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江戸時代、この界隈には町人地と武家の屋敷地とが混在していました。「佐久間町【さくまちょう】」の名前の由来は、佐久間平八【さくまへいはち】という材木商【ざいもくしょう】が住んでいたことに由来するとされています。
由来版が立っている佐久間公園は、ラジオ体操の発祥【はっしょう】の地としても知られています。「国民保険体操のラジオ放送(のちのラジオ体操)」が開始されてまもなく、昭和5年に万世橋【まんせいばし】警察署の巡査が地域の住民を集め、全国に先がけてこの公園で早起きラジオ体操を始めました。これを記念して同公園には由来を記【しる】した石碑【せきひ】が建立【こんりゅう】されています。
大正12年の関東大震災時に神田川南岸まで火の手が来ていましたが、町内の人々が力を合わせてバケツリレーをし延焼を免れました。その功績を称え「町内協力防災守護之地」として史跡に指定されました。
神田佐久間町三丁目は、江戸時代から続く由緒ある町名です。長い歴史に培【つちか】われた強い連帯感で結ばれた住民たちは、力をあわせて町を守り抜いています。
町会の該当区域は、佐久間三丁目、佐久間河岸59~78号地となっています。
当町会の神輿は、昭和32年に後藤直光【ごとう なおみつ】の手により生み落とされました。今年化粧直しを行いました。宮入前、鳥居前において今年も元気いっぱいの踊りを行いました。