れっどかなちゃんず

浦和レッズを応援するレッズな家族の記録です。

集大成の夏

2009-07-13 08:44:12 | 浦和レッズ
全国高校野球選手権大会。
甲子園を目指す高校球児達の夏の大会。
三年生にとっては、最後の大会だ。

負ければ、高校の部活動は終わり。
多くの球児たちが小学生時代から続けてきた野球の活動も、
試合に敗れることによって、終わりとなってしまう。
これは、球児の親たちにとっても同じ。

朝早く起きて朝練に向かう子供たちの弁当を用意し、
土曜、日曜の週末毎には、
お茶当番として練習のグラウンドに向かい、
遠征の練習試合があれば、
車を出して、選手たち、応援父兄の皆さんを試合会場へ送り、
審判が足りなければ、代役を務め、
コーチの手が足りなければ、ノッカーを務め、
ボール拾いやスコアラーをかって出る。
泥だらけのユニフォームの泥落とし、そして洗濯・・・。
高校球児を持った親たちが続けてきた、
一杯思い出の詰まった子供の野球との関わりも、
この夏、一つの敗戦によって終わってしまう・・・。

兄弟を通して6年間、
子供を高校野球部に在籍させた一人の親はつぶやいた。
「毎週続けてきた応援が、今日で終わってしまいました。」
「来年からは、年一回の応援になってしまいます。」
彼女は、そこまで言うと、ペコリと頭を下げ、私達の前から走り去りました。
そのあと、言葉を続けるつもりだったのでしょうが、
途中から、込み上げてくるものがあったようです。

球児たちにとっても、親たちにとっても、集大成の夏。
一つでも多く勝って、
一杯思い出の詰まった夏にして欲しい。

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