・参加者OB(49期A)
・目的:雪崩滑落遭難等コース危険個所の偵察、気象条件の厳しい山域での行動に慣れる
・行動
5月15日
吹浦口登山口08:30→11:00御浜小屋11:10→11:30御田ヶ原分岐→11:50御浜小屋12:00→13:15大平登山口泊(大平山荘)
駐車エリアはたくさんあったが鳥海ブルーラインのゲートオープンが8:00からであった
早く入山したい方はゲート内にて車中泊or山荘泊必要有りと思われる
入山者が多い土日は安心感がある。
日本海から吹き上げてくる風が強烈。
この日はゆっくり観光するつもりだったが
結局入山してコース偵察を実施。
日曜日なので入山者は多かった
5月16日
大平山荘→大平登山口05:30→08:30御浜小屋08:40→12:00鳥海山新山2236m12:10→15:10大平登山口
外輪山コース
滑落するとクラックにそのまま落ちてしまいそうだった
外輪山コースは岩登りぽい箇所多く難易度高く感じた
途中で前進不能と判断し撤退を決意する
七五三掛エリアはこの木で囲まれた通路沿いに通過するのがよさそうであったが入山前に要チェック箇所だと思います
ミスるとクラックにハマったりそのまま滑落しそうなエリア
落石エリアもあり。雪の上を転がり落ちてくるのでおそらく無音だろう
山頂付近は岩登りっぽい感じでスキーブーツでは非常に登りにくかった
コースを色々教えてもらった方に撮ってもらいました
ありがとうございます。
登山中の挨拶から情報交換が始まり結果的に事故防止に繋がる事もあるので、やはり登山中の挨拶は大事であると思われる
新山より北西方面
また来年も来たいが運転片道800キロは課題である
ソロで来てこういう箇所に落ちてしまったら誰にも発見してもらえなさそうである。要注意
スキー板を途中でデポして置いてきてしまったので肝心な部分の滑降を楽しむ事ができなかった・・・
七五三掛→千蛇谷へ
この木で囲まれた通路みたいなのに沿って進むのが正解らしい
無理に下降しようとするとクラックに阻まれる感じだった
千蛇谷コースへの下降地点が良く分からず
外輪山コースを進むが途中で無理ぽっくなり引き返した
ここは進むなの×印と思われる
間違って入り込みやすいようで間違い踏み跡があったが
進みつづけると前進不能になり滑落してしまいそうな感じでした
ここに自分は迷いこんでしまった
鳥海山&月山を組み合わせた計画を次年度は立ててみるのも良いだろう
学生登山の分野においては学生の安全確保の為どうしても装備が多くなりがちである。
1650mあたりから登山口まではだいたい雪が繋がってて滑降で一気に下山できた
山スキー実施にあたりスキー滑降訓練が課題である
大平山荘より日本海に沈む夕日を眺める。全体的に天候に恵まれた山行であった
コース上クラック多くあり。日の出直後はカチカチ雪面あり
千蛇谷は落石多くあり。
ガーミンのgps&エアリア&国土地理院ネットDLした地形図を持って行ったが途中で迷う事があった
・気象報告
5月15日日曜日曇強風ガス
11時45分1700m 御浜小屋
曇り強風ガス/10度/風力5~6/乱層雲/雲量8/風向/西南西/雲行/東/ざらめ雪
この日は日本海側から雲がもくもく湧き上がっていた。御浜小屋付近が特に風が強かった風速15m程
5月16日月曜日晴れ
12時鳥海山新山山頂2336m
晴れ/13度/風力2/高層雲/雲量5/風向/西/雲行/東/ざらめ雪(早朝は凍結あり)
風落ち着いておりおだやかな天候でした
・装備報告
初めての山&残雪期なので念のためテント本体一式を持って行った
ペナ棒はコース上にあったが、自分マーキング用に数本くらい持って行ってもよかったと思う
・食糧報告
天候が落ち着いてくる季節なので余裕があれば山行中に少し調理などもしてみるのも良いかもしれない
5月14日22時に大阪を出発し遊佐町まで800キロ運転
5月15日7時半には鳥海ブルーラインゲートに到着し。
この日は山形観光をするつもりだったが、観光地をあまり調べておらず観光は中止して
鳥海ブルーラインのゲートオープンを待ち、8時半大平登山口より入山しコース偵察を行う。
悪天候視界不良の為御田ヶ原分岐あたりで撤退した(下山時ルート間違う)、可能な場所ではシール歩行&スキー滑降も実施した。下山後大平山荘に宿泊する。
5月16日の天候は安定していた。
前日コース調べたつもりだが入山してすぐルート間違いをする
さらには下調べではおそらくこのあたりで苦戦すると思っていた七五三掛→千蛇谷への下降地点がよく分からず
外輪山コース(予定してなかったコース)でピーク目指すが、コースが滑落リスク有り危険であった。撤退するつもりで下山を開始するが、登り慣れている地元の方に色々教えてもらい千蛇谷コースでピークを目指しました。
事前下調べ不足・入山後コース間違いをしたりといった点で題があった(もっと念入りに調べるべきであった、例えば地元山岳会の人に電話やメールなどで問い合わせる等)が山スキーやるには文句なしの素晴らしいコースだったと思う
御浜小屋にスキー板をデポして千蛇谷を滑れなかったのが悔やまれる
この日も大平山荘に宿泊、夕日がきれいであった
5月17日
短い時間であるが東北観光を楽しむ
積雪期に来ると趣のある鉄道写真が撮れそうである
大学生時代ラストの活動で今は無い寝台特急日本海で青森八甲田まで行ったのだが
その際に車窓から眺めた鳥海山が見事であったのを覚えている。
機会があればいつか登りたいなと思っていたが、タイミング・天候的に今回行けそうな感じだったので計画を立てた。
部活的な事を考えて、白馬で訓練合宿のコース偵察を当初は考えていたが前線の影響で白馬エリアの天候がいまいちとはっきりしないため
北アルプスエリアより前線の影響を受けにくいであろうと思われる東北での計画を今回は立てた
5月17日帰阪
鳥海大橋より鳥海山