アメリカ大使館主催のzoomセミナーが本日、行われました。興味深いテーマでしたので、拝聴しました。
米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)の障害インテグレーション調整局長リンダ・マスタンドリアさんのお話でした。
テーマは、「障害者への緊急時対応と情報共有の重要性」というもので、いくつものキーワードが頭に残りました。
一つには、"備えの文化"を育てること
二つ目は、"障害ダッシュボード"をつくること、このことによって効果的なアウトリーチができ、的を絞った提供が可能となるということです。
また、障害ある方、ないしそのご家族に3つの備えを求めていました。「たえず新しい情報を得ていること」「被災対応の計画を立てていること」「避難キットを備えていること」、こうした一人ひとりの備えが重要というお話でした。
災害における障害者支援の専門職は、日本とは違ったシステムをもっているので、その良し悪しはなかなか言い切れませんが、最終的に言えることは、防災・減災は、ローカル・レベルで行うことがベストということでした。地域の事情はさまざまでパターン化した対策はないので、まずは地域をしっかりと見つめて、対応力を高めることなのだ、とつくづく感じた次第です。
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地域連携災害ケア研究センター
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