「首が痛い」という場合に限らず、不調はたいてい、背中側に表れます。
これは、前側、お腹側は、縮む力が働き、背中側はそれに合わせて引っ張られ、その時間が長くなるほどに、循環が悪くなるので、痛みや、コリ、といった症状になるのです。
昔はテレビを観るのにも、画面から離れて、長時間観ないように、教えられましたが、パソコンが普及すると、全く、禁止事項を、思いっきりするようになってしまいました。
画面を至近距離で注視する。
ことで、目の筋肉も疲れますし、指先だけ動かして、肩首を動かさないという不均衡でコリ、痛みは助長されます。
首は重いものを乗っけている部分ですので、そうは感じなくても、常に頑張ってくれているのですね。
また、スマートフォンを操作する時間が、非常に増えました。
そもそも、目は、光るものを見つめるようには出来ていませんし、とくに、スマートフォンは低い位置で構えてしまうので、より、うつむく形になり、首への負担が、いっそう大きくなっています。
理想としては目の高さで、スマートフォンを操作したいので、ヒジの下に手を添えると良いのですが、なかなか、そうやっている人は見かけません。
うつむくということは、後頭部から背中にかけての筋肉を引っ張っている状態になります。
張った状態で固定された筋肉は、循環が出来ず、酸素や栄養を運び入れられなくなり、老廃物などを溜め込むことで、コリや痛みを感じるようになります。
固まったのなら、ストレッチなどで動かせば良いかと言うと、それは新たなケガの原因になりかねません。
固まっているものを、急に動かしたら、壊れてしまいますよね。
動かす前には、筋肉をゆるめる必要があるんです。
順番を間違えないようにしましょう。
まず、強ばった筋肉は ゆるめる→動かす。
そうすることで循環が促され、コリや痛みが解消されます。
動かさないで、ゆるめるってどういうこと?と思われるかもしれませんが、引っ張って固まっているのなら、引っ張る力をゆるめてあげれば良さそうですよね。
首の張りをゆるめるには、アゴを少し上げます。
耳の穴と鼻の穴が地面と平行になるくらいにして、ゆっくりと呼吸をします。
この位置は、気道が拡がりますので、呼吸がしやすくなります。
ゆっくり、静かに、大きく、呼吸をすることで筋肉はゆるんできます。
あとは場所があれば、ですが、後頭部を床なり、机なりに少し押しつける感じにして、そのまま、押しつけながら首を左右にゆっくり振ります。
かなり痛い場合もありますが、痛気持ち良く、スッキリしますし、視界も明るくなるかと思います。
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