下山後、田染荘(大分県豊後高田市)に移動。
田染荘は宇佐神宮の荘園のひとつで
その景観は1200年も昔から殆ど変わっていません。
(江戸時代初期に描かれた村絵図とも一致しています)
平成22年に国の重要文化景観に選定され
平成23年にはユネスコ未来遺産に。
そして平成25年に世界農業遺産に登録されました。
↑は去年の6月上旬に訪ねたときの写真。
現在の田の区画は農業しやすいように四角形(漢字の田の形)ですが
昔の田はいろんな形がパズルみたいに組み合わさっていたんですね。
いつまでも眺めていたい
昔懐かしい風景ですね~。
美しい田園にヒガンバナの花がマッチしている♪
前回訪ねたときは時間と体力の都合で夕日観音様にしか行けませんでしたので
今回はちゃんと朝日観音様まで登りました ^-^;
六郷満山の僧たちの修行の場でした。
おっ!ブゼンノギク
夕日観音様
朝日観音様
マツバラン
カラスウリ
崖にはさまざまな植物たちが生活しているのですが
キハギがたくさん見られて嬉しかったなあ。
キハギは岩峰を代表する花木。
絶滅危惧種の指定こそありませんが、意外と珍しい種類です。
黄色味を帯びた花だから「黄」ハギではなくて
「木」になるハギでキハギです。
もっともその他のハギだって木本ではありますが
秋の七草に選定されているくらいだから、草のような木ですけどもね。
今年はヒガンバナの開花が相当遅れていますが
なんとか田園風景とセットで見ることができてよかったなあ。。
さて、ここから別府に移動。
長くなったので、続きは次回にでも ^-^;