皆様、こんばんは。
事務局です。
23日の一宮市内は、晴れのよい天気になりました。
引き続き、風は弱く、日中は少し、暖かくなっていました。
本日の私(寺西)は、縫製作業と現場見積もり作業でした。
今日は「税理士の日」なんだそうです。
一宮市青色申告会は、会長様も含めて、税理士の皆様にお世話になっています。
昨日、顧問税理士をなされていました、市川先生が、お亡くなりになったお話を、他の顧問税理士様からお聞きました。
2年前、市川先生に数回、昼食をおごっていただきました。
お返しで、旅行のお土産をお渡ししたところ、
―次回以降、私にお礼はいいから、寺西さんの後輩に、昼飯をおごってあげなさい―
と言われたことが、心に残っています。
ご冥福を申し上げます。
前回の続きになります。
(4-14)仕訳のルールを再勉強しましょう―――――
複式簿記で一番大切なルールが仕訳になります。
仕訳のルール(24)・・・・・・・・・・・・・・・
※相談会で、ポツポツと質問がありました、車両運搬具についてです。
◎固定資産売却損益の計算は以下のようです。
(売却額+本年使用分の減価償却費)-帳簿価額=※
※プラスの場合は「売却益」になり、マイナスの場合は「売却損」になります。
・[減価償却費+売却額>帳簿価額]になりますと「売却益」が発生します。
>:大なり(だいなり)
・[減価償却費+売却額<帳簿価額]になりますと「売却損」が発生します。
<:小なり(しょうなり)
例題を、分解、仕訳してみます。
2015年1月29日、事業用に使っていた古いトラックを下取りに出して、新車のトラックを現金で購入しました。
車両の入れ替えにともなう詳細は以下の通りです。
旧車両(トラック)―――――
・下取り価額:300,000円
・帳簿価額:612,500円
・1ヵ月分の減価償却費:20,416円
新車両(トラック)―――――
・購入価額:2,100,000円
支払方法は現金払い。
300,000円+20,416円-612,500円=△292,084円
※売却損が発生しました。
a.新車でトラックを購入し、その際、売却損などが発生しました。
↓
「車両運搬具」「減価償却費」「固定資産売却損」
↑
※貸借対照表の「資産」、損益計算書の「減価償却費」と「固定資産売却損」にあります。
b.現金で購入しました。
↓
「現金」「車両運搬具」
↑
※現金と車両運搬具は、貸借対照表の「資産」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
車両運搬具 / 現金
2,100,000円 1,800,000円
減価償却費 / 車両運搬具
20,416円 612,500円
固定資産売却損
292,084円
※携帯電話でご覧になれるように、上記の図を再編集しています。
トラックを新車で購入しましたから、資産グループの車両運搬具、経費グループの「減価償却費」と「固定資産売却損」が増加しますので、借方(左側)に記入します。
現金を支払ったため現金が減少、古いトラックを売却しましたから、資産グループの車両運搬具が減りますので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に起票します。
金額 借方科目
―――――――――――
2,100,000 車両運搬具
20,416 減価償却費
292,084 固定資産売却損
摘要
―――――――――
トラック売却 購入
貸方科目 金額
――――――――――
現金 1,800,000
車両運搬具 612,500
※普通預金口座から振り替えられた場合は、現金が、事業用の「普通預金」に変わります。
参考に、勘定科目の位置は以下です。
勘定科目 借方 貸方
―――――――――――――――
収入グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
経費グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
資産グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
負債グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
資本グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
23日の一宮市内は、晴れのよい天気になりました。
引き続き、風は弱く、日中は少し、暖かくなっていました。
本日の私(寺西)は、縫製作業と現場見積もり作業でした。
今日は「税理士の日」なんだそうです。
一宮市青色申告会は、会長様も含めて、税理士の皆様にお世話になっています。
昨日、顧問税理士をなされていました、市川先生が、お亡くなりになったお話を、他の顧問税理士様からお聞きました。
2年前、市川先生に数回、昼食をおごっていただきました。
お返しで、旅行のお土産をお渡ししたところ、
―次回以降、私にお礼はいいから、寺西さんの後輩に、昼飯をおごってあげなさい―
と言われたことが、心に残っています。
ご冥福を申し上げます。
前回の続きになります。
(4-14)仕訳のルールを再勉強しましょう―――――
複式簿記で一番大切なルールが仕訳になります。
仕訳のルール(24)・・・・・・・・・・・・・・・
※相談会で、ポツポツと質問がありました、車両運搬具についてです。
◎固定資産売却損益の計算は以下のようです。
(売却額+本年使用分の減価償却費)-帳簿価額=※
※プラスの場合は「売却益」になり、マイナスの場合は「売却損」になります。
・[減価償却費+売却額>帳簿価額]になりますと「売却益」が発生します。
>:大なり(だいなり)
・[減価償却費+売却額<帳簿価額]になりますと「売却損」が発生します。
<:小なり(しょうなり)
例題を、分解、仕訳してみます。
2015年1月29日、事業用に使っていた古いトラックを下取りに出して、新車のトラックを現金で購入しました。
車両の入れ替えにともなう詳細は以下の通りです。
旧車両(トラック)―――――
・下取り価額:300,000円
・帳簿価額:612,500円
・1ヵ月分の減価償却費:20,416円
新車両(トラック)―――――
・購入価額:2,100,000円
支払方法は現金払い。
300,000円+20,416円-612,500円=△292,084円
※売却損が発生しました。
a.新車でトラックを購入し、その際、売却損などが発生しました。
↓
「車両運搬具」「減価償却費」「固定資産売却損」
↑
※貸借対照表の「資産」、損益計算書の「減価償却費」と「固定資産売却損」にあります。
b.現金で購入しました。
↓
「現金」「車両運搬具」
↑
※現金と車両運搬具は、貸借対照表の「資産」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
車両運搬具 / 現金
2,100,000円 1,800,000円
減価償却費 / 車両運搬具
20,416円 612,500円
固定資産売却損
292,084円
※携帯電話でご覧になれるように、上記の図を再編集しています。
トラックを新車で購入しましたから、資産グループの車両運搬具、経費グループの「減価償却費」と「固定資産売却損」が増加しますので、借方(左側)に記入します。
現金を支払ったため現金が減少、古いトラックを売却しましたから、資産グループの車両運搬具が減りますので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に起票します。
金額 借方科目
―――――――――――
2,100,000 車両運搬具
20,416 減価償却費
292,084 固定資産売却損
摘要
―――――――――
トラック売却 購入
貸方科目 金額
――――――――――
現金 1,800,000
車両運搬具 612,500
※普通預金口座から振り替えられた場合は、現金が、事業用の「普通預金」に変わります。
参考に、勘定科目の位置は以下です。
勘定科目 借方 貸方
―――――――――――――――
収入グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
経費グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
資産グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
負債グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
資本グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。