【町会の特徴】
江戸時代、浜町という町は武家地と町地の入り交じった町でした。かなり後までも武家地として残っていた所があり、町地では刀・脇差を売る店が多かったといいます。
浜町一丁目町は、大名蔵屋敷で占められ、間部下総守屋敷となった一帯の大川端元柳橋から南数町の間の河岸を間部河岸と呼んだといいます。
浜町(間部)河岸は花柳界的色彩のある町で、明治時代にはまだお屋敷町的な姿も残っていて、三味線の音も粋で多くの芸者衆が見られたようです。
今日では、一部花柳界の名残を残し、多くはマンションへと様変わりし、総戸数では約900戸を数えるに至っています。
【神輿の特徴】
昭和31年、行徳 後藤直光作、一尺八寸、唐破風屋根造り。
特徴は、他の神輿と比べかなり堂が細く、飾り綱も紫であることから、落ち着いた感じの品格ある神輿となっています。
粋で鯔背な浜一の宮入をお見せします。