神田祭.ch公式ブログ

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落語の底を覗く~明神塾 巻の八~

2005-07-15 10:49:25 | 神田明神
7月11日(月)18時30分より、明神塾 巻の八 が行われました。
明神塾は神田明神が主催する江戸文化を知るための講座で、今年で8年目を迎えました。毎回、多くのジャンルで活躍される方々を講師にお招きして行われております。
今年の巻の八では、江戸学で有名な田中優子先生(法政大学教授)を塾長をお願いし3回行われました。そして今回4回目として平岡正明さんを迎え「落語の底を覗く」というテーマで開かれました。
江戸学と言えばこの方・田中優子先生とジャズ・歌謡曲・映画・文学・芸能など幅広いジャンルで活躍される平岡正明さんにより、映像を交えて落語の話が繰り広げられました。
金原亭馬生による「百川」という落語は、神田明神氏子地域を舞台にした作品で、神田祭の祭行列に出される「四神剣」を河岸の連中が質に入れてしまってそこから話が展開する噺、金原亭駒ん奈(実は荻野アンナさん)の「疝気の虫」の噺、脚本・宮藤官九郎による人気テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」の中で話された「明烏」のお話、古今亭志ん生の落語と生き様など、江戸と今に通じる落語の奥深い、それでいてわかりやすいお話がまるで落語のように展開されました。

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次回は、きたやまおさむさん(精神科医)をお迎えして、田中優子塾長と江戸と現代の母子関係についてトークします。
テーマ 江戸と現代の母子関係
講師 田中優子塾長+きたやまおさむさん(精神科医)
日時 9月8日(木)18時30分より
場所 明神会館(神田明神境内)
当日参加費 2500円



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