Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
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写真展「70’s 原風景原宿」最終日、行って来ました。

2015-09-09 00:25:00 | アート、ファッション
9月8日(火)写真展「70’s 原風景原宿」最終日。

今日は朝から雨。
めげそうになりましたが、どうしても見に行きたかったので、原宿まで行って来ました。
火曜日は基本オフなので、行けて良かったです。
ギャラリーの壁には70年代当時の写真がアートとして飾られ、
私も良く日曜日の待ち合わせで使った喫茶店「レオン」の写真が懐かしかったです。
室内中央のテーブルには、70年代に発売された「新譜ジャーナル」「ヤングギター」等音楽誌や映画関係、ファッション誌が置かれていて来た人が見る事が出来ました。

表参道沿いどこかで右に曲がると「ペニーレイン」という喫茶店もありました。
でもやはりロック喫茶DJストーンが一番印象に残っています。
写真展のギャラリー内の壁にパネルで説明があり、
「今年のパリコレ」は「70年代」がテーマだったそうです。

やはり「70年代」は他の年代と違う何かがあった。
ロックは今と違い本当のロックだったし、演劇、写真、映画等、
すべてが当時の世界情勢をモロに反映したものが多かった。
テレビ番組も今と違い、今では考えられない位実験的なものが多かった。

そう、あの時は「ベトナム戦争」があったのです。

個人的には、「60年代」の流れを受け継いだ「70年代」でアートは最高潮になり、
「80年代」以降は形骸化してしまったと思っております。
「70年代」を知らない世代がその時代に興味を持つ事はすごくうれしいです。
「70年代」を生きた我々は、新たにその時代は何だったのかを再考察するべきです。
すべてを礼賛するのではなく。

インターネットもスマホも何もない時代。
そこで生まれた街の文化とアート、
その時の混沌とする世界情勢。

僕はあの時、「毎日が前夜」の感覚だった。











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