参加者が200人ほどいる会場で講師が「いま幸せだと思う人、手を上げて」というと、8人から手が上がりました。これを8人しかいないのか、と思う人、8人もいるのかと思う人。あなたはどちらですか。
昨日の教養講座での話、これは受け売りですが。
講師が最近訪れた講演会場では連続3回、誰も来なかったそうです。
市は家に引籠りがちな老人を何とか外に引き出そうと一生懸命です。
でも、出てくる人はほとんどいない。
今回の教養講座でも参加したのは私を含めてたったの4人。
講師はお寺の住職さんです。
普通はお坊さんだから仏教の話をする者です。今日のお坊さんは仏の話はなし、1時間ほどくだらぬ世間話を一人で喋って終わりました。
今日のお坊さんはどんな仏さんの話をするのかと期待して参加したのだが、これでは何のために来たのか分からない。
早めに会場に入ると何やら試験問題のプリントが置いてある。ボケ防止のトレーニング問題。
今日は試験されるのかと不安に思ったがそんなことなかった。
くだらぬ話の合間にちょっとやってみた。
100から55を引いたら…。
足し算をするのは簡単だが、引き算は難しい、簡単に出てきそうでなかなかできないものです。
「私は簡単にできるよ。千円札を出したらいくらお釣りがくるか」という人がいました。
彼は昔、お店をしていたようです。計算ができないとお客さんに失礼になります。
でも、私には無理でした。
老人になると何もやることがなく1日中ボーっとして過ごす人が多いそうです。
このような問題を解いてボケ防止をしましょうという話だった。
施設の隣りに運動広場があります。
今日は休日でもないのに、どういう人たちなのだ、仕事をサボってきているのか。
現役のバリバリの人たちの様に見えます。腰もシャンとしていて元気一杯。
近くへ寄ると、なんとシワクシャの顔をしたおじいさんばかりでした。遠くで見ているととても老人には思えません。
現役をリタイヤしていても元気な人は元気なのですね。
そういう人たちがいるんですね。