今回は邯鄲を習いました。
唐土の国に住む盧生という者、楚の国にえらいお坊さんがいると聞いて教えを受けようと旅に出ました。
邯鄲の里に着いて泊まった宿に仙人が置いて行ったという枕を借りて寝ていた。
楚国から勅使がきて王位を譲ると言われ輿に乗って宮殿に行った。
仙人が飲むという酒を呑まされ、素晴らしい舞を見て月日はあっという間に過ぎて・・・・・・。
目が覚めた。それは夢だった。
先生「実は昨日風邪をひいてしまいましてね・・・・・・。」
先生は生徒と違い今日は都合が悪いからと簡単に休めません。
体調の悪い先生は思うように謡えません。
途中で静かになったり。みんなどこを謡っているのか分からなくなったようです。
適当にぼっかけて何とか教室を終えました。
「先生。本がなかったので友人から謡本をいただいたのですけど、この本 上の小さい文字を書いてあるところに何も書いてありません。先生の持っている本もこんなのですか」と女の人が問うた。
五番本とかいう本で五つの曲を一冊の本にしたもので謡曲を教える人が持っている本です。
内容が分かっている先生はいちいち細かい説明は不要なので説明書きをしてない本があるようです。
見ると本の内容は同じなのだが上の部分が真っ白で何も書いてありません。
翌日、泌尿器科を受診した。
いつもの通りオシッコの検査をした。
「糖がおりていますね。」
でも、大したことないのか、薬は出ませんでした。
帰って家内に話すと・・・・・・。
さあ大変、早く医者へ行けとやかましい。
そんな大げさなものではないよ、と検査表を見せて何とか納得してもらえたようだ。
糖尿病になると大変らしい。たまたま糖がオシッコに混じってだけだと思うがやはりいい気分ではない。
耳が悪いと医師の説明がよく聞き取れません。何度も聞き返すのは気が重いので適当に頷いています。
従って、本当の所よく分かりません。