金沢発 あれやこれや

-ヒントをくれる存在に感謝しつつ物語をすすめます-

ビトロス8世の日記11-<ティーブレーク>-

2021-08-13 00:13:15 | 天空の戦い
これまで読んでいただきありがとうございます。
物語の世界設定と登場人物を紹介します。

世界設定
 21世紀初頭、人類は宇宙ステーション構想を実現
 しつつあるが、月以外の星間航行はまだ実現させて
 おらず、地球環境悪化が問題視され始めていた。
 地球の平和は、神々を中心にした地球防衛隊の活躍
 で太陽系外からの侵略者をはねのけ守られていた。
 防衛隊には輪廻転生途中の人間霊も少し参加している。
 地球の長い歴史のなかで、母星が滅びたため、地球
 へ魂のかたちでやってきて、地球の輪廻転生システム
 に適応する努力の後、地球の生き物として生まれ変
 わった存在も数多く、そこからの参加者もいる。
 犬人種、猫人種はその代表。
 人間は地上に転生してまもなく前世の記憶を失うの
 で、防衛隊活動を継続できない。地球出身でない
 犬人種、猫人種は地上転生後も前世の記憶を保つ
 ため、地球防衛隊の地上部隊として活躍している。

ビトロス8世
 犬。オス。小型ではないが大型でもない。
 東京都世田谷区南烏山のとある家で養われている。
 飼い主のつけた名前はロッキー。
 地球から遠く離れた星に人と同じ高い文明を築いた犬族
 のひとりとして生まれたが、その星が壊滅したため
 この地球に転生した。地球で生まれた魂ではないので
 前世の記憶をはっきり持っている。母星では
 名剣士を輩出したビトロス家の末裔。

地球王子
 地球を形成してる最高自然霊から生まれた高位の
 自然霊。あらゆるものを意のままに作ったり
 消したり、自然の摂理、法則をコントロールできる。
 しかし過去に起こした失態により現在謹慎中。
 今回は、地上に転生した神に最高の身体として自身
 を提供するとともに危険から守っている。

風神、雷神
 神とあがめられるほどすさまじいちからをもつ自然霊。
 地球王子が生まれた時から従者としてそばにいる。
 地球王子の失態時に付き添っていたため同じく謹慎刑
 を受けた。王子は風神をこたつ、雷神をらいぞうと呼ぶ。

光太郎
 神が地上に転生して宿った人間の子。現在小学6年生。
 東京世田谷のとある家に住んでいる。
 地球王子の身体に宿るかたちをとっており、24時間
 守られている。病気はもちろん、傷ひとつつかない。
 神は前世の記憶を失っており、普通の人間として
 暮らしている。神である自身の記憶を蘇らせた時が
 地上生活の終わりの時。

たま
 猫。オス。ビトロス8世と同じく、他の惑星の出身。
 星がほろんだので地球に転生した猫族のひとり。
 地上では通信員として活躍している。
 メスのような名前だが実はオスなので名前を少し
 うらめしく思っている。
 猫族の氏神であるお稲荷様参拝が日課。

アマテラス
 今回、光太郎に宿る神。地球防衛隊隊長。
 戦場での臨機応変な対応に定評がある。しかし、
 今は小学生生活にいそしんでいる。
(初稿 2007-02-28 01:43:03)

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