ディスカッション「再考: 震災と障がい者の暮らし」徹底討論
11月7日、神奈川工科大学学園祭期間中に、ロボット・メカトロニクス学科小川研究室企画のディスカッションが行われました。
震災時にも障がいのある人々の安全と安心を保障するよう、初めて障害者基本法の中で表現されたのが、今年の8月のことでした。こうした制度改革を推進してきた「障害者インターナショナル日本会議」の崔栄繁さんが、東日本大震災において障がい者の受けた被害、そして、避難所などの問題点が提起されました。その後に、参加者60名(そのうち、障がい者とそのご家族は20名)のほぼ全員からの意見をいただきました。
そこで提起されたいくつかを紹介します。
(1)重症心身障害児等が利用している医療機器の停電時対応
(2)安否確認の困難性とその対策
(3)避難所の物理的アクセシビリティ及び心理的支援
(4)優先されるべきユニバーサルな街づくり
などです。
これらは、当大学が貢献できる内容も含まれており、今後の研究・教育上の取り組みに加えていきたいと思います。
なお、本ディスカッションの報告書は年度末に発行する予定です。
ロボット・メカトロニクス学科
小川喜道
11月7日、神奈川工科大学学園祭期間中に、ロボット・メカトロニクス学科小川研究室企画のディスカッションが行われました。
震災時にも障がいのある人々の安全と安心を保障するよう、初めて障害者基本法の中で表現されたのが、今年の8月のことでした。こうした制度改革を推進してきた「障害者インターナショナル日本会議」の崔栄繁さんが、東日本大震災において障がい者の受けた被害、そして、避難所などの問題点が提起されました。その後に、参加者60名(そのうち、障がい者とそのご家族は20名)のほぼ全員からの意見をいただきました。
そこで提起されたいくつかを紹介します。
(1)重症心身障害児等が利用している医療機器の停電時対応
(2)安否確認の困難性とその対策
(3)避難所の物理的アクセシビリティ及び心理的支援
(4)優先されるべきユニバーサルな街づくり
などです。
これらは、当大学が貢献できる内容も含まれており、今後の研究・教育上の取り組みに加えていきたいと思います。
なお、本ディスカッションの報告書は年度末に発行する予定です。
ロボット・メカトロニクス学科
小川喜道
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