普段、こどもがいるし、家族も5人だし、ピアノとか学校の生徒とか、人と関わる仕事をしているので、一人でいることが少ない。今、上の子がホームステイに行っていて、下の子も英語のキャンプに行っているので、今日は最後の休みということで、一人で芦屋に行った。何もしない時間が大事と思うから。仕事も気になるけど、五線譜も持って行ったけど、ほとんどの時間、ほーっとしていた。よく、日本人は遊ぶのがへた、とか、貧乏性とか、言われるけど。旅行でもせこせこと、観光するし。外国の人たちは、ぼーっとするのが上手。去年うちに来た、アメリカの親戚もそうだった。どこも行かない。芦屋で毎日遊んでいた。雨が降っても、ぬれても、海で遊んでいた。半日でも、ぼーっとしていたら、頭痛もなくなり、自然の風に吹かれて、極楽だった。いつか、こどもも巣立って、一人になったとき、自分を見失わないためにも、一人の時間を大切にしよう。
昨日、久しぶりにお墓の送り火に行った。大きな霊園なので、法要もやってくれる。かき氷などもありもちょっと楽しい送り火なのです。ろうそくに火をつけ、線香をつけて、お参りしたら、もうあまりすることはない。涼しい風が吹いていた。大きな霊園のいいところは、寂しくないところだと思う。にぎやかで、ママも喜んでいるだろう。たこ焼きを一瞬ママにあげて、帰りの車で、もう父ともねが食べていた。帰りに、中間の花火大会を堤防から少し見た。今年は、ハートと、スマイルが流行ってるのかな。うちに帰ってからも、ママの遺影のところにさくらの香りの線香をたいた。死んだ人には伝わっているかどうか、わからないけど、残されている者の慰めのためにやっているようだと思った。それにしても、今年のお盆はカジュアルだった。こういうのも許される?!
ウン十年ぶりに、関門海峡の花火を見に行った。お盆は、四国に帰るほうが多いので、ほんとに 久しぶり。電車で行った。
あまりにも、久しぶりだったので、どの辺であがるのかわからず、適当に並んでいたら、埠頭のところの建物の陰であまり見えない。それで、あわてて移動していたら、「船に乗るお客様だけ、こちらに入れマース。」と、おじさんの声がした。見ると、唐戸まで390円、とある。これに乗ろう!なんと、予期せぬ事に、海峡を渡りながら、花火を見た。門司側と、下関側と、両方見える。すばらしかった。
下関の方が人がすいていて、ゆっくり見ることができた。
8時45分の船で門司港にもどる。もう、花火は終わっていた。時々、稲光が光っていた。
娘は、いつもと違い一人っ子状態。つぶつぶアイスや、綿菓を買ってもらい、満喫していた。
帰りは、怒濤の臨時列車。でも、鈍行に並んだので座れた。列車のお出かけはいいなー。