Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
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完全燃焼、J・A・シーザーコンサート

2013-12-21 23:29:00 | 寺山修司
昨日の豊島公会堂のJ・A・シーザーコンサート「大鳥の来る日」は、本当に体調万全でのぞみ、
思ったとおりの演奏が出来、完全燃焼しました。


【昭和なたたずまいの豊島公会堂】

アンプは万有引力さんから借りたのですが、ローランドのJCタイプで4つスピーカーが付いているもので(かなり古い)、スタインバーガーギターとのマッチングが良く、いい音で鳴ってくれました。
前日リハでアンプ鳴らしてみて、会場でのアンビエント感も良かった。
エレキの場合、この「アンビエント感」の良し悪しがすごく左右されるのです。

バンジョーは蘭妖子さんの歌「のぞきからくり赤い帯」で思いっきり弾いたら、ピックで弾いているにも関わらず右手の人差し指の爪が半分割れて飛んでしまい、その後演奏しにくくて困りましたね。(笑)
今回6部構成の内、出番は3つのセクションだったので、その部終了楽屋で爪を切ることが出来て良かったです。

演奏中は後ろをあまり見れなかったのですが、ステージの後部壁面にその曲に関連した様々な画像を流していたようで、照明も凝りに凝っていたようでした。

この音楽のジャンルは一体何か???
プログレッシヴ・ロック、子供の合唱団も出演し御詠歌のようなロック、サーカスの音楽・・・。

昔の天井桟敷を彷彿とさせる寸劇も入り、音楽と芝居、映像等が渾然一体となった摩訶不思議なコンサートだったと思います。
まさにシーザー・マジック!
後で気がついたら、6部構成(3時間弱)にも関わらず休憩一切なしのコンサートでした。

お客さんはこの不思議な世界の迷路に深く入り込んで楽しめたのではないかと思います。

シーザーさん曰く、「来年は芝居が忙しくなるから、多分コンサートは無理だと思う。」との事でした。
ですから、今回のコンサートを見れた方々はすごくラッキーだったと思います。

今回初共演したバンドの方々がノリノリでサウンドも良く、私自身「200%以上のノリ」で思い切って演奏する事が出来ました。


今年の12月、まず8日の新宿プリンスホテのハワイアンクリスマスブッフェショーが大成功し、続けてこのコンサートがまたまた完全燃焼出来たコンサートだったので、終演後ステージから思わず「ガッツポーズ」を客席に向かってしながら退場しました。(笑)
暗がりでのガッツポーズだったのであまり見えなかったとは思いますが。
この「ガッツポーズ」の意味は先日の新宿プリンスホテルのショーの成功も含まれていたのです。

スタインバーガーギターのオルフェ、本当に良く泣き唸ってくれた。
そしてバンジョーも大編成のバンドの中でバチバチ鳴ってくれたね!!

来るべき出番に・・・。しばしいい夢を!


【終演後、高田馬場スタジオに戻り、ホッと一息。ロックギタリスト鴻池薫ファンの方からいただいた花束、ありがとうございました!】

【オルフェとバンジョー、2つの楽器達に感謝をこめて】




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2 コメント

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Unknown (アネラ)
2013-12-23 03:03:04
師匠のガッツポーズ、ガッツリ見てましたぞ(笑)!
プリンスといい天井桟敷といい、我がプロダクションの今年の締めを大成功に終える事ができて、師匠の功労に本当に感謝です!
ありがとうございました!
師走も後半ですが、最後にマスタリング宜しくお願い致します。
私も最後まで頑張ります!
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Unknown (鴻池薫)
2013-12-23 12:03:28
アネラさん、またまたうれしいコメントありがとう~!ガッツポーズ見えてたのか。(笑)
今も最高の気分で過ごしています。
明後日のマスタリングはソニーのスタジオ。今年最後の重要作業、ノリノリで終えましょう!
アルバムリリース、いよいよ来年ですね!
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