お花もいやされますが、私は猫が大好きなので、猫の画像や動画をみて、時々いやされています。
先日、【ねこタクシー】というドラマを観て、すっかり、はまってしまいました。
カンニング竹山さんがふんする口下手なタクシードライバーとその家族と迷い猫が織りなす心がほっこりするドラマなのですが、その何話目かの話の中で、猫の元飼い主は家族同然の猫がいなくなってさみしい思いをしているんだから、元の飼い主を探し出そう……、という場面があり、私の昔の事を思い出してしまいました。
私が小学1~2年生ぐらいのとき、捨て猫の子猫を飼い始めたのですが、飼い始めてから2年位経った頃、突然帰ってこなくなりました。
放浪ぐせのある猫でしたので、1~2日は心配していませんでしたが、2ケ月程経っても帰って来ませんでした。
猫は死ぬ前に姿をくらますと聞いていたので、そうなってしまったのかなと悲しんでいましたが、その後、同じ町内の同級生が最近猫が迷い込んできて、飼っているというので、もしやと思い、そのお宅へ行ったところ、まさしく私が飼っていた猫でした。
この猫は私の猫なので返してほしいと頼んだのですが、その同級生の歳の離れたお兄さん(当時高校生ぐらいだったかな)が大変その猫を気に入ってしまってどうしても返してくれませんでした。証拠がないとか、私が呼んでも喜んで飛びついてこないから違う猫だとか、言われたような気がします。
当時小学生とはいえ、私の心は大変傷つきました。半世紀たった今でも鮮明に思い出されます。当時の自分を憐れんでちょっと書かせていただきました。