6月29日(水) 岩本直子さんとリハーサル 第2回目 行いました

6月29日(水)大安　

7月11日(月)横須賀文化会館、29日(金)青葉台フィリアホールで　
初コラボするソプラノ歌手岩本直子さんと2度目のリハーサルを行いました。

今回は主に私が初めて演奏するクラシック歌曲「Solvejgs Lied」、
「Ombra Mai Fu　(Largo )」、「Coplas De Curro Duice 」等を音合わせしました。

ピアノ譜で書かれている
楽譜をギターで演奏する事は、和音の展開の点で限界があります。
ただ、ギタリストがとかく陥りがちな、
「自分の力量のなさ」と「ギターだから」という,
よくある逃げの理屈で、「その音楽、その曲のレベル」を下げたくはありません。

私は知ったかぶりは絶対しないし、変なプライドも無いので、岩本さんに「この曲のこの部分はこう弾いても大丈夫ですか？」とか、「ここは歌っていて違和感ないですか？」と一音一音確認して音合わせをしています。

「Coplas De Curro Duice 」(スペインの歌)は今回のプログラムの中で一番難かしい。

でも岩本さんの「この曲を鴻池さんに弾いていただきたくて」という
言葉を聞いてしまったからには、男は黙って演奏しなければいけない。(笑)

今回のコンサートは、自分の新たな挑戦でもあり、
その難題に喜び、絶対成功させるべく練習しています。

ス～っと気持ちよく歌が歌えるように、
ギターが心地よい風、清い水の流れのように・・・。

また岩本さんは、私がリクエストしたハワイアンの曲リリウオカラニ女王作の「Aloha 'Oe」、「Ku'u Pua I Paoakalani 」のメロデイの美しさに感激したそうです。

コンサートでは、ソプラノ歌手として初めて歌うハワイアンの名曲もプログラムで予定していますので、ハワイアンファンの方々も
是非いらっしゃって下さい。

鴻池薫のソロCD「カイノア」再トラックダウン全13曲完了。

6月29日(水)大安　記事アップ　その弐

鴻池薫のソロCD「カイノア」再トラックダウン全13曲完了。
「カイノア　リマスリング2016」リリースを年内に予定！！


昨日6月28日(火)高田馬場バズーカスタジオで、私が2000年にリリースしたソロCD「カイノア」の再トラックダウン作業が完了しました。エンジニアは大島久明さん。

全13曲透明感のある素晴らしい音質となり、まるで
新しい作品に生まれ変わったかのようです。
8月中にマスタリングをして、年内に
「カイノア　～きらめく海をみつめて～　リマスタリング2016」
として完全限定少量枚数でリリースする予定とします。

そして、
実は、カイノアをレコーデイングした16～7年前当時、同時に「鴻池薫スラックキーギター教本初級編」発売に向け録音した教材用練習曲が33トラック分あり、そのままお蔵入りしていた音源があります。
このプロジェクトも、すべて昨日トラックダウンしていただき、
正に「幻の音源」がよみがえりました。
今後どうするかはちょっと未定ですが、何らかの形で
「鴻池薫スラックキーギターテキスト」として発表したいと思います。

昨日は私の16～7年前の演奏と向き合い、感無量でした。ハワイアンに真摯に取り組んでいた謙虚さが伝わって来ます。この謙虚な姿勢をこれからも忘れずに前進していきたいと思っております。