皆様、こんばんは。
事務局です。
3日の一宮市内は、寒かったですが、晴れのよい天気になりました。
本日は、一宮市青色申告会ホールにて、今年度最後の「税金よろず相談会」が開催されました。
インフルエンザが流行しています。
理事の皆様がインフルエンザに感染し、結果として、相談にあたる理事様が2~3名となってしまい、会員の皆様には、ご迷惑をおかけしました。
会計ソフト「ブルーリターンA」を得意とします理事の皆様がお休みしたため、ブルーリターンAに関する相談が、はかどりませんでした。
昨日予告いたしましたが、複式簿記の再勉強を始めます。
(1)複式簿記が必要な理由―――――――――――
簿記には、(1)簡易簿記(一般には簡易帳簿)、(2)複式簿記があります。
(2)複式簿記では、事業活動の内容(取引)を、一定のルールにしたがって記帳することにより、
「経営成績」と「財政状態」を知ることができます。
経営成績とは、企業の収入から経費を差し引き、どれぐらいの利益があるかを示しています。
財政状態とは、企業の資産(現金や預金など)や負債(借入金や未払金など)がどれぐらいあり、
資産と負債の差額である資本(元入金)がどれぐらいあるかを示しています。
複式簿記は、経営成績を明らかにする、損益計算書と、財政状態を示す貸対照表を作成することを前提に、全ての取引を記帳していきます。
比べて、(1)簡易簿記は、損益計算書が作成できる程度の記帳方法です。
簡易帳簿による記帳だけでは、貸借対照表を作成することはできません。
損益計算書と貸借対照表・・・・・・・・・・・・
以下は、「青色申告決算書1面」に該当します。
経営成績の把握
↓
損益計算書
―――――――――――――
| 左 側 | 右 側 |
―――――――――――――
| 経 費 | 収 入 |
| | |
| 利益A | |
―――――――――――――
以下は、「青色申告決算書4面」に該当します。
財政状態の把握
↓
貸借対照表
―――――――――――――
| 左 側 | 右 側 |
―――――――――――――
| | 負 債 |
| 資 産 | 資 本 |
| |(元入金)|
| | 利益B |
―――――――――――――
複式簿記では、収入から経費を差し引いた「利益A」と、
資産から負債と資本(元入金)を差し引いた「利益B」は、必ず一致するようになっています。
一致する理由は、複式簿記による記帳が、収入・経費・資産・負債・資本の動きを全て記録しているからです。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
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3日の一宮市内は、寒かったですが、晴れのよい天気になりました。
本日は、一宮市青色申告会ホールにて、今年度最後の「税金よろず相談会」が開催されました。
インフルエンザが流行しています。
理事の皆様がインフルエンザに感染し、結果として、相談にあたる理事様が2~3名となってしまい、会員の皆様には、ご迷惑をおかけしました。
会計ソフト「ブルーリターンA」を得意とします理事の皆様がお休みしたため、ブルーリターンAに関する相談が、はかどりませんでした。
昨日予告いたしましたが、複式簿記の再勉強を始めます。
(1)複式簿記が必要な理由―――――――――――
簿記には、(1)簡易簿記(一般には簡易帳簿)、(2)複式簿記があります。
(2)複式簿記では、事業活動の内容(取引)を、一定のルールにしたがって記帳することにより、
「経営成績」と「財政状態」を知ることができます。
経営成績とは、企業の収入から経費を差し引き、どれぐらいの利益があるかを示しています。
財政状態とは、企業の資産(現金や預金など)や負債(借入金や未払金など)がどれぐらいあり、
資産と負債の差額である資本(元入金)がどれぐらいあるかを示しています。
複式簿記は、経営成績を明らかにする、損益計算書と、財政状態を示す貸対照表を作成することを前提に、全ての取引を記帳していきます。
比べて、(1)簡易簿記は、損益計算書が作成できる程度の記帳方法です。
簡易帳簿による記帳だけでは、貸借対照表を作成することはできません。
損益計算書と貸借対照表・・・・・・・・・・・・
以下は、「青色申告決算書1面」に該当します。
経営成績の把握
↓
損益計算書
―――――――――――――
| 左 側 | 右 側 |
―――――――――――――
| 経 費 | 収 入 |
| | |
| 利益A | |
―――――――――――――
以下は、「青色申告決算書4面」に該当します。
財政状態の把握
↓
貸借対照表
―――――――――――――
| 左 側 | 右 側 |
―――――――――――――
| | 負 債 |
| 資 産 | 資 本 |
| |(元入金)|
| | 利益B |
―――――――――――――
複式簿記では、収入から経費を差し引いた「利益A」と、
資産から負債と資本(元入金)を差し引いた「利益B」は、必ず一致するようになっています。
一致する理由は、複式簿記による記帳が、収入・経費・資産・負債・資本の動きを全て記録しているからです。
次回に続きます。
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