暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

熱中症に対しての部の指針

2022-05-26 19:57:31 | 部よりの連絡事項ご確認下さい

<関西大学ワンダーフォーゲル部熱中症対策>

・コロナ禍での高校時代に十分に運動が行えず、体力不足の可能性が考えられます。体力不足のまま夏場の高温時に強度の高い運動を実施すると非常に危険です。夏場は運動強度は高く設定せず、体調・環境に応じた内容のトレーニングを実施して下さい

2022年5月26日更新

環境省の資料より

登山中であれば救急車の代わりに救助要請を行う

・バイト、勉強や課題などで睡眠不足の場合はトレーニングへの参加は控える事。日を改めて実施して下さい。入山前はしっかりと休んで下さい。体調不良者を強制的にトレーニング参加させない事、体調不良のままトレーニングを実施しても非常に効率が悪い。

・山行前、トレーニング前は水分補給を行う、山行時は1時間250ミリリットル程度に水分補給を実施する

・標高が高くても森林限界突破地点は快晴時であれば直射日光が当たり熱中症リスク有り。観天望気にて気温把握を実施する。

・高温時は屋外のトレーニングは中止し、室内トレーニングに切り替える。

・心身に不調を感じたら申し出て休む。必要に応じて熱中症に準じた応急対応を行う

・体力不足を感じる者は、個人で早朝、もしく日没後の気温が低い時間帯に軽強度のジョギングを20分程度行うなどして下さい。

・活動時に熱中症と思われる体調不良を感じたものは速やかに申し出てください。応急処置して様子観察し登山中必要であればエスケープ、トレーニング時であれば速やかに中止して下さい。症状改善されない、状態が悪ければ救助要請、救急搬送依頼を行う

参考:クーリング箇所

・山行中、熱中症と思われる症状によりエスケープした場合でもPTへの評価は下がることはない。無理に活動を継続するより速やかに下山して身の安全の確保を優先する事。山行中熱中症にならないためには入山前の無理のないトレーニングの計画実施、入山前にしっかり休むことが必要。

 

 

学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引きより

・31℃以上→運動は原則中止、特別の場合以外は運動を中止する。

・28~31°C→厳重警戒(激しい運動は中止)熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10~20 分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人は運動を軽減または中止

・25~28°C警戒(積極的に休憩)熱中症の危険度が増すので積極的に休憩を取り適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では 30 分おきくらいに休憩をとる

・21~25°注意(積極的に水分補給)熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

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2022年3月12日氷ノ山PW報告

2022-05-26 10:56:39 | 現役活動報告

2022年3月12日氷ノ山PW報告

関西大学体育会ワンダーフォーゲル部

・参加メンバー

PL-OB(A)、SL-2回生Y、2回生N

・総括

2021年1月度にOB(A)がコース偵察済みの氷ノ山東尾根ルートにて積雪期PWを実施。3月9日にびわ湖箱館山スキー場にてシール歩行滑降練習を実施して基本的な雪上技術の確認をしてからの入山とした。積雪は豊富にあり一部ルートではシール歩行・山スキー滑降の経験を積むことができた。(東尾根とりつきまでは急登のためツボ足)滑降時にはペナ棒にてマーキングを実施していたが、ルートを外す(2回生Y)ことがありコース修正を行う場面があった。過去の事例を本人に説明し、厳重に指導を行った。比較的に自由にトレースがあったが、冬山のトレースは信用してはいけない事、間違いトレースに惑わされないように学生にはしっかり目標を定めてルートを取るように注意を促した。山頂手前の1400mエリアではガスがかかり視界不良に陥るが、ペナ棒が非常に有効であった。GPSにて現在地は一瞬にして把握できる時代であるが、1/25000地形図(冬期ルート読図時では山と高原地図は部としては推奨しない)、ペナ棒の活用、コンパスでの方向確認、実際の現場での特徴のある木々岩の把握、尾根小ピーク鞍部などの確認、ナビゲーションの基本事項の重要性を再認識した。

・行動内容

3月12日土曜日

7時20分

奈良尾より入山・体操・入山連絡

リフトはまだ運行していないためシール歩行練習も兼ねてリフト終着点までシール歩行で進む

8時10分リフト終着点奈良尾キャンプ場

登山届提出を行う

 

10時20分1070m

夏道よりやや西にそれたトレース沿いに急登を詰め東尾根に取りつく。

一ノ谷休憩所→山頂避難小屋間は開けており視界不良もあったためペナ棒でマーキングしながら進む

 

東尾根は積雪が多いためかシール歩行が大変行いやすかった

一部では雪庇地形あり

ガスがかかり始めた為ペナ棒を使用

1300m付近はホワイトアウト時は方向感覚が狂いそうな地形であった

 

11時40分氷ノ山山頂

 

 

 

途中にてスキー滑降で進みすぎルート間違いあり。

尾根コースへのリカバリーを行う

14時07分東尾根避難小屋

融雪が進んでおりクラックが見られた

15時20分奈良尾にて下山・下山連絡

・気象報告

3月12日土曜日

8時10分標高780m奈良尾キャンプ場付近

気温8度:曇り:風力1:風向把握不能:雲向東南:巻層雲:ざらめ雪

12時1507m氷ノ山山頂

気温5度:曇り(ガス):風力5:風向西北西:雲向:東南:巻層雲:ざらめ雪

14時07分東尾根避難小屋993m

気温9度:晴れ:風力1:風向把握不能:運行:東:高積雲:ざらめ雪

・装備報告

スキー破損に備えてわかんじきも携行したほうが良いと思われる。山スキーにおいてシールは生命線とも言えるような重要な装備であるが濡らさないように指導を徹底した。

・衛生報告

特になし

・食糧報告

避難小屋にて湯を沸かし暖かいものを飲んだり食べたりした方が山行の内容が良くなったのではないかと思う。

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2022年4月岩湧山PW B班報告書 In 岩湧山

2022-05-26 10:16:53 | 現役活動報告

PW合宿B班報告>

 

PL総括>

文責:4回生Y

第一に、本合宿において遅刻は無かった。忘れ物に関しては新入生に何点か見受けられた。そもそも今回の装備量は少なかった、なので、一つ一つの装備の重要性を教示しておく必要がある。天候は厳しいものとなったが、ペースは概ね順調であった。一回生も疲れを見せる場面はなく、基礎体力に関しては見込みを感じさせた。景色は悪く、テンションの上げづらい合宿であったが、悪天候時の山行を経験することができたので有意義であったと考えられる。

 

<反省と改善>

文責:3回生N

(反省)

①新入部員の装備不足(地図、地図袋、ザックカバー)があった。上回生が適格に装備について指示できていなかったことが原因である。

②ダウンタイムを1分程度超過してしまった。

③部員数が多いため、交通公共機関を利用する他のお客様の迷惑になりかねないと個人的に感じた。

(改善)

①装備不足は大きな事故につながるため、特に新入部員に対して合宿前に装備を確認する。

②ダウンタイム終了2分前には行動再開の声掛けを行う。

③交通公共機関を利用する際は乗車時間をずらす他、分散乗車をするなどして可能な限り他のお客様の迷惑にならないよう注意する。

 

<行動日程>

文責:3回生I

2022430日(金)

時間

場所・行動内容

所要時間

9:20

滝畑ダムバス停・出発

 

9:50

標高460m分岐点・ダウン1

0:30

10:00

同上・出発

0:10

10:55

扇山・ダウン2

0:55

11:10

同上・出発

0:15

11:55

岩湧山山頂・ダウン3

0:55

12:20

同上・出発

0:25

13:35

三合目・ダウン4

1:15

13:50

同上・出発

0:15

14:40

紀見峠駅・下山

0:50

<気象報告>

文責:3回生N

 

 低気圧が接近した影響により、非常に激しい雨に見舞われた。また、4月としては気温が低く、適切な体温管理が求められる山行となった。新入部員にとっては初めての活動となったが、雨という状況下において学ぶことは多かったと考えられる。

 

時間

天気

気温

風向

風力

雲形

雲向

1103

13

南西

1

×

×

13:40

14

×

0

×

×

<装備報告>

文責:3回生I

 衛生装備の使用はなかった。

 

 

<衛生装備>

文責:3回生I

 消費、破損した装備はなかった。

 

 

<食糧報告>

文責:3回生I

 各自が適時行動食を摂った。

 
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