Kaori's Diary 奥野かおり

奥野かおりの日記、音楽活動や、趣味、日常にあったことを書き綴ってます。

いかに教えるか

2009-12-19 09:05:51 | 受験・学校

明日の発表会のための最後の授業が昨日でした。

非常勤なので、その時間しかありません。

大学でもこんなことは、よくありましたが、学生たちにまかせるのが大事です。

先生は、いるだけでいい。助言するだけです。

もめそうになったら、助け船を出します。

こういうのは、私は苦手だったけど、だんだんできるようになりました。

癒し系のAクラスは、大体仕上がったので、歩き方や、お辞儀の仕方まで工夫しました。これは、少し助言しました。かわいらしく、ふんわりと、トトロの世界を表現します。みんな、もうすぐ保育士になるだけに、よく判っています。いろいろなアイディアが飛び出します。たった一つの短い演目でも丁寧に突き詰められてよかったと思いました。雑はいけません。

イケイケのBクラスは、やっと実習にいっていた子達がかえってきて、揃いました。

曲も紆余曲折の末、やっと決定。嵐のビューティフルディズはワンコーラス歌うことにしました。振り付けも、得意な男子が考えてみんなで練習します。こういうのは、ほんと上手です。

あまり、得意でない子に教えている光景もありました。とても、うれしかった。

この発表会が最後でみんな卒業するので、希望をなるべくとりいれてメドレーを作りました。

ゆずのいつか、中島美幸の糸、嵐、あわてんぼうのサンタクロース、です。

12時45分ぎりぎりで、どうにかフリも覚えて、まとまりました。

教えるというのは、ほんとに難しい。けど、こうやって何かをやらせるのが音楽の場合一番大事です。これにかなうものはありません。どんだけ、知識があっても、実践あるのみです。