亀の川登

難聴に苦しむ男の日記帳。

今越清三郎翁出生の地

2013-01-24 | 散歩道

それは浅野川大橋の付根にあった。

その碑には「乃木将軍と辻占売りの少年」と書いてある。

Photo

乃木将軍がまだ陸軍少将であった頃所要で金沢を訪れた際、たまたま街角で辻占(金沢で売られている砂糖菓子で中に小さな占い紙が入っていて何が書いてあるかを楽しむ)を売っている少年を見つけ事情を聞いた乃木少軍はえらく感銘して当時大金だった2円を少年に与え立派な人間になれよと励まされた。

少年は恩を忘れることなく努力をかさね金箔業の世界で大きな実績を上げた。

後に滋賀県の無形文化財になって、昭和49年彦根の私立病院で91歳の生涯を終える。

金箔と言えば金沢金箔は全国の98%を占めていると言われる。

でも今越清三郎は金沢で活躍したのではないようだ。

写真にもあるがここは全国でもその名を知られた主計町。゛かぞえまち"と読む人がいるようだが、正確には"かずえまち"と読む。

        あかり坂

Photo_2

主計町の通路は何処も非常に狭い。この狭いところがいいという人もいる。

Photo_3

作家五木寛之氏はここ金沢でデビュー作「さらばモスクワ愚連隊」(昭和41年)を書いたことで、金沢は忘れられない第2の故郷だ。奥様はもと金沢市長岡良一の娘だという。

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2 コメント

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はじめまして。東京の乃木神社近くに住んでいます... (ゆめ廣)
2014-03-27 15:35:33
はじめまして。東京の乃木神社近くに住んでいます。児童文学に携わっています。5年前にふらりと行った、旧乃木邸の像の少年に衝撃をうけ児童小説にしたのですが、上手くいかないまま5年が過ぎました。浅野川から旧県庁まで一緒に歩いてくださり方言のご指導までして下さった観光ボランティアのTさん、そして震災の年にとうとうお会いできた今越清三郎さんの娘さん、(今もお元気で先日もお電話)乃木神社の方の協力をいただきながら、形にできないのが悲しいです。諦められない思いに先が見え始めた時、もう一度読み、書き直そうと初心に戻って今越さんを調べる気になって開いた時、「今越清三郎さん」のことが。そしてなんともいえない、かつて父が使用していたカメラに惹かれ、なつかしくなり思わず投稿!絵も文章もプロの方ですね。嬉しくなって思いつくまま…長々とすみません。清三郎さんの顕彰会もあったと伺いますがもうないですかね?娘さん(私の母ほどの方。私も歳ですが)お元気なうちにが夢です。今年は金沢で再度取材予定です。亀の川登さんに感謝です。
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主計町 (みゆきん)
2013-01-27 17:44:56
主計町
私だったら読めないわ
かずえまちって読むのね
ぬしはかりまちって読んでた(笑)
生活の為に働く少年を見て当時にしたら大金の2円
立派な大人になるんだよって言われた少年は、その将軍に出会わなければ、また違った人生だったかも
人は出会う人によって、人生を大きく左右される
ロマン溢れる金沢
私も金沢が大好き
冬は大変かな?
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