職場の山には珍しい樹種がたくさん見られます。
ハマセンダン、コバンモチ、ヤマモガシなどなど
いわゆる鎮守の森でみられるような樹木たち。
もともとこの地域に多くみられたのでしょうから
「開発を免れて残っている」というのが正しいのかもしれません。
というのも、職場の山は山頂まで園路こそつけられてはいますが
それ以外のほとんどが手つかずの森。
本来の北九州の植生がそのまま残されている。
未だににいろいろな発見があるんです ^-^。
この辺りでは非常に珍しい木、ヤマモガシが咲いています。
希少樹種ですが、個体数は驚くほど多いです。
ちなみに私の住む山口県内の自生地としては
下関市の鎮守の森と、岩国市の城山しか知られていないかも。
ブラシのような花を咲かせます ^-^。
ヤマモガシといえば、園芸愛好家がパッと思いつくのは
バンクシアやグレビレアなどのオージープランツでしょうかね。
写していないけど、葉が穴だらけになっています。
日本一美しい蛾とも称されるサツマニシキの幼虫が食うからです。
今年は幼虫の数が多いので、来年はたくさん成虫が見られるかも。
ちょいグロだから今回は写真を載せないけど
成虫の写真は2024年7月22日の日記をどうぞ ^-^;
むちゃ珍しいケンポナシ
ひと株しか確認できていませんが
これはもしかしたらかつて植栽されたものかもしれない。
ユニークな果実は食用になります。
あまり食べるところはないですけどね(汗)。
鎮守の森に多いコバンモチ
特徴的な木だから迷うことはないと思いますが
赤い葉が混じるのが同定のポイント
たまには樹木観察もいいんじゃない♪
ちなみに職場の山は標高111mの超低山で
散策路もちゃんと舗装されていますが
軽く山登りするくらいの感覚でどうぞ~。
(コースによっては意外とキツイ)
番外編
ハモグリガの見事な一筆書き ^-^;
(ヘクソカズラコハモグリ)
才能アリでしょう(笑)。