暫定版:関西大学体育会ワンダーフォーゲル部活動報告

登山、自転車、積雪期登山などを中心とした活動を実施してます。

2022年4月18日19日白山3次偵察

2022-07-01 13:35:04 | OB・OG山行レポート

2022年4月18日19日白山3次偵察

(2021年5月1次偵察実施・2021年10月2次偵察実施)

参加者:OB(A)

目的:コース上雪崩滑落遭難等、危険個所の偵察

<コース>

4月18日7:40白峰集落→自転車→9:00一ノ瀬→11:45別当→砂防新道→15:00甚之助避難小屋(宿泊)

この日はクロスバイクで800mくらいまで行きそこからはツボ足、シール歩行を組み合わせて進む。

4月19日7:00甚之助避難小屋→→エコーライン→室堂→10:00剣ヶ峰→室堂→エコーライン→11:20甚之助避難小屋→砂防新道→12:45別当→14:10一ノ瀬→自転車→14:50白峰集落

2日目はアイゼンでピークまで行き
下りはほぼほぼツボ足で下山
スキー滑降はアイスバーン箇所が多くあり滑落リスクがあると思われたので可能な部分のみで実施

5:30日の出/18:30日没

冬期は吊り橋の板が外されている

ネット上でのレポートでは難なく通過しているように思えるが

足を踏み外したら大事故では済まない

 

スリングとカラビナで簡易ハーネスぽいのを作って通過

ビバーク候補地

 

小雨が降る中今後の残された長い行程の事を考えると気が滅入り、ここに来たことを後悔し始める。

 

日本海方面へ沈む夕陽が美しい

しかし、あまり天候は良くなく明日の行程へは不安が残る

 

 

 

避難小屋だからといっても暖かいわけではない

燃料節安の為避難小屋内部にテントを張るなども冬期の生活技術の一つであると思われる

水作りも実施

冬期は燃料管理も重要である

 

 

 

夜中は強風で雪が降っていたようだが天候が回復したため剣ヶ峰アタックを実施

 

エコーライン付近は爆風であった。1次偵察では黒ボコ岩経由でピークに向かうが、雪崩リスクがあると判断し今回はエコーライン経由でコース設定した

 

 

 

 

スキー滑降に関しては部としての練習が圧倒的に不足している

今期の課題である

 

別当手前まで除雪が進んでおりGWに向けての開山準備は着々と進んでいるようであった

このコースでは自転車も利用した

下山後の入浴施設が閉まっていた。入山前に情報収集しておくべきであった。

気象報告

 

4月18日曇り午後一時小雨→みぞれ
甚之助避難小屋2000m/15:00/小雨/10度/風力2/層雲/風向西/雲行/西南西/しもざらめ雪

東海地方を中心に雨だったようだが白山エリアはあまり影響はなかったが、別当甚之助間では冷たい雨に遭った。雨量が激しければ低体温リスクがあったと思われる

 

4月19日晴れ夜からの風徐々に収まるがエコーラインあたりより強風
室堂2450m/9:00/晴れ/3度/風力4/巻雲/風向西/雲行/西南西/しもざらめ雪

三陸沖の低気圧に向かって一時的に風が吹いていた。標高の高い場所では前夜に雪が降っていたようだ

装備報告

避難小屋泊だが、テントは念のため本体のみ持って行った
サングラスを自転車につけたまま忘れてしまった

ペナ棒1650mにて1本回収忘れあり。

食糧報告

白ネギ、シーチキン、コーンあたりがフリーズドライ食品の味気無さに食感風味を加えることができたと思う

粉末飲料忘れあり。ゼリー飲料や炭酸水は歩荷時辛いので持っていくかどうかは検討課題

・諸費用

ガソリン500キロ5000円程

高速敦賀北→福井1710円普通車昼間

 

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