神田祭.ch公式ブログ

神田祭公式ブログです。当日の神田祭の実況や神田祭の裏側、インターネットchの「神田祭.ch」の模様をお伝えいたします。

大鯰と要石

2013-05-11 17:11:19 | 平成25年 神田祭 神幸祭

大鯰と要石は平成17年に約215年ぶりに復活しました。

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江戸後期の神田祭を描いた「神田明神祭礼図鑑」に一際目立つ附け祭として描かれています。
絵巻物にも描かれた地震の象徴、大鯰の頭にそれを押さえつけ地震を防ぐ「要石」が乗っています。

この要石、現在も鹿島神宮の境内に祀られています。


大江山凱陣

2013-05-11 17:09:53 | 平成25年 神田祭 神幸祭

天下祭の名物といえば、この「大江山凱陣」が最も有名で、江戸っ子の人気を博しました。

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平成19年にバルーン技術を駆使して約170年ぶりに復活し、今年も登場です。

この大江山凱陣は鬼退治で馴染み深い「酒呑童子」の話をモデルにしたもので、天皇の命を受け、源頼光、渡辺綱らの6人の武士が神仏の力を借りながら、大江山を本拠にする日本三代悪妖怪・酒呑童子ら鬼を退治する物語を行列にしたものです。


相馬野馬追 騎馬武者

2013-05-11 17:05:08 | 平成25年 神田祭 神幸祭

相馬野馬追 騎馬武者は国指定重要無形民俗文化財です。

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神田明神のご祭神・平将門公がはじめた軍事訓練「野馬追い」が、将門公のご子孫・相馬氏により今に伝えられています。

今回も福島県南相馬市より10騎の騎馬武者が附け祭に加わりました。その勇士を披露してくれています。


附け祭とは

2013-05-11 16:58:57 | 平成25年 神田祭 神幸祭

ここで、附け祭について説明します。

江戸時代、附け祭は神田祭で最も人気があり賑やかな行列だったと言われています。

附け祭とは、江戸時代に流行した文化芸能を多様に採り入れた踊り屋台や疋き物、仮装行列からなり、各氏子町会で競い合って毎回テーマを変え、人々を楽しませた行列です。

毎回テーマや趣向を変えた出し物が出されたため多くの見物人を楽しませました。

「附け祭」の代表的なものには「大江山凱陣」や「大鯰と要石」などがあり、とてもバラエティーに富んでいました。