Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
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悩めるウクレレやギター講師の皆さんへ~レッスン10カ条(笑)

2007-06-06 23:42:20 | 音楽への心構え
このブログ、たぶんウクレレ教えている人も見ていると思うので、
kirakira2「悩めるウクレレ講師の皆さんへ:こうすれば楽しくレッスン出来る10か条??」(笑)を捧げます。他に何かあったら、ぜひコメント下さいね。

(1)カリスマみたいにふるまわなくていいけど、自分に絶大な自信を持ってレッスンにあたる。カリスマぶるのはカッコ悪いです。
(2)レッスンの最初と最後の挨拶は絶対生徒さんとしましょう。これは基本中の基本です。
(3)先生が話をしている時に雑談したり、ぺんぺんチューニングしている人がいたら、
注意しましょう。レッスン中、携帯かなんかが鳴り、突如部屋の外に出ちゃう人も。(笑) でも怒ってはいけませんよ。
(4)むやみやたらに生徒さんのリクエストをとらない。一人のリクエストをとると全員のリクエストをレッスン曲しなければならなくなります。でも自分で判断してそれはこのクラスにとっていい選曲だと思ったらやってもいいでしょう。
(5)むやみやたらにレッスン時にモノを売らない。(笑)自分のCD,ライブチケットなど
本当はめちゃめちゃ売りたい~と思っているものでも、お知らせを渡すにとどめましょう。買わないからといって、決して怒ってはいけません。
(6)発表会:コンテストじゃないんだから、生徒さんに変なプレッシャーを与えてはいけません。
(7)配布した譜面は大事にしてもらいましょう。著作権など発生するものです。レッスンとは別に資料代としていただいて下さい。
(8)自分の考えをはっきりと示しましょう。生徒さんの御機嫌うかがいみたいなレッスンはやめましょう。
(9)難しい~と生徒さんに思わせないように心がけましょう。一緒に難しがったらいけませんよ。
(10)生徒さんは全員平等です。レッスンではすべての人を「さん」で呼びましょう。


また付け加えていきますね!皆さん、レッスン頑張って下さい。
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僕のプロとしての心構え

2006-07-04 03:06:23 | 音楽への心構え
 このブログ読んでいる人の中に、プロのミュージシャンになりたい、と思っている人ももしかしたらいるかもしれない。僕のプロの心構え、いや人間としての心構えを述べておこう。音楽分野以外にも何かの指針になればうれしいが。
其の一:「責任と覚悟」 
プロとアマの決定的な違いは、いかなる場合でも「責任を持っている」事である。「楽しければいい」という世界とは無縁の覚悟を持っていなければならない。これはどのジャンルでも言える事だろう。その上での「楽しさ」「面白さ」なのだ。

其の二:「ステージでお客さんの為に死ぬ」 
プロはお客さんのためにステージで毎回死ななければいけない。
ステージで慣例としていただくお花、会場に送られてくるお花のスタンドは、どういう意味があると思う?あれは本来、「ステージで一度死んでくれる演者への供養の花」という事なんだよ。それを知っておいてほしい。
手を抜くなんて事はありえない。いつも一発入魂で演奏している。その中で見た人が「この時の演奏は素晴らしかった」という話はあると思う。僕は毎回ステージで死ねるために日頃から本を読み、新聞を読み、街の景色を見、感性を磨き、楽器のトレーニングをする。
勿論酒飲んだり、大いに遊ぶ。全部が音楽になる。

其の三:「見せかけのテクニックにはしるな」 
人がやりたがらない練習をいかに積むかがプロとしての素養を育む。
ボキャブラリーにもなってない下らない弾き方に惑わされず、本当に必要な練習法を知る事だ。真のテクニックの向上は、人間性の向上と一致している。

其の四:「日本人として誇りを持て」 僕の独特な音楽家としての心構えを述べる。世界に打ってでるには、ナショナリテイをしっかりと認識する事だ。「日本人」である事を大切にせよ。どんなナリしててもいいから「心の品格」を持て。
僕は「楽器は武士の刀と同じもの」と思っている。自分の楽器はすなわち、自分の心の中にある精神文化の象徴である。毎回ステージの前日に楽器を磨き、弦を張り替えるのは、刃を研ぐのと同じ神聖な儀式といえる。(ギターの弦は1回のステージで終わる)縁起をかつぎ、日本古来の慣わしに基づき「お清めの塩」を持って出かける。笑うヤツもいるかも知れないが、これは大真面目な話なのだ。
僕は「日本人の誇り」「プロの誇り」を持つ事に喜びを感じている。


お勧めの本:「菊と刀」ルース・ベネディクト 講談社学術文庫
蛇足:8月の誕生日を機に、和服の似合うミュージシャンをめざす。
今一番興味があるのは「俳句」の世界である。


昨日の浦和のパーテイ

2006-06-22 22:02:55 | 音楽への心構え
 昨日は浦和ロイヤルパインズホテルで開催された浦和北ロータリークラブのパーテイの仕事があった。桜木町から京浜東北線普通でなんと83分!座っていて腰が痛くなってしまったよ。でも普段めったに通らない路線で、浜松町過ぎたあたりからのシブイ駅の展開が結構楽しめた。日暮里、西日暮里、大塚、から蕨なんて電車でめったに行かない。風景もやはり違う。パーテイでは「Blue Hawaii」系のポピュラーソングのオンパレードでお客さんも大いに楽しんでくれた。関係者のお話では以前アマチュアのハワイアン・バンドを呼んだら、全然知らない曲ばっかりでつまらなかったとの事。大体その時どんなタイプの選曲したか予想はつく。プロはお客さんのニーズに合わせた選曲をするので、ハワイ語中心でスティールギターの入らない今時のハワイアンソングはこういうパーテイでは絶対やらない。やはり「Blue Hawaii」であり、「南国の夜」なのだ。だが、会長さんの奥様がフラを習っているとの事で、最後になんとケアリイ・レイシェルの「Ka Nohona Pili Kai」のリクエスト。一瞬ドキっとしたけど(歌詞持ってきてなかった)日本語「涙そうそう」とハワイ語ミックスして演奏した。たまたま歌詞全部覚えてたから良かった。油断は禁物である。 

キング・カメハメハを略してキンカメ というのはやめましょうね。

2006-06-08 01:51:45 | 音楽への心構え
さっきの「Sanoe」がロイヤル・ソング という事書いていて思い出した事をひとつ。「キング・カメハメハ・フラ・コンペティション」の事を略して 「キンカメ」という人が多いですが、これはやめましょうね。
たとえば「キング・カメハメハ・フラ・コンペ」。もしくは、あんまり例としてくないけど「キング」を省略して「カメハメハ・フラコンぺ」だと思います。
カメハメハはハワイを統一した王ですから、ハワイアンやる人はカラカウア王、リリウオカラニ女王と共に最も敬意を表さなければならない人物の名前なので、呼び方には気をつけた方がいいと思いますよ。