長年ピアノを教えてきた よりかちゃんか゛、今日大学に合格した。私の母校の音楽科に。この一年は、特に気合い入れて、ほんとうにがんばったと思う。勉強も大変なので、そっちもがんばったし。センターが終わってからは、私も受験生のように、いっしょに楽典の総ざらいをした。やってもやっても、こわくて。前日まで あれこれと ファックスやメールで勉強した。自分自身を試されるみたいだった。もっと、きびしくするべきだったのか?とか、自問自答しながら。ピアノもどれだけレッスンしても、「これでいい。」ということがなかった。それは、一生続くことだろう。私自身も。長かった冬が終わり、春が来た。
今日は、年度最後の懇談会と授業参観だった。音楽の授業しませんか、と言われたので、12月にやった「言葉にできない」をもう一度、五年生のみんなと歌った。一ヶ月以上経っているので、覚えているかな?と思ったが、すごい、ほとんど みんな覚えていた。それに、なんだか上手になっている。歌い始めるまで 発声の時とかは、いまいちかな と思ったのに。メロディが怪しかった二番を少し練習して、最後まで歌った。そして、今回は、お母さんたちもいるので、部屋にいるみんなで、「なだそうそう」を歌った。はじめて歌ったのに、とても上手だった。キーも地声のぎりぎり高い所で歌うくらいなのて゛、こどもたちにも歌いやすいのだろう。私自身もこの曲は合唱でも教えていて歌いこんでいるので、楽しく歌った。いつもは授業参観を見ている親の立場をしているので、逆の立場はなんだか変な感じだったが、歌ったりしているともうあんまり関係なく楽しんでしまった。最後にもう一度、「きみといっしょなら」2月23日に歌った歌。やはりサビのハモリがうまくいかなかったので、そこだけ少し練習した。練習すると感覚がもどるみたいだった。でも最後は、私もハモリパートに入って歌った。みんなをひっぱるために。エンディングの六度音程がきれいに決まった!その後、懇談会。担任の先生が、いつものように道徳の授業をもう一度私たちにしてくださった。ダンスのインピッシュというグループの話だった。大体の内容はお手紙を通して知っていたが、おまけの部分で、実は先生がインピッシュの顧問の先生に実際にこどもたちの踊りを送って、しかも返事をもらっていたのには驚いた。すごい行動力。こどもたちは きっと感動したことだろう。私も感動した。こんな先生にめぐり会えて、ほんとうに幸せと思った。