みなさん、こんばんは。
今日、神田明神にて、「明神能・幽玄の花 ~第10回記念公演~」が開催されました。
予想通り当日券も売り切れ!
完売御礼です!!
社殿前には特設テントが建てられ、いつもとは違った雰囲気の神田明神です。
定刻の18時にスタートしました。
先ずは、神田明神神職の演奏による雅楽と巫女による舞、「悠久の舞」が披露されました。
その後、横浜国立大学教授の三宅先生から演目の解説があり、
いよいよ薪能が始まります。
最初の演目は、
素謡「神歌(かみうた)」です。
早速、金剛流家元・金剛永謹氏が出演しました。
そして、次の演目は、
狂言「仏師(ぶっし)」です。
クライマックスの辺りでは会場のあちこちから笑い声が聞こえてきました。
休憩を挟み、次の演目は、仕舞「嵐山」です。
こちらも金剛流家元・金剛永謹氏が出演しました。
そして、最後の演目は、
能「葛城(かづらき)」です。
私は会場の後ろから見させていただいていましたが、皆さん熱心にご覧になっていました。
確かに、物語の世界に入り込んでしまいますよね!
神秘的な叙景が目の前に広がりました!!
以上で金剛流薪能の本日の演目が無事終了しました。
関西に宗家がある東京では珍しい「金剛流」の能。
観覧された皆さん、ホントに満足された様子でお帰りになっていました。
明日は午後2時から、一年を通して最も重要な神事である例大祭が斎行されます。
このお祭りは、氏子各町の代表の参列のもと厳粛のうちに執り行われ、日本の平和と安全そして氏子の幸せをご神前に祈念するものです。
お時間がございましたら、是非、このお祭りを観に、神田明神にいらっしゃってください。