シアワセ、時々、フシアワセ

人生の折り返しをとうに過ぎた
ワタシの喜怒哀楽

お墓参りに奔走した日

2023-10-17 | 日記

 

県境付近、標高が高い山々は少しだけ色付いていました

この日の朝の最低気温は3.6度、ここ、冬に雪がドッサリ降るとこなんですょ~(^^;)

 

県外に滞在していて、お盆も、秋の彼岸も、行けてなくて

ずっと気になってて

金曜日にやっとお墓参りに行く事ができました^^; 瀬戸内側から日本海側、約400Kの移動でした

  

花立用の花、ワタシはいつも前日に購入していて

(生家地方のお供え花は菊じゃなく、本当はオミナエシ(女郎花)なのです)

包装外して長さを揃え、花立にそのまま入れられる様に形作り、束ねて輪ゴムで止めておきます

ゴミ箱として売ってる100均の丸容器に水を入れて花束を浸けておく

当日の朝に倒れないように固定して車に乗っけて行くわけですけど

こうまでするのは・・・

単に遠いから~^^; 

ビニールのゴミが出ないから~^^;

後は水が無い場合も有るので、ペットボトルに水を入れて持って行くんです

写真の花で8束分、道中で小菊の束をもう4束買い足しましたが、それでも少し淋しかった;

 

この日の予定は・・・

①亡父が眠る納骨堂

②57歳という若さで逝ったM姉ちゃんが一周忌、その母である93歳で逝ったおばちゃんは初盆

 空家になってしまった祖母の生家の墓です

③ワタシの生家の先祖代々の墓

④元亭主の父、6月に86歳で逝った元義父で初盆でした

 元義父とはずっと交流があったし、元亭主の許可をとって参らせてもらいました

 

そんなこんなの、ご覧の通り、墓参りに奔走してきました(^◇^;)

家人が居なくなった家の横の墓では掃除をさせてもらい

どこの墓も少しでも綺麗にと思い少しだけ… で、はい次!みたいな^^;

 

そう言えば

父が眠る霊園では今流行りの樹木葬の増設工事をしていました

 

家族用、夫婦用、ペットと一緒、これらも結構な価格がしますが

愛犬と飼主のお2人様らしきプレートがあったりしてね、何だか良いなと思いました♡(´。`)

立派な先祖代々墓所の一角に《ペット先祖代々の墓》という可愛い墓石もあったし

墓石のデザインも斬新なものはピアノの鍵盤だったり、最近の墓って進化が凄いですね

他には、ペットの納骨堂にペットの樹木葬ゾーンも

人間も犬達もみんな一緒でいいなぁ(*^-^*)

ワタシもここ買っておこうかなと。。。思うけど、ここ遠いんよねぇ^^;

 

そぅそぅ

以前ハイテク納骨堂にお参りした事があって、結構な衝撃を受けた事があります

再婚した父親の遺骨を分骨して大阪に持帰った幼馴染み

残りの半分は今の家族が供養していて、広島市内のとある納骨堂に安置されています

ワタシそこへ幼馴染みの代わりにお参りしに行った事がありましてね

カードを差したら遺骨が運ばれて来て、モニターに遺影が映し出され、お経が流れるって所

北海道だったか

同様な所が経営破綻して、遺骨が返されないと問題になってましたよね

お寺だって破綻する時代だし、安価で宅配便で遺骨を引取りますとうたう寺の広告とか見た…

生きるも死ぬも、中々厳しい世の中になったようです

 

話しを戻します

父の墓をどうしようかと考えてた時に(父は長男ですが次男が継いだ実家の墓に父と継母は入れない)

自分達の事も考えないといけないと本気で思いまして

少し熱が冷めてるかなぁ^^; でも今、ワタシが1番欲しいものは小さなお墓♪

自分の子供達に心配や迷惑を掛けたくないと、痛感しましたからね

その自分勝手に生きた破天荒な亡父ですが

認知症になって精神科に入院して施設にも入った、家計は速攻で破綻

再婚相手共々福祉のお世話になり、亡くなった時も粗末なものでした

前夫の墓もある嫁さんは学会さんで父はノータッチ、でも結局、そちら寄りのやり方でしたね

一応継母とゆうか、その嫁さんにもしもの事があったら・・・

父の遺骨は粗末になるだろうし、あちらの子供達だって扱いに困るでしょう

本人の意向を聞かないと勝手な事はできないし、でもほっとかれないし

どうするの・・・って

ワタシが介入しないと、お金も無いから父のお骨はずっと手元供養

それだけは嫌でした

嫁さんの気持ちを尊重しつつ2人分を確保して父を納めましたが

気が変われば別に入らなくてもいいしね、ワタシも勝手に墓参りが出来て気分が楽です

でも、たまには電話したり家に寄ったりしますけど

生活保護で細々と暮らせるし1人は楽で良いよぉ~って♪

生活が困窮してた頃を思うと、以前より元気になって暮らされてる印象を受けました

やはり女性の方が強くたくましいんでしょうね

 

M姉ちゃんの所に寄ってから

亡き母の唯一の理解者でいてくれた母の元彼氏さん^^; で

亡き後に家族ぐるみのお付合いをするようになった

実の兄のように慕ってるYさんを見舞って、涙ポロポロ。゚(゚´Д`゚)゚。

次はワタシの生家のお墓参り(平日は誰もいません)

(その地域、分家のお爺さんが亡くなった時(当時私達が5歳位だった)はまだ土葬だった記憶があります)

 

母の死因で絶縁状態になった兄とワタシでしたが

去年の夏、父の納骨に付き合わせる為に和解しましてね

母も祖母も納骨された先祖代々の墓参りをさせてもらえる様になり、今回が3回目

家を見下ろす場所に立つ、沢山あった墓を寄せ墓にし、立派な墓を建ててくれた兄

この人ね

雪が積もる時期には墓をブルーシートで覆って梱包。痛まない様にしてるとか…

そんなん聞いた事ないですよね~( ̄∇ ̄)小枝だらけになって酷く汚れるらしい

母親代わりに兄を育ててくれた祖母も105歳で亡くなったし

兄なりの想いもあるのでしょう

別々に育った友人以下の兄妹ですけど、兄が聞く耳を持って来なかった事柄を少しずつ伝えたい

同じ親から生まれた兄妹弟なのに、一緒に共有できなかった時間を少しでも取り戻せたら

1年に1回、父の命日に近い週末、兄妹(都合が合えば弟も)で墓参りに行く約束です

歳を重ねて、親もいなくなって、そんな風に思えるようになりました(´。`)

 

それからそれから

 

元亭主の家の先祖代々の墓がある、山の中の共同墓地へ(その地域の)

当時、すでに離婚してましたが、2000年に元義母が亡くなった時に参って以来ぶり

覚えてると思ってたけど着かず、元亭主に携帯で道案内してもらいました(笑´∀`)

子供達を溺愛してくれた爺ちゃんも逝ってしもうた

不思議と付近に建つ墓石の名前(当時の近所の人)でも記憶が戻るもんですね~

当時自分が知ってた方々も、もう、みんなここで眠ってるんだろうなと

「子供達がお世話になりました。もうここに来る事は無いと思いますが・・・云々

誰もいない墓地で独り言を言いながら合掌、挨拶してお礼をして帰りましたが

行き慣れなれてない墓地って、何だかソワソワするものですね

だって、もう夕方だったし、誰もいないし、ちょっと淋しい所でしたもん(^◇^;)ははは

 

墓参りが忙しかった日のバタバタしたお話でした

長文にお付合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

余談ですが・・・

我家は九州へは何度も行っていて、所変われば…色々あるんよね~と

思ってた事があるんです

それは

九州って、墓石の文字が金色でイカツイ^^;と言うか豪華で、それが普通なんだと

この前まで居た大分もそうで、通り道で見掛けるお墓は金文字でした

長崎も同じく金文字で和洋折衷のとても豪華だったという記憶があります(中国由来らしい)

鹿児島でしたかね、墓の上に屋根が作られていて珍しかったし(火山灰で汚れるのを避ける為?)

お墓にはその地域や特性などが色濃く現れてるんですね

因みにこちらは黒文字が普通かと(^-^)

コメント