皆様、こんばんは。
事務局です。
21日の一宮市内は、冷たい風が吹いていますが、晴れ時々曇りの天気になっています。
本日の私(寺西)は、午前は、尾西南部学習センターで開催されていた「文化祭」にお邪魔いたしました。
一宮鉄道模型クラブ様の「運転会」を見学するためです。
N(9mm)ゲージとHO(16.5mm)の大型レイアウトが、1台づつ並んで配置されており、皆様、楽しんでいらっしゃいました。
午後は、一宮市市民会館様にお邪魔して、自主文化事業の1つ、「新春落語&マジック豪華競演会」を観覧しました。
前半は、木曽川町在住の「将魔(しょうま)」様のイリュージョン、「マギー司郎(しろう)」様の手品漫談。
後半は、名古屋市守山区在住の「雷門獅篭(かみなりもんしかご)」様、「六代目三遊亭円楽」様の落語でした。
個性豊かな出し物や、落語を聞いて、楽しい一時を過ごすことができました。
前回の続きになります。
(4-12)仕訳のルールを再勉強しましょう―――――
複式簿記で一番大切なルールが仕訳になります。
仕訳のルール(20)・・・・・・・・・・・・・・・
※相談会で、ポツポツと質問がありました、所得税・住民税・消費税についてです。
◎基本的な知識として、個人事業主様が、事業用の口座から、事業主(自分)様の所得税を支払った場合、経費には落とせません。
勘定科目の分類は、租税公課ではなく「事業主貸」になります。
ただし、消費税・事業税、事業に関する固定資産税は、経費になりますので、「租税公課」になります。
例題を、分解、仕訳してみます。
所得税10,000円を現金で納付しました。
a.所得税を納付しました。
↓
「事業主貸」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
b.現金で納付しました。
↓
「現金」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
事業主貸 10,000円/現金 10,000円
所得税を納付しましたから、資産グループの事業主貸が増加しますので、借方(左側)に記入します。
現金で納付しましたから、現金が減少しますので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に記載します。
金額 借方科目
――――――――
10,000 事業主貸
摘要
――――――
所得税 納付
貸方科目 金額
――――――――
現金 10,000
※個人住民税を納付した場合も同様になります。
※普通預金から振り替えられた場合は、現金が、事業用の「普通預金」に変わります。
仕訳のルール(21)・・・・・・・・・・・・・・・
仕訳例題を、分解、仕訳してみましょう。
◎事業主貸は、事業用のお金を、個人事業主様に「貸した」と考えてください。
逆に、事業主借は、個人事業主様から、事業用のお金を「借りた」と考えてください。
加えて、事業に関係ないお金が入ってきた時に使います。
所得税10,000円が還付となり、普通預金口座に振り込まれました。
a.普通預金口座に振り込まれました。
↓
「普通預金」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
b.所得税の還付金が振り込まれました。
↓
「事業主借」
↑
※貸借対照表の「負債」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
普通預金 10,000円/事業主借 10,000円
普通預金に振り込まれましたから、資産グループの普通預金が増加しますので、借方(左側)に記入します。
還付金が振り込まれ、事業とは関係ない現金が増えたので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に記載します。
金額 借方科目
――――――――
10,000 普通預金
摘要
―――――――
所得税 還付金
貸方科目 金額
――――――――
事業主借 10,000
※還付(加算)金は「雑所得」となります。
事業主借を、雑所得として仕訳される方もいらっしゃいます。
参考に、勘定科目の位置は以下です。
勘定科目 借方 貸方
―――――――――――――――
収入グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
経費グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
資産グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
負債グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
資本グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
21日の一宮市内は、冷たい風が吹いていますが、晴れ時々曇りの天気になっています。
本日の私(寺西)は、午前は、尾西南部学習センターで開催されていた「文化祭」にお邪魔いたしました。
一宮鉄道模型クラブ様の「運転会」を見学するためです。
N(9mm)ゲージとHO(16.5mm)の大型レイアウトが、1台づつ並んで配置されており、皆様、楽しんでいらっしゃいました。
午後は、一宮市市民会館様にお邪魔して、自主文化事業の1つ、「新春落語&マジック豪華競演会」を観覧しました。
前半は、木曽川町在住の「将魔(しょうま)」様のイリュージョン、「マギー司郎(しろう)」様の手品漫談。
後半は、名古屋市守山区在住の「雷門獅篭(かみなりもんしかご)」様、「六代目三遊亭円楽」様の落語でした。
個性豊かな出し物や、落語を聞いて、楽しい一時を過ごすことができました。
前回の続きになります。
(4-12)仕訳のルールを再勉強しましょう―――――
複式簿記で一番大切なルールが仕訳になります。
仕訳のルール(20)・・・・・・・・・・・・・・・
※相談会で、ポツポツと質問がありました、所得税・住民税・消費税についてです。
◎基本的な知識として、個人事業主様が、事業用の口座から、事業主(自分)様の所得税を支払った場合、経費には落とせません。
勘定科目の分類は、租税公課ではなく「事業主貸」になります。
ただし、消費税・事業税、事業に関する固定資産税は、経費になりますので、「租税公課」になります。
例題を、分解、仕訳してみます。
所得税10,000円を現金で納付しました。
a.所得税を納付しました。
↓
「事業主貸」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
b.現金で納付しました。
↓
「現金」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
事業主貸 10,000円/現金 10,000円
所得税を納付しましたから、資産グループの事業主貸が増加しますので、借方(左側)に記入します。
現金で納付しましたから、現金が減少しますので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に記載します。
金額 借方科目
――――――――
10,000 事業主貸
摘要
――――――
所得税 納付
貸方科目 金額
――――――――
現金 10,000
※個人住民税を納付した場合も同様になります。
※普通預金から振り替えられた場合は、現金が、事業用の「普通預金」に変わります。
仕訳のルール(21)・・・・・・・・・・・・・・・
仕訳例題を、分解、仕訳してみましょう。
◎事業主貸は、事業用のお金を、個人事業主様に「貸した」と考えてください。
逆に、事業主借は、個人事業主様から、事業用のお金を「借りた」と考えてください。
加えて、事業に関係ないお金が入ってきた時に使います。
所得税10,000円が還付となり、普通預金口座に振り込まれました。
a.普通預金口座に振り込まれました。
↓
「普通預金」
↑
※貸借対照表の「資産」にあります。
b.所得税の還付金が振り込まれました。
↓
「事業主借」
↑
※貸借対照表の「負債」にあります。
取引を仕訳にすると、以下のようになります。
[借方] [貸方]
普通預金 10,000円/事業主借 10,000円
普通預金に振り込まれましたから、資産グループの普通預金が増加しますので、借方(左側)に記入します。
還付金が振り込まれ、事業とは関係ない現金が増えたので、貸方(右側)に記入します。
振替伝票には以下の順に記載します。
金額 借方科目
――――――――
10,000 普通預金
摘要
―――――――
所得税 還付金
貸方科目 金額
――――――――
事業主借 10,000
※還付(加算)金は「雑所得」となります。
事業主借を、雑所得として仕訳される方もいらっしゃいます。
参考に、勘定科目の位置は以下です。
勘定科目 借方 貸方
―――――――――――――――
収入グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
経費グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
資産グループ 増加(+) 減少(ー)
―――――――――――――――
負債グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
資本グループ 減少(ー) 増加(+)
―――――――――――――――
次回に続きます。
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