久しぶりに、一日中本格的な雨でした。
水不足が少しは解消されるといいです。
気温も低く、雨降りなので、また、一つピンクッションを刺しました。
今日のような日は、「雨」という動揺を思い出します。
雨が降ります 雨が降る
遊びに行きたし 傘はなし、
紅緒のかっこも緒が切れた
雨が降ります 雨が降る
いやでもお家で遊びましょう
千代紙おりましょ たたみましょ
という歌です。
北原白秋の詩です。
短調の物悲しいメロディーです。
私が子供の頃に聞いた動揺は、明るい軽快なものもあれば、
このような物悲しい歌もありました。
でもこの歌、傘がなくて鼻緒が切れて、
外出できない貧しい少女の悲しい歌ではないですね。
雨が降ってつまらなさそうではありますが、
それほど、不幸ではないのです。
インドア派の私にはそう思える歌です。