暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

雪崩リスク調査:白川郷野谷荘司山1797m

2022-06-12 18:00:28 | OB・OG山行レポート

山行者:OB(A49期)

2022年3月7日月曜日~3月8日火曜日

北陸岐阜野谷荘司山1797m白谷山スキー滑走

 

・総括

我が部では立山、白馬乗鞍、乗鞍、を中心に積雪期活動を実施しているが、山スキーコースの開拓が殆どできていないため今回のコース偵察を実施した。白谷では良い滑走ができたが、気温上昇に伴い雪崩の跡が見られた。山スキー滑降を実施する場合は午後の雪が緩む時間帯の滑走は控えるようにし、早い時間帯での滑走をするのが望ましいと思われる。部の活動として実施する場合は馬狩付近にベースキャンプを設営し、三方岩岳、野谷荘司山を目指し、雪の状態が良ければ滑降を狙う案などを考えても良いのではないだろうか。近年積雪不足に悩まされるが、このコースではその問題はないと思われるが、雪崩対策は必須である。

・行動内容

3月7日

付近コース偵察、駐車場確認、雪の状態の確認を実施

夏道沿いに進むが850m付近にてスノーシューでの行動が不能となり撤退。尾根沿いに進んだ方がよさそうであった

3月8日

朝方は冷え込んでいたが、天候は良く入山者も10名程いたようだ。予定通り工程を消化する

ツリーホールは4mほどあったと思われる

美しい尾根

野谷荘司山より白山方面

なかなかお目にかかれない特大雪庇

挑み甲斐のありそうなコースである

白谷滑降コースは人気があるようで新雪狙いのバックカントリー入山者も何名か見られた

滑降する場合はある程度のスキー技術が必要と思われる

雪崩跡あり。通過時は要対策

馬狩より野谷荘司山を望む。白川郷集落を見守るようにそびえている山である。

沢への転落に警戒が必要、右岸寄りにルートを取る

・気象報告

入山前に多量の積雪が見られた、3月7日12:00頃より天候回復し、白川郷集落より野谷荘司山が望めた。

3月7日

10時30分標高700m馬狩駐車場付近

気温-1度:雪:風力4:風向西北西:雲向東南:積層雲:新雪

3月8日

7時00分標高700m馬狩駐車場付近

気温-7度:晴れ:風力2:風向西:雲向東南:巻層雲:新雪

12時00分標高700m馬狩駐車場付近

気温3度:晴れ:風力1:風向西:雲向東南:巻層雲:新雪

 

3月8日

・食糧報告

多少重くなってもある程度の非常食を携行しての山行実施が望ましいと思われる

・装備報告

思ったより暖かくなりインナーがかなり汗で濡れた

・衛生報告

特になし。気温はそれほど低くならなかった為、凍傷の恐れもなかったと思われる。

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