祝 勝利！

エンゲルスも結構、頑固でいらっしゃる。

柏戦に敗れ、５連敗を喫したことで、
ＦＣ戦は、絶対に布陣を変えてくると思っていた。
闘莉王のディフェンスラインへの復帰だ。
マスコミや、サポーターの見方も大方そうだった。

ところが、エンゲルス、
ふたを開けてみると、先発メンバーで変わったのは、堤と田中達也の起用だけ。
闘莉王は柏戦と変わらず、ボランチでの起用だった。
「やばいよ、エンゲルス。これで負けたら首が危なくなる。」
そう思った。

試合は、快勝。
後半は、ラインが下がって押し込まれてしまったが、
前半の戦い方は攻撃が連動し、久しぶりに気持ち良かった。
達也が、前線からしつこく相手を追いかけ、プレッシャーをかける。
連動して、中盤のプレスが効いて、ボールを奪う。
攻撃への転換。
阿部も闘莉王も攻撃参加していたし、決定的場面も多かった。
そして、後半終了間際の永井のだめ押しゴールへ。
「気持ち良かった～～！」

今のレッズには、「勝利」が一番の薬。
勝ち方がどうであっても良しとしよう。
エンゲルスの頑固さが、レッズを勝利へ導いた。
達也は、交代の時間までが、体力の限界だった。
采配ミスではない。
自信を取り戻して、このまま「優勝」へ向かって連勝を続けてほしい。

しかし、都築は、「ネ申」でした。
素晴らしい！
後半、３０分近く、FCコーナーからのボールを川口がヘディング。
スローで見ると、ゴール左隅へ向かって「決まった」と思われたボール、
これを指先一つでかわしてくれていた。
しびれるようなスーパープレーでした。

だけど、「We　are　Diamonds」、スタジアムで唄いたかったなあ。

さて、大分行きへ、弾みがつきました。
必ず「勝ち点３」というお土産をもって帰ってくるからね。