<関西大学ワンダーフォーゲル部熱中症対策>
・コロナ禍での高校時代に十分に運動が行えず、体力不足の可能性が考えられます。体力不足のまま夏場の高温時に強度の高い運動を実施すると非常に危険です。夏場は運動強度は高く設定せず、体調・環境に応じた内容のトレーニングを実施して下さい
2022年5月26日更新
環境省の資料より
登山中であれば救急車の代わりに救助要請を行う
・バイト、勉強や課題などで睡眠不足の場合はトレーニングへの参加は控える事。日を改めて実施して下さい。入山前はしっかりと休んで下さい。体調不良者を強制的にトレーニング参加させない事、体調不良のままトレーニングを実施しても非常に効率が悪い。
・山行前、トレーニング前は水分補給を行う、山行時は1時間250ミリリットル程度に水分補給を実施する
・標高が高くても森林限界突破地点は快晴時であれば直射日光が当たり熱中症リスク有り。観天望気にて気温把握を実施する。
・高温時は屋外のトレーニングは中止し、室内トレーニングに切り替える。
・心身に不調を感じたら申し出て休む。必要に応じて熱中症に準じた応急対応を行う
・体力不足を感じる者は、個人で早朝、もしく日没後の気温が低い時間帯に軽強度のジョギングを20分程度行うなどして下さい。
・活動時に熱中症と思われる体調不良を感じたものは速やかに申し出てください。応急処置して様子観察し登山中必要であればエスケープ、トレーニング時であれば速やかに中止して下さい。症状改善されない、状態が悪ければ救助要請、救急搬送依頼を行う
参考:クーリング箇所
・山行中、熱中症と思われる症状によりエスケープした場合でもPTへの評価は下がることはない。無理に活動を継続するより速やかに下山して身の安全の確保を優先する事。山行中熱中症にならないためには入山前の無理のないトレーニングの計画実施、入山前にしっかり休むことが必要。
学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引きより
・31℃以上→運動は原則中止、特別の場合以外は運動を中止する。
・28~31°C→厳重警戒(激しい運動は中止)熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10~20 分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人は運動を軽減または中止
・25~28°C警戒(積極的に休憩)熱中症の危険度が増すので積極的に休憩を取り適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では 30 分おきくらいに休憩をとる
・21~25°注意(積極的に水分補給)熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。