東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

情報バリヤフリー社会

2007-01-12 08:09:54 | ノンジャンル
よく言われる「情報バリヤフリー社会」
つまり、情報と情報の間に障壁が無く、基本的に情報がオープンな社会。
このような社会では、「情報主権」と呼ばれる主導権が、購入者側に移ってしまうのだが・・・


昨日か一昨日の日経新聞にも、インドの貧村の事例が書かれていた。

たった一台のパソコンを村に設置したことで、その村でとれる作物の、
本当の市場価格をインターネットで知ることが出来、
仲買業者が村への情報伝達の不便さを利用して、
今までいかに不当に安い価格で仕入れていたことが分かったと。
そのことだけで、その村は、経済的にとても豊かになってきたということだった。


また、私の小学生の娘が、国会議事堂に社会科見学に行った後に、
先生から宿題として、「国会議事堂クイズ」なるプリントを渡され、
一生懸命解いていた。

しばらくして娘、

「パパ、この問題って、このホームページにでている問題と同じだ・・・」

とパソコンを操作しながらのたまう。
確かに、問題文は、一言一句違わない。

先生は、おそらくインターネットで検索して、この問題を丸写し。
それをそのままコピーアンドペイストをしたのでしょう(^^;
結果、うちの娘のこの宿題は満点。

この間のフセイン元大統領の処刑シーンといい、
本当に「秘密は無くなった」

つまり、情報格差を強みとしてビジネスを行っている事業者が生きられない時代となったと言っていいのではないか?


情報はすべてオープン。
その前提の上で、私たちが「何を」提供できるのか???

これからはその姿勢でビジネスをしなければならない時代が訪れたのでしょう。


コメント
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