老松
2021-11-07 | 写謡
京都に住む梅津の某が北野の天神を信仰していたが、ある時彼の夢枕に天神が立たれ、筑前大宰府の 廟所安楽寺に来るよう言われる。
言われた通り安楽寺に行くと、老翁が現われ謂れを説明する。
老松の神霊が現れて舞を披露する。
何故か中国の話が出て来て何が何だか分からなくなる。
筆は柔らかいので一寸した力加減太くなったり細くなったり。
線の太さが少し変わるだけで全然見た目が変わるので苦労する。
老松 梅の後を追うので追松と言い老松に通じる。安楽寺の境内には立派な梅の木と老松があるらしい。
神託 神のお告げ。
生意気にも筆で書いているので物凄く神経が疲れる。
犬の散歩
ある不動産屋の前を通ると店主がいて、「今日は日曜なので私一人なのよ」。という、犬好きの人で店の中にいつもワン公がいる。
中へ入っていろいろ話をしているとコウ🐶の野郎いきなりじょっじょっじょと玄関マットの上にそそうをした。
「ごめんなさい」。大事なお客さんの足マットを汚してしまった。
申し訳ない気持ちでいっぱい。
「いいのよ、いいのよ」。彼女は大きなおしっこシート持って来て犬のションベンを吸い取っていた。
何の予告もなし、いきなりやりだすのにはまいってしまう。
「また来てね」。店主は優しい。