1976年の鴻池薫
今年・2016年8月10日還暦を迎えました。
以前アップした画像だと思いますが、
これは丁度40年前11月27日の私です。20歳!!
姉の結婚式が東京の都ホテルであり、学習院の同級生と一緒にJazzのBGM演奏した時のものです。
すでに夜店でハウスバンドの演奏の仕事をしていました。
ギターはグレコのジョニー・スミス・モデル、アンプは何やらやたら古臭いエーストーンのギター・アンプ。(笑)こんなの持っていたかな?? ジョニースミスモデルは今も大事に所持しております。
話はガラッと変わって(笑)、
高校時代からプロレスラー・アントニオ猪木さんの大ファンだったのですが、
1976年、猪木さんはモハメッド・アリとの「異種格闘技戦」を行った年です。
今年この試合も40周年、という事で再び注目されています。
当時この試合は「世紀の大凡戦」等翌日のスポーツ紙や大手新聞はさんざんな書き方をしていました。
ところが40年経過した今年2016年、この試合が「格闘技元年になった記念すべき試合」と最高の評価をされ、試合のあった6月26日が「格闘技の日」と認定されたそうです。
なぜ評価されたか?
それは、猪木さんがアリと、プロレスではなく、真剣勝負をしたからです。
この年猪木さんは、アリ戦後、パキスタンのレスラーと真剣勝負を行いました。
近々お会いする事になっている、以前私が通っていたスーパー・タイガー・ジムでコーチをしていた宮戸優光さん(現UWFスネークピットジャパン代表)は以前、
「猪木さんは2~3万人いる大観衆の前でもシューティング(真剣勝負)出来るからスゴイ!」とおっしゃっていました。
音楽でもよくある事なのですが、例えば「このアーテイストは10年進んでいる」とか、いう言い方がありますが、
それは聴く者の驕りだと思います。
自分の感性が単に10年遅れているだけであって、そのアーテイストはその時代にマッチした真にコンテンポラリーな音楽をしているに過ぎないと思います。
あとその当時酷評された作品も、後になって評価される事もよくあります。
その時「最悪」とレッテル貼りされたアーテイストはたまったものではありません。
1976年の猪木Vsアリは、当時一般の観客もマスコミも何をやっているかまったく理解していなかった。
どこかの本に書いてありましたが、
プロレスとボクシングの真剣勝負の異種格闘技戦を行った結果の
「凡戦」であった事を忘れてはいけません。
要するに、この試合を理解するまで40年かかった、という事です。
当時の酷評は、どれだけ猪木さんやアリの心を傷つけたか、わかりません。
自分が理解できない事をすぐに批判してはいけない。
音楽、スポーツ、その他の芸術も。
他人と考えが違う事もそれをすぐに批判したり嘆くのではなく、そこに「妙味」がある、と思っていく事が大事なのではないでしょうか。
一度何か言う前に踏みとどまる事が大切です。
今年・2016年8月10日還暦を迎えました。
以前アップした画像だと思いますが、
これは丁度40年前11月27日の私です。20歳!!
姉の結婚式が東京の都ホテルであり、学習院の同級生と一緒にJazzのBGM演奏した時のものです。
すでに夜店でハウスバンドの演奏の仕事をしていました。
ギターはグレコのジョニー・スミス・モデル、アンプは何やらやたら古臭いエーストーンのギター・アンプ。(笑)こんなの持っていたかな?? ジョニースミスモデルは今も大事に所持しております。
話はガラッと変わって(笑)、
高校時代からプロレスラー・アントニオ猪木さんの大ファンだったのですが、
1976年、猪木さんはモハメッド・アリとの「異種格闘技戦」を行った年です。
今年この試合も40周年、という事で再び注目されています。
当時この試合は「世紀の大凡戦」等翌日のスポーツ紙や大手新聞はさんざんな書き方をしていました。
ところが40年経過した今年2016年、この試合が「格闘技元年になった記念すべき試合」と最高の評価をされ、試合のあった6月26日が「格闘技の日」と認定されたそうです。
なぜ評価されたか?
それは、猪木さんがアリと、プロレスではなく、真剣勝負をしたからです。
この年猪木さんは、アリ戦後、パキスタンのレスラーと真剣勝負を行いました。
近々お会いする事になっている、以前私が通っていたスーパー・タイガー・ジムでコーチをしていた宮戸優光さん(現UWFスネークピットジャパン代表)は以前、
「猪木さんは2~3万人いる大観衆の前でもシューティング(真剣勝負)出来るからスゴイ!」とおっしゃっていました。
音楽でもよくある事なのですが、例えば「このアーテイストは10年進んでいる」とか、いう言い方がありますが、
それは聴く者の驕りだと思います。
自分の感性が単に10年遅れているだけであって、そのアーテイストはその時代にマッチした真にコンテンポラリーな音楽をしているに過ぎないと思います。
あとその当時酷評された作品も、後になって評価される事もよくあります。
その時「最悪」とレッテル貼りされたアーテイストはたまったものではありません。
1976年の猪木Vsアリは、当時一般の観客もマスコミも何をやっているかまったく理解していなかった。
どこかの本に書いてありましたが、
プロレスとボクシングの真剣勝負の異種格闘技戦を行った結果の
「凡戦」であった事を忘れてはいけません。
要するに、この試合を理解するまで40年かかった、という事です。
当時の酷評は、どれだけ猪木さんやアリの心を傷つけたか、わかりません。
自分が理解できない事をすぐに批判してはいけない。
音楽、スポーツ、その他の芸術も。
他人と考えが違う事もそれをすぐに批判したり嘆くのではなく、そこに「妙味」がある、と思っていく事が大事なのではないでしょうか。
一度何か言う前に踏みとどまる事が大切です。