弓手とは弓を持つ手のことで種直は右手の肩に矢が刺さりました。その矢を抜くためその場を離れました。
そこへのこのこと現れた春栄は敵につかまってしまいます。
宇治橋の合戦で生け捕りされた幼き春栄は源氏方の高橋権の頭家次の元に預けられた。
それを知った兄種直は家次の元へ行き春栄に合わせてくれと頼みました。
家次は春栄を種直に合わせようとするが春栄はそれは兄ではないと会おうとしません。
種直は自分が身代わりになるから、幼い春栄を帰してほしいと頼みます。
高橋権頭家次は囚人早く殺せということか、と思ったら、恩赦があって7人囚人を赦免するという。
その中に春栄の名がありました。
めでたく春栄は釈放された。
家次は春栄の家族思いに感激して、戦いで喪った我が子の代わりにと春栄を養子にしました。
今日はその春栄(子方)を謡った。
一生懸命練習した甲斐があって無事間違わずに謡うことができた。
が、みんなで一緒に謡う地謡の部分が上手く謡えず間違えてばかりだった。
子方ばかり練習して地謡はあまり練習しなかった。
子方(春栄)がうまくいったから、ま、いいか。
この前から雨ばかりの日だったが昨日今日は雲一つない素晴らしい天気だった。