)、その上に『アルフェリオン』が生まれて、それから時が経って今度は逆に(「逆」って何か失礼な言い方だが)「なろう系」的な世界観・世界設定のファンタジーが出てきて、それもやっぱりどこか自分の目指す方向性とはちょっと異なる気がしていて……。AIを旅の友として創作の内なる旅路をさまよっている感じです。
ちなみに本日初めて鏡海亭を訪問された方がいらっしゃるかもしれないので、誤解のないよう、挙げておくなら:
『アルフェリオン』とはこういう作品です(笑)。異端だけど本格的なファンタジー・ロボット小説。
いや、個人的な趣味のブログとはいえ、今回は特に個人的な思いで記事を公開しましたが、お付き合いくださり感謝です。
いつもありがとうございます。
ではまた!
画像生成支援AI「絵似熊(エニクマ)」が仲間に加わった!
あれ? このタイトル画像、誰でしょう。
あ、シェフィーアさん、何やってはるんですか?(笑)
本ブログの連載小説『アルフェリオン』の自称「今年こそは天下(ヒロインの座)を取る女」こと、シェフィーアさんではないですか。
いつものアニメ調の絵柄とは違う、これはこれでいい感じの手書き風の絵柄ではないですか。
向かって右側が、まだ一応、王女だった(笑)10代、同じく左側がなかなかワルそうな20代、そして真ん中が今の姿ですね。貫禄と包容力があります。
ところで、実にシェフィーアさんの特徴がよく出ている冒頭の画像、どうやって生成したのでしょうか。
それは……鏡海亭の新たな仲間「Enikuma」の助けを借りています。
昨日は、PDFファイルの小説のテキストを読み取り、そこから「あらすじ」をまとめ、タイトル画像を生成するツール、「Editorial Oboro」(愛称「オボロさん」)を紹介しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/41/876ad36c8fbe7bd644d746a21bb19ce2.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/15/4ab227b9bb0106420fdcfa6cf754840e.png)
以下のエレオノーアの画像、実に彼女らしいです。かつ、これらの画像を通じて、一人のキャラクターとしての見た目の同一性が感じられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a4/593f2f7142c7b3fdb418008a698dd7af.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/5e/18918d2ae54238c79d0aae310f92dd89.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/81/494a7d3656ec2a659ba21f8a3f9a07e2.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/1f/bff92713c5b653eb4ddde609a1db4a78.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/61/a99ec6ee5a6c6edb3cfec49702dab6ea.png)
いつの間にか、彼女の画像にも、本当にヒロインっぽいオーラが出てきましたね。
エニクマのプロンプトに基づいて生成されたシェフィーアさんの画像も挙げておきましょう。
こちらも、いずれの画像も同じキャラだという感じがしますね。
とてもシェフィーアさんらしいです。懐は広いという印象ではあれ、本音では優しい人なのか危ない人なのか、よく分からない雰囲気が。エニクマの力を借りて、やっと彼女らしさが出せたというところです。大人の色気もありますね(笑)。最後の1枚は年齢が若い、ですが。
今回掲載されているエレオノーアとシェフィーアの画像は、すべてHolaraさんと一緒に導着したものです。
最近、ダリさん(DALL-E3)との協同が多くて、多少ご無沙汰だったほららさんですが、ちゃんとしたプロンプトを渡すと実に良い絵を生成してくれます。ダリさんの方が圧倒的に意思疎通がしやすい(苦笑)ので、どうしてもそちらに頼ってしまうのです。しかし、少々クセがあっても、ほららさんの描画能力もやはり凄いです。
ダリさんに画像を生成してもらうことと併せて、まずはこちらの指示を行いやすいダリさんでキャラの元画像を生成しておいて、それをエニクマにプロンプト変換させ、そのプロンプトをほららさんに渡して再生成するという手順でもって画像表現の幅が格段に広がりそうです。
本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました。
仲間AIも次々と加わって、ますます元気な鏡海亭に今後とも御期待ください!
ではまた。
小説の公開・宣伝支援用AIのオボロさんが仲間に加わった!
こ、これは?(最近、この手の書き出しが多い……)
「鏡海亭」の制作陣のさらなる一員として加わった、自作小説の公開・宣伝支援用の生成AI「Editorial Oboro」が、本ブログの連載小説『アルフェリオン』の最新話(第58話の4)の内容を読んで自動生成したタイトル画像の一例です。
この Editorial Oboro(エディトリアル・オボロ。以下、「オボロさん」)は、ChatGPT4の機能のひとつである「GPTs(ジーピーティーズ)」によって生成・実装されました。鏡海庵の「広報部長」兼「実働部隊」(笑)として特化した生成AIだといってもよいでしょう。
上記のGPTsとは、簡単に言えば、利用者自身のニーズや特定の用途・対象等に合わせたカスタマイズ版のChatGPT(たとえば、ChatGPTベースのAIチャットボットやAIツールと思っていただければ)を創り出すものです。
しかもその際、専門的なプログラミングなどは特に必要とされず、「こういうことに使いたい!」、「こんな機能が欲しい!」といったこちらの希望を、ChatGPT自体とのチャットを通じて伝えていけば、これに基づいてカスタマイズ版が生成されます。敢えていえば、ChatGPTがテキストや画像の生成だけでなく自身の別ヴァージョンまで生成する(!)という感じでしょうか。
私も試しに、自作小説をブログで公開・宣伝するための支援用として、見よう見まねで、ChatGPTさんを適当なチャットを通じてカスタマイズしてみました。ChatGPTはこんなこともできるんです!という体験レポートあるいはご参考になれば幸いです。
その手の「GPTs」の具体的な利用法・作り方については、「GPTs」でウェブを検索し、関連のサイト情報にいくつか目を通せば、あとは細かいことは置いといて……ChatGPTと話していけば完成すると思います(GPTsの利用方法そのものに関する技術的な情報を長々と説明するのは、本ブログの趣旨や本ブログに期待されている(?)方向性とは、おそらく違うのではと思いますし)。
ただ、GPTsを始めるまでにおさえるべき最低限のポイントのみ挙げておきますと、以下の3点になります:
①有料の「ChatGPT Plus」に契約している(無料版には、この機能はありません)。
②「ChatGPT4」を利用する。
③実際に作り始めるには、ChatGPTの「My GPTs」あるいは(日本語ベースの場合)「私のGPTs」のところから「Create a GTP」を選択する。
◇
それでは、オボロさんを少し紹介します。
GPTsを使って新しいGPTを作っていく際、その名称とプロフィール画像(アイコン?)を、ChatGPTが提案してくれます。ちなみにオボロさんのプロフィール画像は、これです。
可愛らしく奥ゆかしい感じですが、その印象からは想像できないほど有能になりそうです。
オボロさんの機能は大きく分けて以下の2つです。
①PDF形式の小説データを読み込んで、そのあらすじを作成する。
②上記の小説データの内容に即したタイトル画像を生成する。
上記①②の機能に、それぞれいくつかのオプションがあります。これらのオプションは、たとえば画面上でボタンをクリックして選ぶといった形式ではなく、ChatGPTらしくチャットを通じて選択肢が提案され、こちらも返事して選ぶというかたちになりますが。
一例として、『アルフェリオン』第53話(その5)を読んでオボロさんが提示したあらすじ案をいくつか。オプションを変えればあらすじをまとめるうえでの切り口も変わります。
【案1】
「この物語は、エレオンとルキアンの冒険を中心に展開します。海沿いの大都市コルダーユから山峡へと旅をするルキアンは、エレオンという謎多き人物と出会います。エレオンはルキアンに対して一方的に親しく振る舞い、彼の感情を揺さぶります。一方、高い位置から二人を見守る謎の存在、ヌーラス・ゼロツーは、ルキアンに対して不満を抱いています。ルキアンはエレオンの真の性別を知り、混乱しつつも彼女に惹かれていきます。エレオノーア(エレオン)は、山賊や危険から身を守るために男装していたことを明かし、二人はお互いの過去と現在について理解を深めます」
【案2】
「ルキアンは人との関わりを避ける内向的な性格ですが、エレオン(エレオノーア)との出会いによって変化を遂げます。エレオノーアは無邪気で愛らしい性格をしており、ルキアンにとって新鮮な存在です。彼女は男装しており、その理由は単なる偽装ではなく、周囲の危険から身を守るためです。ヌーラス・ゼロツーは、ルキアンの運命に強い関心を持っています。ルキアンはエレオノーアに惹かれ、彼女を守る決意を固めます」
【案3】
「この物語の主要なテーマは、「自己発見」と「運命の受容」です。ルキアンはエレオノーアとの出会いを通じて、自分自身と向き合い、成長することを学びます。エレオノーアの男装という行為は、自己防衛と自己表現の複雑な関係を示しています。また、ヌーラス・ゼロツーの存在は運命と選択の重要性を示唆しており、ルキアンが自分の運命を受け入れ、行動を起こすことで、彼の内面の成長が描かれます。物語全体を通じて、自己理解と他者への理解の重要性が強調されています」
いや、【案1】は、物語の流れをわりと客観的にそのままなぞったような内容ですし、逆に【案3】は、オボロさん自体の「解釈」がかなり前面に出た内容となっています。
ちなみに【案3】に関して、この物語の主要テーマは「運命の受容」ではないですね。「宿命を、超えてゆけ!」という煽り文句(笑)を私が日々繰り返しているように、運命をただ受け入れるのではなく、乗り越えるのがこの作品の主要テーマのひとつですから……。ただ、第53話というたった1話の、ごく一部を読んだだけでオボロさんが返してきた【案3】の内容は、結構鋭いというのか、それなりのものです。
【案2】の「エレオノーアは無邪気で愛らしい性格をしており」というオボロさんの受け止めも、第53話(その5)の時点では的確かと思います。その後にエレオノーアが見せる様々な表情については、まぁ、別として……。
◇
もう1点、今度は『アルフェリオン』最新話(第58話の4)のあらすじとして、かなり詳細なそれをオボロさんにまとめてもらいました。オボロさんは、こちらの指定次第で、ごく簡潔な数行のあらすじから長文のあらすじまで自在にまとめる機能があります。ただ、下記のように長文のあらすじは、「あらすじ」というよりも、半ば「解説」的な様相をも呈して参りますが。
「魔法とテクノロジーが絡み合う世界で、この小説は戦争、戦略、政治的陰謀の壮大な物語を展開する。物語は主に、聡明な軍情報将校マクスロー・ジュラと、彼の信頼する部下エレイン・コザイゼを中心に展開する。彼らは緊迫した地政学的紛争の渦中に身を置き、強大な力を持つエスカリア帝国との複雑な戦争を切り抜けていく。
小説は、エクター・ギルドのクレヴィウス・マックスビューラー副船長やカーデイン・バルシュ大尉ら要人たちが最近の憂慮すべき事態について話し合う、飛行船クレドールでの軍事会議の真っ最中から始まる。エスカリア帝国の軍隊は、古代の強力な兵器の使用によって強化され、予想外の勝利を次々と収め、戦略的展望を大きく変えている。
エスカリア帝国の戦力の中心となるのは、強力な浮遊要塞 "エレオビンス "だ。絶大な威力を誇る呪文砲「マジオ・スクループ」を装備しており、ガノリス連合軍を壊滅させ、その首都さえ瞬く間に消し去った。
物語は、マクスローとエレインが、このような圧倒的不利な状況を前にして、戦略を適応させようとする努力を複雑に織り込んでいく。彼らは同盟関係を模索し、"旧世界 "として知られる過ぎ去った時代の名残である古代の魔法技術の複雑さを掘り下げていく。恐るべきステリアン技術を含むこれらの遺物は、激変的な破壊が可能であり、今の時代に知られているものよりはるかに高度で、同様に危険な失われた文明を暗示している。
小説を通して、忠誠心、戦争の代償、圧倒的な力の行使をめぐる倫理的ジレンマといったテーマが探求される。元海賊から革命の英雄に転身した人物や、学者で戦士の魔道士など、さまざまな経歴を持つ登場人物たちが物語に深みを与え、それぞれが理想や恐怖、指揮官の重責と格闘する。
物語が進むにつれ、もろい同盟関係、戦略的な作戦、エスカリア帝国の容赦ない進撃が、緊迫した予測不可能な雰囲気を作り出す。この小説は、軍事戦略、ハイ・ファンタジー、キャラクター主導のドラマの要素を見事に融合させ、クライマックスでは登場人物の肉体的・道徳的気概の両方が試される対決でクライマックスを迎える」
おぉ、これはなかなか。ちなみに原文は英語でしたが、別のAI翻訳(Deepl)で日本語にしています。キャラの名前(読み方)がところどころおかしいのは、仕方がないですね。
特に面白かったのは、「忠誠心、戦争の代償、圧倒的な力の行使をめぐる倫理的ジレンマといったテーマが探求される。元海賊から革命の英雄に転身した人物や、学者で戦士の魔道士など、さまざまな経歴を持つ登場人物たちが物語に深みを与え」という部分です。「圧倒的な力の行使をめぐる倫理的ジレンマ」という表現は、私が使ったのではなく、オボロさんが自ら選んだ表現です。その通りで、凄すぎる。「学者で戦士の魔道士」って、何その完璧超人(笑)というのはクレヴィスのことですが、その通りといえばその通りですね。
「この小説は、軍事戦略、ハイ・ファンタジー、キャラクター主導のドラマの要素を見事に融合させ」という部分も興味深いです。ハイ・ファンタジーだという表現、オボロさんは『アルフェリオン』をそのように評価してくれたのですね。今度から、「ハイファンタジーですが、何か?」(キリッ)と振舞いましょうか(大笑い)。
◇
オボロさんは、物語の内容からあらすじを作成するという以上の機能と併せて、同じく物語の内容からタイトルに相応しい画像を生成するという機能も有しています。
『アルフェリオン』最新話(第58話の4)を読んだオボロさんに生成してもらった、この回のタイトル画像を三種類挙げてみます。
【案1】
細部に色々と突っ込みたい箇所はあるにせよ、全体の雰囲気としては「第58話の4」をうまく象徴するようなタイトル画像かと思います。
ちなみに画像の絵柄やタッチについてもオボロさんのオプションを選べるのですが、この絵に関しては、私が日頃良く使うようなプロンプトに依拠した、「オートモード」的な機能で生成してもらっています。
【案2】
侵攻する帝国の浮遊城塞エレオヴィンス、その驚愕のパワー!というところですね。これは凄い。
この回で最もインパクトのあったところを選び取ったタイトル画像となると、オボロさんはこういう主題を選んだようです。さっそく「ハイファンタジーですが、何か?」(笑)と言いたくなるような、オボロさん本気のタイトル画像ですね(裏方で実際の画像生成をしているのは、ダリさんことDALL-E3ですが)。
【案3】
全体的な「雰囲気」の面は、よくできています。が……居並ぶ人物すべて、「誰これ?」(笑)と言いたくなるような、見たこともないキャラで埋められていますね。人物の細部まで、小説本文のみをふまえて描写するということは、少なくとも現段階では無理があるようです。ただ、今後のチューニングにて、『アルフェリオン』の主要登場人物の特徴に関する詳細なプロンプトを事前にオボロさんに渡しておけば、様相は全く変わると思いますが(そういうことができるようです)。
以上のようなタイトル画像生成機能には、まだまだ課題が山積しています。それでも、今後の改良に期待できそうです。いや、実は、いつも『アルフェリオン』の最新話を書き終えた後、その公開に向けて最新話分のタイトル画像を生成AIと共に準備する作業が……自分で描くよりは遥かに楽だとはいえ、そこそこ大変です。この作業もAIにやってもらえないかな~と欲をかいて、オボロさんにタイトル生成機能を実装してもらいました。
ちなみに第58話の4で実際に使われたタイトル画像は、こちらになります。
やはりAI単独ではなく、AIと人間とが手を取り合えば一味違いますね(笑)と、ある種の慰めになるような画像です。そのような鏡海自身によるサポートをふまえれば、オボロさんはもっと輝くでしょう。
今回も「あぁ、人類!」(苦笑)という調子の内容でした。
GPTsの登場によって、生成AIは、また一歩、新たな局面へと足を踏み入れたように思います。特にChatGPTのビジネスでの利用を意図している方にとっては、大きな変化ではないでしょうか。
鏡海も、これから色々と趣味や本業で活躍しそうなAIツールの仲間たちを、GPTsによって鋭意「召喚」していきたいと思います。
本日も「鏡海亭」にお越しいただきありがとうございました!
連載小説『アルフェリオン』の執筆の方も進めて参ります。御期待ください。
ではまた!
ここでも感傷と熱き血の…「壁打ち」企画その2です
こ、これは……。
ChatGPT4とDALL-E3と一緒に創作アイデア出しのための「壁打ち」、続編です。
もしも異世界転生を描くなら、昭和レトロな世界を舞台にした異世界ファンタジー(?)をと前々から思っていたのです。そのアイデアをAIさんの力を借りて深め、画像化してもらってイメージを明確にしてみました。
転生した先の異世界がなんと昭和の日本にそっくりだったという……。
しかしそこは、レトロでノスタルジックな雰囲気の中に、あちこちに底なしの闇が口を開けて待ち構えているという悪夢の世界でもありました。
奇怪な都市伝説に彩られた街。
何となく怖いけれど、幼い頃ドキドキしながら遊んだ、近くの大きな街の見知らぬゲームセンター(笑)。そこに潜む邪悪な存在。
「カイ(怪異)」と呼ばれる使い魔たちを仲間にして、戦えることが分かった主人公。
カイの種類は様々で、人の思い描いた怪奇現象や都市伝説が象徴的に姿を得た存在であったり、元々が幽霊や妖怪であったり、あるいは人間に長年にわたって使われていた物が自らの魂をもった付喪神であったり、かつては神として祀られていたが今は忘れられて荒ぶる存在だったりする。
その昔は誇り高きサムライに愛用されていた名刀が、主を失い、歳月を経て妖刀となっていたところを、主人公と心を通わせ彼のカイとなる感動的な(!?)シーン。
先程のカイが姿を変えた妖刀を手に、戦う主人公。この刃は強力な味方だ。
哀しい過去を背負った少女の霊。それがカイとなり、主人公を護って、悪霊の巣窟と化した廃校に向かう。心を揺さぶられるシーン(?)だ。
一度足を踏み入れたら二度と戻れない、深き帰らずの竹林。そこに棲む強大な敵に立ち向かうため、主人公は、自らのもつカイの中でも最強クラスの蛇神を呼び出す。
かつてはこの地域の守り神として愛されていたものの、今では人々に忘れられ、社も打ち捨てられ、荒ぶる邪神と化していた彼女を、主人公の想いが再び聖なる存在へと引き戻す。
何だか、おふざけではなくてシリアスな話になってしまった!(笑)
本ブログの連載小説『アルフェリオン』と同じく、結局、キーワードは「想い」なのですね(笑)。
「想い」だけでは、たしかに世界は変えられません。
世界を変えられるのは行動です。
ただし、人に行動を起こさせるのが「想い」なのです。
そんな感じで、無駄に熱く、いや、敢えて暑苦しく熱血(笑)なところも昭和ならでは……でしょうか。
本日も鏡海亭にお越しいただきありがとうございます。
鏡海の個人的・実験的な取り組みにここまでお付き合いくださいまして、感謝です!
ではまた。
ChatGPT、DALL-Eと雑談していたら、ノリで絵物語ができた件
こ、これは一体? 笑笑笑々々・・・。
実は、生成AIのChatGPTと雑談をしながら、与太話の中で浮かんできたアイデアを、その場で同じく生成AIのDALL-E3(以下、ダリさん)に画像化してもらうということを繰り返して、出来上がってきた物語のイメージ画像です(笑)。
ChatGPTにはいろいろな使い方がありますが、中でもアイデア出しの相手としては、本当に役に立つと思います。作品のアイデアを練るときにも使えるわけですが、最近ではChatGPT4とダリさんがタッグを組んだおかげで、思いついたことをすぐさま絵にしながら、その場のノリでどんどん進めていけるわけですね。
以下、冒頭のカマキリ少女の話が生まれてくるプロセスを再現してみました。
もっと真面目な作業にも役立つと思います。何かのご参考になれば幸いです。
事の発端は、魔法で動くという設定の、このような装甲生物を想像して、レトロな画風でダリさんに画像化してもらっていたことです。
ChatGPTと雑談する中で、この装甲魔法生物(その話の中で、いつからか「甲冑ロボ」という愛称で呼ばれるようになりましたが……)は、普段は飼い主(マスター)の相棒だけど、戦いの時には鎧に変わってマスターがそれを装着するという話はどうだろうというアイデアが出て参りました。何そのポケモンと聖闘士星矢が混ざったような話は(苦笑)。
こういう具合に。この一連の画像の雰囲気、いい感じですね。昔のヨーロッパの図鑑?を彷彿とさせます。
そして様々な生き物をベースにした「甲冑ロボ」をダリさんに画像化してもらっていく中で、孔雀の甲冑ロボを鎧化して装着する少女の話が出てきました(笑)。
普段はアニメっぽい絵柄ばっかり描かせていますが……こんなのも描けるのですね、ダリさん。
いや、この、19世紀くらいの緻密なリトグラフによる挿絵のような、独特の風合いがたまりません。たまたま生成されてきたのではなく、プロンプトで指示すれば意図的にこの手の画風で描いてもらうことが可能だというのは、AIさん、やっぱり芸の幅がすごいです。
で、よせばいいのに、ここでアニメ風の絵柄でも描いてみてよとふざけたことをいう者がいたから困ります(私ですが……)。その結果、こう変わります。
一気に世俗臭が!(笑) いや、でも細部まですごい描き込みですね。
ちなみに、孔雀の「甲冑ロボ」をアニメ風・コミック風の絵柄で描いてもらうとこんな感じです。孔雀さんのサイズが大きすぎますが……。
こんなふうに、様々な動物の甲冑ロボとその装着者をダリさんに試しに画像化してもらっていたところ、ふと思い立って、「カマキリ」はどうだろうかとなぜか考えてしまいました。
カマキリ少女誕生の瞬間!(笑) いや、なぜか眼鏡も。
何か特別な面白さを感じたので、悪ノリして、この少女を主人公にしたタイトル画像を描いてくれ!とダリさんに注文しました。はい、これです。
これ、周辺にいる一人ひとりのキャラがとても面白いので、隅々までご覧になってみてください。
さらに悪ノリして、物語序盤のこの少女の「旅立ち」をイメージしたタイトル画像を創ってほしいとお願いしたところ……。
な、なんですか、これは。
AIって、本当に……ふざけたお願いでも真剣に全力でやってくれて、何だか切なくなるほどです(笑)。
そして、ここまで来たらもう、妄想がとどまるところを知りません。
仲間のキャラも考えて画像にしてほしいとダリさんにお願いしたら……。
なんですか、このメガネ率の高い集団は?
さらには主人公のライバルも必要だよね、とChatGPTとふざけていたところ、ライバルはカマキリよりももっと強力な生き物を……たとえばドラゴンやフェニックス(笑)といった架空の存在の甲冑ロボをまとっている方が強キャラに見えますよというアドバイス(?)をChatGPTさんがくれました。それを早速ダリさんに画像化してもらったところ、出てきたのは……。
黄金竜の甲冑ロボ?の装着者の超イケメン(笑)。
しかも強そう。何というか、出演する作品を間違えているのでは……という雰囲気ですね。
ただ、このライバルは、本質的には悪い人ではなさそうに見えます。でも私は、敵方のライバルがほしかったのです。そこでもうライバルと言わずに「悪役」を出してくれとダリさんに頼みました。その結果……。
こっちは黒竜の装着者ですか? なんでそんなに真面目に役割に徹しているのかな(笑)。
これまた出る作品を間違えているとしか言いようがありません。
で、それならば、これらのライバルと悪役のようなシリアスで強そうな雰囲気でもって、主人公のカマキリ少女も改めて描き直してほしい……とダリさんにお願いした結果は?
おぉ、いいですね~(笑)。
強力なライバルや敵役の出現により、今の自分の力の限界を悟った主人公は、新たな力を得るために命がけの試練に挑戦した――という感じで画像化してもらいました。
こんなおバカなお願いにも全力勝負で応えてくれるAIさん、最高です!(笑)。
そして試練に打ち勝った主人公(!)
その勢いで、カマキリのもっている真の力を引き出し……という画像。
笑笑笑笑笑!!!
そして主人公超覚醒? いや、この姿、彼女の覚悟が強すぎて、もはや人間やめてしまった感も……。
そしてラスボスとの勝負!!
実は最後の敵は、カマキリ一族だったという衝撃の……(笑)。
戦う主人公の背中、無駄にカッコいいですね。
両者、最後の力を込めた一撃を繰り出し合い……。
まずはハッピーエンド。
調子に乗って、バッドエンドも描いてもらった。
実はラスボスのカマキリ王の正体は、主人公の実父のなれの果てだった……とか、そんな悲しいオチ?(苦笑)。
いや、その、こんなバカバカしいことにも、有り余る実力を使って容赦なく表現してくれるAIさん、ほんとに素敵です。ChatGPTとの雑談で次々とアイデア出しが進み、それをその都度、たちまち画像化してくれるダリさん。
昨年の今頃には、私個人としては、生成AIの実力がここまで伸びるとは思いもしていませんでした。一年後は、ほんと、どうなっていることやら。楽しみです。
読者様方、鏡海の悪ふざけに最後までお付き合いくださり、感謝です。
貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございます。
ではまた!
第58話(その4)最強の盾
| 目次 | これまでのあらすじ | 登場人物 | 鏡海亭について |
|物語の前史 | プロローグ |
4.最強の盾
届くといいな
今年の始まり、厳しいものとなりました。
能登半島地震の被害や影響を受けられた方々は勿論、羽田空港でも大変な事態に。
それでも、新年に向けて、より多くの人が元気出せるといいな。
簡単にはそう言えないことも、承知しておりますが。
私には何もできないのが残念です。
できそうなこと、せめて誰かの応援になれそうなキャラ、挙げておきます。
そう考えて、画像生成AIのダリさん(DALL-E3)とともに作ってみました。
本ブログの連載小説『アルフェリオン』より、作者の私自身も力をもらっているヒロインのエレオノーアです。
これは、エレオノーアと主人公ルキアンがいよいよミルファーン王国に旅立つ場面を題材とした画像となります。
ちなみに 『アルフェリオン』の第28話(その3)、今年最初の小説本編の更新 も本日行いました。
エレオノーアの応援画像、縦型のいっそう大きなものも以下に挙げておきます。
本日も、新年早々、鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます。
ではまた。
第58話(その3)待つ者たち、受け継がれる想い
| 目次 | これまでのあらすじ | 登場人物 | 鏡海亭について |
|物語の前史 | プロローグ |
3.待つ者たち、受け継がれる想い
孤独と絆の幻想小説『アルフェリオン』―年頭のご挨拶
親愛なる読者様方、あけましておめでとうございます!!
本ブログの連載小説『アルフェリオン』、今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
「他のどこにもないファンタジー小説」を掲げて、特にgooblogの皆様のちょっとした隠れ家、晩酌のお供になれたらいいなと思っています。
作品発表に関する一切の時間的・社会的・経済的等々の制約条件から免れたアマチュアだからこそ、質に妥協は致しません。
敢えて言えば、それは私も本業のことを思えば分かります。プロだからこそ、アマチュアよりもはるかに高い水準で成し遂げるべき部分もたしかにありますが、その一方で、「それで飯を食う」プロだからこその制約があり、妥協せねばならない、敢えて折り合いをつけねばらならない部分も正直あるのです。
というわけで、今年もプロのアマチュア、つまり「アマチュアであることをプロとして極めた」小説書きの道を目指します。
利潤・採算・効率を度外視できるからこそ、譲らなくてよいものもあります。
かつて貴族のパトロンのもとで創作した人々のように。
ただ、私にはパトロンはいませんで(笑)、自分自身がパトロンです。己の二番目か三番目に好きなものを仕事にして、これに支えられて一番好きな「小説」をアマチュアとして何者にも口出しされたり忖度したりすることなく描き続けられるという、そういう点は極めて幸福だと思います。まぁ、小難しい理屈はともかく、小説『アルフェリオン』の世界をぜひともお楽しみください。
今年も、gooblogの人生の先輩たちと一緒に、歩んでいければ嬉しいです。ブログを拝見していて……あぁ、自分があと20年、30年生きても、これほど活き活きとして、自分の周囲のことと意識的に切り結んで、発信していけるかもしれない、この方たちのように、という勇気につながるのです。いまここで別に大声を出して言うことでもないかもしれませんが、本当に勇気をもらっているのです。
その一方で、アラフィフでもこんなこと余裕でできるんやで、アマチュア創作家に遅いも早いもないんやで、という良くも悪くも参考になりそうな(?)一事例として、私のやっていることを若い方々にも伝えられればと思います。
そういった中で、いや、そういえば『アルフェリオン』って小説、結構いいよね、と時々気にしてもらえるような、そんなところであれば幸いです。
本年もよろしくお願いいたします。
最後に、『アルフェリオン』に登場する「御子」たちから、縦型のPR画像を皆様方へ。
ではまた!
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